Barolo Cannubi 1988 Prunotto
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バローロ・ブッシア 1996 プルノット
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ/フルボディ》
プルノット社は日本市場でも古くから紹介されている老舗。ピエモンテはアルバに本拠地を置き、元々は、第一次世界大戦後、運営の苦しかったランゲ・ワイン協同組合をアルフレッド・プルノット氏が1923年に買い取ったことから、プルノットの歴史は始まります。アルフレッド・プルノット氏は、経営者としてだけではなく醸造家としても手腕を発揮‥当時から輸出も盛んで、世界市場でピエモンテワインと言えば?なほどの名声も。30年以上渡りプルノットを守ってきたアルフレッド氏でしたが、1956年に勇退‥友人である醸造家のペッペ・コッラに譲渡しました。後継者が居なかったのかな?ペッペ・コッラは弟のティノ・コッラの協力を得て、プルノットの品質を保ちながらアルフレッドの意思を継ぎ、名前もプルノットのままで運営します。
そして1989年、プルノットはコッラ兄弟から、当時から販売協力関係にもあったアンティノリ社に引き継がれるます。実際の醸造などは1995年頃までコッラ兄弟が関与していたとのこと。アンティノリとしても、買収はすれど、その文化や歴史をすぐに変えることなく‥は、変える必要がなかったほど、コッラ兄弟の構成が偉大だったんでしょうね。
実はプルノットは、ランゲ・ワイン協同組合がその元であることからもわかる通り、設立当初から長らく、農家からの買い入れブドウでワインを醸していました。もちろんコッラ兄弟の時代には、少なからず自社畑を持っていたようですが、基本的には買いブドウでの生産です。アンティノリが所有者となって変わったのは、1990年にはブッシアの畑を…その後もバルバレスコ地区の畑などを買い増ししてきました。また、醸造に関してもアンティノリが所有者となってから、500Lのそれまでよりは小樽も使うようになったそうです。
さて‥状態は、肩部分に凸モールドのあるオリジナルのボルドー型便。プロノットらしい白地のラベルは全体的に擦れや汚れがあり、一部は欠損、捲れがありますが気にしない、気にしない。キャップシールはとても良い状態。DOCGのピンクの帯封はやや褪せがあり、端に疲れがありますが問題ありませんね。帯封はシール裾を跨ぐように縦貼りですのでくるくるとは回りませんが、液面は十分な高さをキープしており、液漏れはないはずです。液色はネッビオーロらしいオレンジが挿す赤ですが、まだまだ深く暗い。もちろんクリア。瓶底の凹み外周には、幾つかの小さな塊の澱がひとつ、ふたつ。経年を思うと澱は微量ですね。とても状態の良い古酒ですね。ラベルに向かって右上に記載の生産本数は11,730本、ナンバリングがあります。1988年、この色合い、状態ならまだまだ熟成は可能ですが、もちろん、もう飲み始めてもオッケーです。プルノットはブッシアを扱うことが多いのですが、久々のカンヌビ、これは楽しみですね。ちなみに表記のアルコール度数は13,5度となります。
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