Brunello di Montalcino Pelagrilli 2019 Siro Pacenti
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ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・ペラグリッリ 2019 シロ・パチェンティ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ/フルボディ》
モンタルチーノの北側、パラグレッリ地区で創業したシロ・パチェンティ。輸入元資料では1971年とあるが、生産者の公式サイトでは1970年からとある。1988年シロの息子であるジャンカルロが初めて自社瓶詰めをしたこともあり、ラベルには1988年の記載がありますね。ジャンカルロはボルドー大学で醸造学を学び、モンタルチーノで最初にバリック熟成を導入した生産者としても知られています。
ブドウ畑はモンタルチーノの中心部を挟んだ北側の海抜350m付近の丘陵地であるパラグレッリ地区(粘土と砂質の混醸土壌)を中心に、南側であるピアンコルネッロにも畑を持つ。こちらは小石や瓦礫を多く含むミネラル豊かな土壌で北側と比較すると気温は高めでサンジョヴェーゼに力強さと、やわらかなタンニンをもたらしています。南側の畑は、母方が所有したいたものを継承したようで、アゴスティーナ・ピエリは母方の叔母になりますし、カナリッキオ・ディ・ソプラや、カナリッキオ・フランコ・パチェンティと父(シロ)は兄弟となり、ブルネッロを造るために生まれてきた生粋のモンタルチーノ人と言えるでしょう。
1970年の規定ではブルネッロは42ヶ月の樽熟成が必要でしたが1980年代には36ヶ月に、そして1995年から24ヶ月に短縮されます。バリックで36ヶ月、42ヶ月も熟成させることは困難ですが、24ヶ月に短縮されたからこそのバリック熟成とも言えます。バリックでの熟成は15度から16度での温度管理が重要でワインへの負担が軽減されるとのこと。また24ヶ月の樽熟成期間の内、15ヶ月から18ヶ月の頃合いがワインの味わいが決まる重要な時期で、熟成2年目の夏となるその時期は、湿度を高く、温度を低くして熟成が進み過ぎないように調整します。また、セラーの湿度を50%から90%に保つことで樽が膨張し、酸化を促す効果があるとのこと。2001年から2004年にかけて新設されたセラーでそれが可能になったのでしょうね。ちなみにエノロゴはイヴス・グロリス。
シロ・パチェンティのブルネッロ・ディ・モンタルチーノは三種類。スタンダードなものは「ペラグリッリが」の地区(クリュ)を名乗ります。そしてこの「ヴェッキエ・ヴィーネ」は、いわゆる「ヴィエイユ・ヴィーニュ」。そして「リゼルヴァ」となります。
この「ペラグリッリが」の初ビンテージは2006年。モンタルチーノの北側にある樹齢約25年のパラグリッリのクリュからのブドウが使用されます。収穫されたブドウは温度管理されたステンレスタンクでの発行の後、フランス産のバリックで24ヶ月の樽熟成。
1970年の規定ではブルネッロは42ヶ月の樽熟成が必要でしたが1980年代には36ヶ月に、そして1995年から24ヶ月に短縮されます。バリックで36ヶ月、42ヶ月も熟成させることは困難ですが、24ヶ月に短縮されたからこそのバリック熟成とも言えます。バリックでの熟成は15度から16度での温度管理が重要でワインへの負担が軽減されるとのこと。また24ヶ月の樽熟成期間の内、15ヶ月から18ヶ月の頃合いがワインの味わいが決まる重要な時期で、熟成2年目の夏となるその時期は、湿度を高く、温度を低くして熟成が進み過ぎないように調整します。また、セラーの湿度を50%から90%に保つことで樽が膨張し、酸化を促す効果があるとのこと。2001年から2004年にかけて新設されたセラーでそれが可能になったのでしょうね。ちなみにエノロゴはイヴス・グロリス。
シロ・パチェンティのブルネッロ・ディ・モンタルチーノは三種類。スタンダードなものは「ペラグリッリが」の地区(クリュ)を名乗ります。そしてこの「ヴェッキエ・ヴィーネ」は、いわゆる「ヴィエイユ・ヴィーニュ」。そして「リゼルヴァ」となります。
この「ペラグリッリが」の初ビンテージは2006年。モンタルチーノの北側にある樹齢約35年以上のペラグリッリのクリュからのブドウが使用されます。三種類のBDMの中では一番安価ですが、格下ではなく、クリュを名乗るのはこのワインのみになっています。収穫されたブドウは温度管理されたステンレスタンクでの発行の後、フランス産のバリックで24ヶ月の樽熟成。
ワインアドヴォケイト/94+点
The Siro Pacenti 2019 Brunello di Montalcino Pelagrilli is heavily marked by an oak tone that sits front and center with whiffs of campfire ash or freshly split firewood. The wine shows rock-solid concentration and a level of phenolic extraction that you don't easily find in Montalcino, unless you make it your mission. The tannins are bitter and grippy, and the oak tannins overshadow the fruit tannins at this very young stage in the wine's life. The alcohol content is a very high 15.5%. Having said all that, 2019 does offer an excellent core of dark fruit, and it has the elements, and the freshness, for long aging. If you love the wines of Siro Pacenti, then you know these wines need more bottle age.
ジェームス・サックリング/96点
Beautiful fresh fruit with crushed cherries, orange peel and flowers. Pure. Full-bodied with round and juicy fruit and a long, creamy finish. Flamboyant and beautiful with velvety and creamy tannins that provide a wonderful texture. Drink after 2027.
ワインスペクテイター/97点
Packed with vivid black cherry, black currant and plum fruit, as well as iron, sanguine and tobacco accents, this red shows some power and tension, but also grace and balance. The lingering aftertaste features bright, ripe fruit and wild herbs
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