Langhe Bianco Dragon 2024 Luigi Baudana

イタリアの白ワイン

更新履歴 2026/02/18
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3,000円(税込)

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ランゲ・ビアンコ・ドラゴン 2024 ルイジ・バウダーナ
《イタリア/ピエモンテ/白/シャルドネ、ソーヴィンヨンブラン、ナシェッタ、リースリング/辛口》

長らくグリンツィング・カヴォールのエノテカ・レジョナーレに勤めていたルイジ・バウダーナは、妻フィオリーナと合計4,5haのブドウ園を始めたのが1975年。その中には、チェレッタとバウダーナのクリュも含まれていました。幾年もの試行錯誤を繰り返し、ようやく自社瓶詰めをしたのは21年が経過した1996年の収穫からでした。しかし、セッラルンガの中での秀でたクリュを持ちながらも大きな問題に直面していました。後継者がいなかったのです。そこでルイジ・バウダーナの所有する畑の素晴らしさを理解していたジュゼツペ・ヴァイラがバウダーナ夫妻の理念を尊重しつつ、2009年から引き続きワインを造ることになったそうです。ヴァイラがワイン造りを行うようになってもセッラルンガに隣接した醸造所をそのまま使用しています。

1400万年前の土壌からなるセッラルンガ渓谷の中でも、この村の個性である優美さと堅固な構成を誇るチェレッタのクリュはマンガン豊富な土壌で標高350m付近で0,8ha。その隣ながらシルト土壌のバウダーナも標高350付近で2,6haを所有します。

●チェレッタ
トルトニアン期フォルマッイオーニ・ディ・リクイオ(圧縮されたマール)土壌で非常に古い年代層。標高は250mから395mで南東向きの急斜面。青白い粘土土が強く、アルカリ性。バローロで最も力強く、美しい酸を持ち、長期熟成に最適。

●バウダーナ
セッラルンガでもサーラバリアン期のサンタガタ・フォッシーリ(シルト、粘土)比率が高い。標高は300mから350mで南西向きの急斜面。チェレッタの西隣、パラファダ、ラッァリートの北部という立地。水捌けも良い。

現在はG.D.ヴァイラ傘下となりましたが、元々ルイジ・バウダーナがシャルドネとソーヴィニョンブランの混醸で詰めていたワイン。近年ナシェッタとリースリングも混醸されるようになりました。チェレッタの畑の一部にシャルドネとソーヴィニョンブランを。ラヴェッラ畑の頂上付近で栽培されるナシェッタとリースリングの4種の混醸。収穫後は15度の低温のステンレスタンクで約12日間の発酵、酸度が高くマロラクティック発酵は起こらない。6ヶ月の熟成後瓶詰め。

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

ALBEISAの共通瓶。スクリューキャップ。ルイジ・バウダーナらしい白地のラベルにセンスのよいフォント。ドラゴンの画もステキ。表記のアルコール度数は13度。冷蔵庫キンキン温度、グラスは迷ってザルトのユニバーサル型。色味はやや濃いめのレモンイエロー。ああ、確かに‥最初に感じるのはナシェッタの和梨のほとばしり感、シャルドネの柑橘とトロピカル系のフルーツは単体ではないが存在感あり。そこにソーヴィニョンとハーブ感と、なんかリースリングも確かにある。めっちゃ混醸。この手のワインは温度や時間経過で品種のポジションが変わるであろうがたのしみである。飲み口は、果実はシャルドネなんだけどリースリングのオイリーな感じがあり、ソーヴィニョンのハーブ水に溶け込むスパイス、やっぱりナシェッタの和梨果汁。とはいえ、やはり強いのはシャルドネで、各品種が33%のバランスではなく香味的にはシャルドネ40%な感じ。13度というのもいい。これで12.5度だと物足りない香り水だったと思うが、13,5度だとぼったりとしていたはずだ。いやあ、旨味シャルドネ、酸味ソーヴィニョンかなあ。リースリングとソーヴィニョンの嫌な部分がないのもいい。いい意味で融合できてないというか境目が比較的ハッキリしているのもおもしろい。ただ、前述の通り時間経過と温度で変わってはきそうだけれども。

混醸は色んな個性が色んな料理とどこか合う、成立するんだけれども、ちっとも想像できない。肉?魚?野菜かなああ。肉なり魚なり種類と調理法でツボはたくさんあるはずなんだけれども。

少し時間経過と少し温度が上がってきました。個性の入れ替えというよりもまとまりの方が強いですね。クッキリしていた各品種の個性がうまく馴染んできました。温度の上昇は旨味を前にしますが、ユルさはなくとてもおいしい。いや、シャルドネは少し大人しくなってきた。ナシェッタとソーヴィニョンのミネラル、リースリグのオイリーさが少し前に出てきたように感じる。まあ、これだから混醸はおもしろい。

二日目は冷やし過ぎない程度、ザルトのユニバーサル型。それにしてもラベルデザインいいですね。この柑橘感は、シャルドネとナシェッタかな。少し黄色に振った柑橘香。温度を下げ過ぎてないのも理由だと思うのですが、飲み口にまとまりがあり、オイリーな部分もある。旨味も出てきてて、4種の品種の共演感は二日目にもあってとてもたのしい。酸味、苦味とも終盤に引き締めてくれるのもいい。ワイン単体でも‥予想外のアッビナメントも期待できるワイン。

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