Montevertine 2019 Montevertine

トスカーナ州の赤 > Montevertine

更新履歴 2023/01/09
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9,800円(税込)

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モンテヴェルティーネ 2019 モンテヴェルティーネ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ90%、カナイオーロ5%、コロリーノ5%/フルボディ》

キャンティ・クラッシコ地区の中でも比較的標高の高いラッダ・イン・キャンティにアジェンダを構えるモンテヴェルティーネは。1921年、ミラノ生まれ。20歳の時、ポッジボンシにある父の鉄鋼業を引き継ぐためにトスカーナに移住、ヨーロッパの鉄鋼危機の前、1960年台半ばに事業を売却しました。1968年、別荘として、海抜425mのその地を取得。ラッダに住んでいたブドウ栽培農家のブルーノ・ヴィーニと共にブドウの栽培を始めます。1971年にはジュジオ・ガンベッリが合流し最初のキャンティ・クラッシコが誕生します。リゼルヴァは1975年から、レ・ペルゴレ・トルテは1997年にデビューすることになります。残念ながら2000年の11月14日、セルジオ・マネッティは他界しますが、その後息子のマルティーノ・マネッティの時代が始まります。現在はブルーノ・ヴィーニ氏も他界し、ジュリオ・ガンベリの愛弟子であったエノロゴ、パオロ・サルヴィと共にモンテヴェルティーネを守ります。

当時のDOC法にあったキャンティに白ブドウをブレンドすることを嫌い、1977年に古木から収穫されたサンジョベーゼ100%でのみ醸造、当時VDTととしてリリースされたのが、レ・ペルゴレ・トルテですね。枠に囚われないサンジョヴェーゼの造り手として一躍トップ生産者になりました。しかしモンテヴェルティーネの基軸となるのは、その名を冠するこのモンテヴェルティーネ。1971年が初ビンテージ、1981年まではキャンティ・クラッシコを名乗り、その規定の範疇でワイン造りをしていたはずですが1982年からはIGT(当初はVDTかな)に。DOC法に捕われないワイン造りを追し1985年にはキャンティ・クラッシコ協会からも脱退してしまいました。

そんな革新派であるモンテヴェルティーネではありますが、その酒質は今となってはクラシカルに感じるほどブドウ品種‥サンジョベーゼの個性を素直に表現した作品に仕上がっており、キャンティ・クラッシコよりもキャンティ・クラッシコらしい‥という皮肉な結果をもたらします。

キャンティ・クラッシコ的な位置づけで例えるとCCRのような存在なのがその名もモンテヴェルティーネの「モンテヴェルティーネ」。モンテヴェルティーネの名を関する軸となるワインでもあります。かつては、CCRをあざ笑うようにわざわざ「モンテヴェルティーネ・リゼルヴァ」と、「リゼルヴァ」を付けていた時代もありましたが、今は付けていません。これは、スペック的に「リゼルヴァ」格かどうか‥という問題ではなく、あくまでもウチはキャンティ・クラッシコ(・リゼルヴァ)なんて名乗んねーよ!でも、オマイラのリゼルヴァってなんやねん!という感じだと思われます。もちろん、IGTは名乗るわけで、IGTでリゼルヴァは名乗っちゃダメな規定が出来た‥という可能性もあるが調べてません(調べろよ)。なお、イル・ソダッチオのクリュは植え替えのため1998年がラストビンテージとなっています。

収穫後のブドウはコンクリート製の容器で21日間発酵後、同容器でマロラクティック発酵。、スラヴォニア産とアリエ産のの樽併用で24ヶ月の熟成後瓶詰め。約6ヶ月の瓶熟成を経てリリースされます。なお、レ・ペルゴレ・トルテの樽熟成は最初にスラヴォニア産の大樽で12ヶ月、そこからアリエ産のバリックで12ヶ月と相違点があります。

ヴィノス/96点

The 2019 Montevertine is absolutely gorgeous. Plush and silky, with terrific depth, the 2019 impresses with its exceptional balance. In most years, the tannins can be a bit fierce, but in 2019 they are surprisingly soft and caressing in relative terms. Once again, I am quite struck by the sheer richness in the 2019. Black cherry, plum, lavender, spice, tobacco and incense build in this decidedly potent Montevertine. This is an especially fine edition and a very serious wine. Impressive. In 2019, Montevertine will give Pergole Torte a run for its money.

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