Roero Arneis 2021 Bruno Giacosa
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ロエロ・アルネイス 2021 ブルーノ・ジャコーザ
《イタリア/ピエモンテ/白/アルネイス/辛口》
本筋はブルーノ・ジャコーザの本拠地であるネイヴェ‥つまりバルバレスコの銘醸。祖父カルロ、父マリオ‥そして現当主であるブルーノと三世代に渡り、その名声を築きあげてきました。
現在、自社で所有する畑は約20ha。過半数は買いブドウでワインを醸していますが、これは祖父カルロも、父マリオもブドウの仲買人も仕事だった歴史があるんですね。とはいえ、カルロ氏は自社での醸造も初めていたんですね。第二次世界大戦の戦中や戦後は、ボトルワインの市場がなかったために瓶詰めのみで量り売りをしていた時期もあるそうですが、1961年‥1929年生まれのブルーノ氏の名前を冠した"ブルーノ・ジャコーザ"が誕生しました。うーん、なんて孫思いのじいちゃんだったのでしょう‥と思うが、この地方では祖父の名前を継ぐのはよくあることのようですね。
今なお、買いブドウも使用していますが、仲買人の家系な歴史は、どこの畑が優れているのか、誰が栽培しているブドウが優れているのか‥熟知しているんですね。そんなブルーノ・ジャコーザのワイン達…実は、ラベルには二種類の表記があるんですね。
・(Casa Vinicola) Bruno Giacosa
契約農家の畑から購入したブドウで醸されるワイン。
・Az.Ag.Falletto di Bruno Giacosa
自社で所有する畑から収穫されたブドウで醸されるワイン。
こう書くと、後者の方が‥というイメージありますよね。しかし、そこは長年買いブドウでの醸造の歴史を持つブルーノ・ジャコーザ‥すべてはネイヴェの醸造所で醸造されますし、買いブドウと自社ブドウでの醸造方法に差はありません。もちろん買いであれ、自社であれブルーノ・ジャコーザのクオリティーに差はありません。
ロエロ地区の15軒の古くからな馴染みの契約農家から買い付けるアルネイス種もジャコーザの品質基準をクリアした良質なもの。16度から17度に温度管理されたステンレスタンクで25日間の醸しと発酵後、タンク内で4ヶ月ほどの熟成が施され瓶詰。2013年、2014年は13度、2015年と2016年は13.5度、2017年は14度でしたが、2018年、2019年は13.5度、2020年とこの2021年は14度となります。
飲んでみました。
お馴染みのボルドー型瓶に白地のシンプルながら、ジャコーザらしいラベル。コルクもなさすがの質の5cmで抜かりなし。冷蔵庫キンキン温度、グラスはシュピゲラウ、ディフィニッションのユニバーサル型…その後、毒味も忘れて飲んでしまいました‥。
初回よりもやや落ち着いてきた感覚。樽は使用していませんが、非常にしなやかで濃密。ジャミーではない果実そのものの熟度の高さが実感できます。白い花と白い果肉の果汁がしっとりとまろやか。ながら、溶け込んだ酸味と苦味があり重すぎず、ダレない。ロエロ・アルネイス界最上のワインと言われれば納得しちゃいますね。ミネラル、果実味均等な厚みがあり支え合う揺るぎのなさ。一般的なロエロ・アルネイスとはスケール感が違いますね。もちろん、口の中を満たす大きさもありますが、深い密度があり非常に満足度が高い。綿密な果実味は高いだけのことはある‥を実感させてくれます。
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