Barolo Falletto Vigna Le Rocche Riserva 2011 Bruno Giacosa

ピエモンテ州の赤 > Bruno Giacosa

更新履歴 2017/05/23
販売価格

89,800円(税込)

在庫数 SOLD OUT



バローロ・ファレット・ヴィーニャ・レ・ロッケ・リゼルヴァ 2011 ブルーノ・ジャコーザ
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ/フルボディ》


本筋はブルーノ・ジャコーザの本拠地であるネイヴェ‥つまりバルバレスコの銘醸。祖父カルロ、父マリオ‥そして現当主であるブルーノと三世代に渡り、その名声を築きあげてきました。

現在、自社で所有する畑は約20ha。過半数は買いブドウでワインを醸していますが、これは祖父カルロも、父マリオもブドウの仲買人も仕事だった歴史があるんですね。とはいえ、カルロ氏は自社での醸造も初めていたんですね。第二次世界大戦の戦中や戦後は、ボトルワインの市場がなかったために瓶詰めのみで量り売りをしていた時期もあるそうですが、1961年‥1929年生まれのブルーノ氏の名前を冠した"ブルーノ・ジャコーザ"が誕生しました。うーん、なんて孫思いのじいちゃんだったのでしょう‥と思うが、この地方では祖父の名前を継ぐのはよくあることのようですね。

今なお、買いブドウも使用していますが、仲買人の家系な歴史は、どこの畑が優れているのか、誰が栽培しているブドウが優れているのか‥熟知しているんですね。そんなブルーノ・ジャコーザのワイン達…実は、ラベルには二種類の表記があるんですね。


・(Casa Vinicola) Bruno Giacosa

 契約農家の畑から購入したブドウで醸されるワイン。

・Az.Ag.Falletto di Bruno Giacosa

 自社で所有する畑から収穫されたブドウで醸されるワイン。


こう書くと、後者の方が‥というイメージありますよね。しかし、そこは長年買いブドウでの醸造の歴史を持つブルーノ・ジャコーザ‥すべてはネイヴェの醸造所で醸造されますし、買いブドウと自社ブドウでの醸造方法に差はありません。もちろん買いであれ、自社であれブルーノ・ジャコーザのクオリティーに差はありません。

輸入元の資料によれば「バローロ・レ・ロッケ・デル・ファレット・ディ・セッラルンガ・ダルバ」と2009年までの名前が使用されていますが、全くリリースされなかった2010年を飛ばして2011年からは「バローロ・ファレット・ヴィーニャ・レ・ロッケ」という名前に変更になっています。これは畑名の名乗り方に関してDOCG規定が改定されたのでは?と想像しています。2011年は村名、ファレット・ヴィーニャ・レ・ロッケ(白ラベル)は生産されておらず、村名(ファレット)と、リゼルヴァ(赤ラベル)のみの生産となります。

2011年のバローロ・リゼルヴァは、最高28度までに温度管理されたステンレスタンクでの醸しとアルコール発酵を約22日間の後、マロラクティック発酵を経て、27hlと55hlの大樽で30ヶ月の樽熟成後瓶詰め。30ヶ月以上の瓶熟成を経てリリースされます。生産本数はフルボトルで8,000本、マグナムで1,000本、ダブリマグナムが200本となります。

さて‥状態は、どうしても赤ジャコの赤ラベルは擦れなどが目立ちますが気にしない、気にしない。その代わりと言ってはなんですが、キャップシールの状態はすこぶる良い。銀ハゲもなし、新しいタイプのDOOCの帯封もとてもキレイな状態です。帯封はシール裾を跨ぐように横巻きですのでくるくるとは回しませんが、液面は高い位置をキープしており、液漏れはないはずです。瓶底の凹み外周に沈み、固まっている澱がありますが、その量は少ない。状態はとても良いボトルですよ。2011年、は、まだ現行比10年経過しないのがさすがジャコーザですが、赤ジャコ詰めるんだから、良いビンテージであることは間違いありません。ワイン誌各紙の評価も文句なし。あたしマッセートよりも安いんだからこっち買います(比較できないけどね)。

ガンベロロッソ/トレ・ビッキエリ

ヴェロネッリ/98点(G.B.)/年間最優秀赤ワイン

ジェームス・サックリング/100点
This reminds me of the perfect 2000. Aromas of blackberries, violets, smoke and sliced plums. Subtle, classic beauty for the nose. Full-bodied yet tight and refined. It starts off very slowly, but the finish comes after one minute of tasting. Spellbinding wine. So savory and salty. Extraordinary. 7,000 bottles.(02/2017)

ワインアドヴォケイト/97点(M.L.)
Here we have the venerated red label. The Bruno Giacosa 2011 Barolo Riserva Falletto Vigne Le Rocche commands attention and respect. The wine successfully, and somewhat magically, turns the tables on the overdone exuberance of the warm vintage and the natural heft that is inherent to Serralunga d'Alba. It does a great job of reining in all that power and transforming it into streamlined elegance instead. The wine opens to a dark and penetrating color and an immediately expressive bouquet. Thick layers of dark fruit, iron-rich earth, balsam herb, Darjeeling tea, dried ginger and cherry cola rise from the bouquet. The wine's Falletto signature is very strong. This is a Grande Vino with the proverbial capital G and capital V.(06/2017)

デキャンター/97点(R.B.)
Possibly Bruno Giacosa’s famously taciturn nature has contributed to the iconic status he enjoys, as a kind of paradoxical self-promotion in reverse. However that may be, behind those dark-rimmed spectacles lies one of Italy’s greatest wine producers of all time. He did his apprenticeship selecting grapes for the family business and used bought-in grapes for the first wines he made at his own company. In 1982 he acquired the 3ha Falletto vineyard at Serralunga, which is the source of his Barolo. Southwest-facing in a natural amphitheatre, with sandstone and silty marl soils, it is by common consensus one of the finest crus of the Langhe. Giacosa once said that he preferred his wines to speak for him and this perhaps explains his legendary perfectionism. He will never bottle a wine until he considers it ready and will never bring out a vintage unless it completely convinces him, which makes the release of the Vigna Le Rocche Riserva a truly iconic event. There's an immediate rush of aroma on the nose; prune, nutmeg, pressed flowers, a touch of camphor, a hint of bay leaf and then the most classic tar and roses. Round, deep, broad and richly textured on the palate; still very compact but already majestic.(08/2017)

 

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