Piastraia 2006 Michele Satta
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ピアストライア 2006 ミケーレ・サッタ
《イタリア/トスカーナ/赤/カベルネソーヴィニョン、メルロ、サンジョヴェーゼ、シラー/フルボディ》
現在の現地現行ビンテージは2009年あたり‥今回は2000年代屈指の好ビンテージである2006年のご案内です。一昔前を思うと希望小売価格もグッと下がりましたね。ミケーレ・サッタの公式サイトのWeb直販サイトでは27ユーロで販売されていますから、現地実勢はもう少し安いかも?と考えても、ググっと実勢価格に近いお値段でのご案内です。
輸入元在庫の睨めっこしましょう‥そうしましょう‥な販売となりますが、すでに輸入元在庫が二桁ということですので、早々に終了の可能性がございますのでよろしこお願いいたします。
ボルゲリと呼ばれる地域の中でもその中心地であるのはカスタネート・カルドッチ‥そう、サン・グイド(サッシカイア)、オルネライア、レ・マッキオーレなどがひしめく銀座とも言えます。一躍注目を浴びてからはオリーブ園などが次々とブドウに改植され生産者も増えましたが、このミケーレ・サッタは老舗、生粋のボルゲリの生産者でもあります。現在所有する畑は24haで、様々な品種が栽培されています。近年ではシラーの単一品種もあるようですが、かつてからミケーレ・サッタの代表的なワインと言えば、サンジョヴェーゼ単一のカヴァリエーレと、この4種混醸のピアストライアとなります。2001年(だったかな)からは、イ・カスターニというカベルベとシラーにテロルデゴを混醸したワインも生産していますね。
1991年に植樹されたメルロ、カベルネソーヴィニョン、シラーと、それ以前から栽培されていたサンジョヴェーゼを均等(25%)で混醸し、お互いの品種特性を潰すことなく補い合う意図を持たせたワインでもあります。
メルロ、シラー、サンジョヴェーゼ、カネルネの順に収穫されたブドウはオーク樽での醸し発酵が施されます。発酵中は毎日のパンチダウンが行われ約20日間、その後すぐに圧搾されバリックを中心とした樽で12ヶ月熟成されブレンド後瓶詰されます。
コルクはまぁまぁの質の4.5cm。日本仕様のバックラベルに記載のアルコール度数は13.5度。グラスは品種構成を加味してヴィノムのボルドー型です。グラスに注いでいる途中からとても良い香りがしますね。
うわおわおわおお。いわゆるスーパートスカーナ的な新樽バリック香なんですが、めっちゃタイミングがいい感じ。とても熟した果実とともにもんわかした果実香とふんわりとした樽香がとてもいい。ミケーレ・サッタにはいわゆるボルゲリ香が顕著なんだけれども‥確かに感じるんだけれども‥甘味ある果実香が勝ってる状態。カベルネ、シラー、メルロ‥ほんとそれぞれの個性を感じますね(もちサンジョヴェーゼもね)。
口に含みますと、とてもしなやかな膨らみを持つ果実味が口の中を羽毛のように満たすフルボディ。重過ぎないのよね。赤いワイン色に染まった羽毛で満たされている感じの密度がある。味わいにもスーパートスカーナ的な新樽バリックやアルコールに由来する甘味ある香味がありますが、まったくクドくない。カベルネは青さはなく甘味あるタンニンを、シラーのスパイスも熟れてますね。メルロが全体を包み込むように‥サンジョヴェーゼの酸味も骨格を形成しています。
うわぁわぁ旨いわぁ。
ピアストライア‥超久々に飲みましたが、めさくさ旨くなってる。渋味に甘味があってさらーっとシルキーなんですよね。もちろん色調も真っ黒で、それに応じた黒や紫のベリー類がしっかり熟していてムンムン、ムラムラです。
二日目もヴィノムのボルドー型。最初はミネラル香が漂いますが、すぐにムンムンとしたボルゲリらしい果実香が襲いますね。ここでオカンの差し入れがまた完璧‥アスパラガスとニンジン、ゴボウを和牛すき焼き用肉で巻いて焼いたん。
まずは二日目のワインを口に入れる。しっかりと深みが増していますね。さすがにタンニンが美味しいと思えるのは、カベルネとシラーで過半数なピアストライアならではですが、サンジョヴェーゼの酸味が下支えし、メルロがふくよかさを‥うーん、まとまってるし、各品種がええ仕事してますねん。
そこに野菜の肉巻を‥。決してカベルネに青さは感じないが、そこはかとない野菜香のニュアンスが、肉をまとい、その脂や肉汁を吸いながらも、蒸され野菜らしさを残したそれらと良く合うんですよね。カベルネはアスパラに、ゴボウはシラーかな。
この二日目はバリックな感じは果実の裏側だけれども、甘味あるモダンなスタイスはワイン単体や、チーズやドライフルーツを肴に飲めちゃいますが、やはりお肉があるといいですね。
三日目はグラスをオヴァチュアにしてみました。有り余るフルーツ香がたっぷりですね。ちょっと鉄分、HBなシャー芯、果実香の中にスモーキーなニュアンスとスパイスが入り乱れます。オヴァチュアだとさすがに、さらに詰まって感じますね。ギュっと濃厚ながら、決して暑苦しくはありません。味わいにもホロホロっとドライフルーツのニュアンスがあり、渋味もあるが甘味もある‥ボルゲリのワインらしさ溢れていますよ。
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