Barolo Riserva Speciale 1970 Azienda Sa Martino / Pira Secondo & Figli
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バローロ・リゼルヴァ・スペチアーレ 1970 アジェンダ・サン・マルティーノ/ピラ・セコンド・エ・フィーリ
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ/フルボディ》
かなりの珍品です。ラベルの紋章には「Azienda San Martino Trino」の記載があり、ラベルには「Barolo」の文字(この年代はDOCGではなくDOC)、肩部分のシールに、「Riserva 1970 Speciale」の文字が入ります。ラベルを読み進めていうと、セッラルンガ・ダルバのマレンカとマルゲリアの畑からのブドウが使用されるリゼルヴァ格であることも記載があります。そして、このワインの生産(醸造)、瓶詰めしたのは‥アジェンダ・サン・マルティーノではなく、ピラ・セコンド・エ・フィーリと記載されています。つまり、このワインはピラ・セコンド・エ・フィーリがアジェンダ・サン・マルティーノのために醸造と瓶詰めをしたもの‥となります。
では、ピラ・セコンド・エ・フィーリとは?ピラを名乗る生産者ですぐに思いつくのは「E.Pira e Figli(イー・ピラ・エ・フィーリ・キアラ・ボスキス)」または「Luigi Pira(ルイジ・ピラ)」ではないでしょうか?もちろん、他にもピラという名前の生産者はいるかもしれません。
このピラ・セコンド・エ・フィーリはセッラルンガ・ダルバとなっています。E.Piraはバローロ村、Luigi Piraはセッラ・ルンガ・ダルバ‥。となると、このピラ・セコンド・エ・フィーリは、ルイジ・ピラの前身なのでは?と推測されます。
そして、その推測を裏付けるのが、このバローロ・リゼルヴァ・スペチアーレに使用されるブドウの畑、そう、マレンカとマルゲリアの畑からのブドウと明記されています。ルイジ・ピラのクリュバローロは三種類、リオンダ、マレンカ、マルゲリア‥ビンゴ!のはずですね。マレンカはGAJAとそのクリュを二分する畑、マルゲリアはGAJAではスペルスの名前でリリースされる畑。ほおお、これはレアだわ。
さて‥状態は、ピラ・セコンド・エ・フィーリのオリジナルとは違うラベルですね。前述の情報もバックラベルではなくすべて表ラベルの記載となります。クリーム色地のラベルに擦れや汚れ、小捲れもありますが全体的にはキレイな状態ですので気にしない、気にしない。キャップシールは経年相応で、すべてのボトルでくるくると回り(かなり薄いので慎重にね)、液漏れも経年を思うと高い位置をキープしており液漏れはないはずです。色調は透明度がありますが、まだまだ深い赤色ですね。もう少し明るさがあるかと思っていましたが、70年とは思えない深さです。瓶底には経年相応の澱が沈澱しているようで、瓶の凹みが少ないので底を覆う感じですね。濁りやモヤりもなく状態はバッチリです。720ml規格、表記のアルコール度数は13,8度となります。
1970年といえば、ヨシチャンの誕生年のみならずピエモンテの優良年のひとつですね。この色調を見ればまだまだ熟成も可能かと思いますが、飲み頃だとも思いますよ。リゼルヴァ格のWクリュ、こんな掘り出し物はなかなかおまへん!
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