Picol Sauvignon Blanc 2001 Lis Neris
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ピコル ソーヴィニョン・ブラン 2001 リス・ネリス
《イタリア/フリウリ/白/ソーヴニィンブラン/辛口》
フリウリはゴリツィア県、サン・ロレンツォ・イソンティーノ地区に位置するのがこのリス・ネリス。その北側はスロヴェニアとの国境に接し、南側はイソンツォ河の川岸が広がります。もともとこの土地は、東アルプスの氷河から流れ出た水によって侵食された大地で、石灰質土壌が主体となります。4世代前の1897年にこの地に移住し、1954年からワインの生産を始めた歴史ある造り手ですが、現当主であるアルヴァロ・ペコラーリ氏の代となり、1981年から、量よりも質を追求し、畑での葡萄栽培から醸造に至るまで全行程での改革が品質向上をもたらし今日に至ります。
そのラインナップはフリウリ・イソンツォDOCを名乗る品種名のみのトラディショナルラインと、品種名にクリュ名が着くセレクションは、いずれも単一品種で。混醸モノはIGTとなるようですね。2012年度版のヴェロネッリ誌では、土着品種ヴェルドゥツォからなる2008年のパッシートがソーレを獲得していますね。
リス・ネリスが所有するグリス、ピコル、ジュローサ、ネリスの葡萄園では、全ての苗木は密植され、贅沢な剪定でhaあたりの収量は低く、質の良い葡萄のみが栽培、収穫されます。ソーヴィニョン・ピコルは、サン・ロレンツォ地区の葡萄園であるピコルを主体に、ジュローサ、グリスで栽培されているソーヴニョンブランを手摘みで収穫‥その80%は18度に温度管理されたステンレスタンクで、残りの20%は20〜22度に温度管理された500Lのフランス産のオーク樽で発酵されます。近年、アルヴァロ・ペコラーリ氏は樽でのアルコール発酵の重要性を見直しており、クリュを名乗るワイン達から、それを導入し始めているようです。熟成は、澱を接触させるシュール・リーで、発酵時と同じ樽を使い、週に2度のバトナージュを施しながらの11ヶ月の樽熟成後、瓶詰め‥焼く4ヶ月の瓶熟成が施されリリースとなりますが、今回ご紹介するのはリス・ネリス秘蔵の蔵出し古酒なんですね。
日本市場はそろそろ2009年に変更となる頃合に蔵出しされたのは、2001年と2003年、2004年。まずは2001年と2004年の確保をさせて頂きました。
実はこれまでリス・ネリスは扱ったことがなかったものですから、これを機にソーヴィニョン・ピコル2008と、シャルドネ・ユローサ2009を飲んでみたのですが、素晴らしい生産者ですね。いい意味でイタリアらしくないかもしれませんが、世界のソーヴィニョンやシャルドネの市場にモダンなワインとしてではなく、エレガントなワインとして太刀打ちできるかもしれないワインであり、生産者という印象です。冷涼でミネラルも多く感じますが、全量樽熟成でなく、ほどよく樽とステンレスの利点が混じりバランスを取っている‥。また、ほどよい厚みと、暑く感じさせないアルコールを持つ透明度の高い液体からは、しっかりと香味を力強く感じることができるので濃縮したような濃さではないしっかりとした香味に由来する濃さにも感じるそれは疲れさせないんですよね。
そんなリス・ネリスの上級ラインのソーヴィニョン・ブランとなるピコルの古酒‥なんてったって蔵出です。自社で熟成のポテンシャルを計るためにきっとストックされていたのかと思いますが、リス・ネリスの‥フリウリの可能性を‥ソーヴィニョン・ブランの熟成後の姿を‥ご確認下さい!!
ちなみにこの2001年のアルコール度数表記は13.5度となります。
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