Chianti Classico 2015 Monteraponi

トスカーナ州の赤 > Monteraponi

更新履歴 2017/11/18
販売価格

3,000円(税込)

在庫数 SOLD OUT

キャンティ・クラッシコ 2015 モンテラポーニ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ100%/ミディアム》


キャンティ・クラッシコ地区の数あるコムーネの中でも、比較的標高が高くその繊細でデリケートな酸を持つサンジョヴェーゼを数多く生むのがラッダ・イン・キャンティ。そんなラッダの中心街から約3kmほど南西に位置するモンテラポーニという小高い丘の頂上にアジェンダを構えます。モンテラポーニの畑と熟成庫は998年より存在していたとされ当時の所有者はこの蔵の最高のワイン名前になっているウーゴ男爵でした。3つの塔を囲む四角形に構築された忠誠の町並みを修復・復元した建造物はウーゴ男爵から修道院の手に渡り、現在の所有者であるブラガンディ家が購入したのは1974年とのこと。ラッダらしい高い位置に所有する土地は200haながら、ブドウ畑は標高が420mから560mに位置する10ha、内8haがキャンティ・クラッシコDOCG認定の畑となります。

現当主であるミケーレ・ブラガンディ氏によって2003年からビオロジックに切り替え、自社瓶詰めを開始し、2009年に認定を受けました。砂質や、ガレストロの非常に痩せた土地、森に囲まれたモンテラポーニ特有のミクロクリマを持ちます。仕立てはグイヨが中心で年によって畝の間に様々な植物を植えることで緑肥を行い、土壌を管理しています。2007年からはマストロヤンニ、ボスカレッリ、グラッタマッコなども担当するマウリツィオ・カステッリ氏がエノロゴを勤めています。

醸すキャンティ・クラッシコは三種類。それ以外にもエントリーラインのロッソ(IGT)や、サンジョヴェーゼとメルロからなるロゼ、トレッビアーノの白、ヴィン・サントなどを醸造、グラッパやオリーブオイルもありアグリツーリズモも営んでいます。


モンテラポーニの軸となるキャンティ・クラッシコ。畑はモンテラポーニの最高峰であるCCRバロン・ウーゴの畑のある丘の斜面の下部。下部とはいえ標高は450mを超えます。平均樹齢役15年の比較的若樹からのブドウとなりますがこれらの樹は、そのバロン・ウーゴ畑で栽培されている樹をマッサル・セレクションで植樹したもの。

手詰みでの収穫後、ブルゴーニュ地方で盛んに使用されているDemoisy社の除梗機で皮を傷つけないように丁寧に除梗。最高28度を超えないように配慮されながらも温度管理はされていません。ナンブロ社の楕円形セメントタンクでの野生酵母のみでのアルコール発酵とマセラシオンは46日間という長期発酵となります。ブドウのブドウの出来のよい年号は長くなるようです。期間中は定期的にピジャージュとルモンタージュを行成後、フランス産とスラヴォニア産の大樽で16ヶ月の樽熟成。セメントタンクで1ヶ月ほど休ませ、下弦の月の時期に無濾過、無清澄、自重によって瓶詰めされます。


 2015年のビンテージ情報

 春は程よく雨が降ったおかげで土壌に水分が十分に行き渡りました。
 夏からは31〜34℃の暑い日が続き、また夜間は15度程度になるなど、
 昼夜の寒暖差も大きく、ブドウは順調に成長しました。
 8月中旬には程よく雨も降ったおかげで水不足になることもなく非常
 に高品質なブドウを収穫することが出来ました。


独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味


モンテラポーニのラベルデザインは好みです。畑や醸造所、紋章、書体使いも情報量が多いながらも洗練されていますね。正直、ラベルはデザインされていてもキャップシールまで‥といかないのがこの価格帯、格ですが、キャップシールもデザインされていますし、質もいい。それにボトル自体もスタンダードなCCだから‥この程度でいいや感がない上級クラス同等の瓶が奢られています。コルクはまあまあの質の4.5cm、グラスはまずはヴィノムのキャンティ型です。ちなみにアルコール度数は2011年は14度、2012年は13度、2014年は華麗にスルーしましたが、この2015年は13.5度となります。

決して薄くはない。透明度はもちろんあるが、思ったよりも暗めの赤。スミレの華やかさと同様に、土壌由来のミネラル香が例年よりも主張していますね。このワインを毒味する少し前に2014年のパッソロッソ(エトナ)を飲んでいますが、どの土壌感、共通項があるように思います。黒い、焼けた(火山性のようん)、硝煙反応のある感じの土壌由来のミネラルの香りは少し鉱物的にも感じます。いや、安心して下さい。もちろん、キャンティ・クラッシコ、サンジョヴェーゼらしいチェリーやベリー系の果実香もありますし、あくまでもそれ主体なんですが、脇役として目立つのがそれ‥という意味ですから。

香りからしてカチっとした構成感を感じますね。樽香は控えめであくまでも果実や土壌を感じさせる香りが主体。2015年ですから超優良ビンテージですが、暑い過熟感は皆無。ここは、標高の高いラッダならではかもしれませんが、逆に涼しさをも感じさせない「ちょうど」なバランスも2015年らしい。

まだ、グラスからの情報の強さを感じる。ヴィノムのキャンティ型だからこその、先細りにまとまる強さ。まあ、でも飲んでみよう。口に含みますと‥

うーん、これはすばらしい!

研ぎすまされた(この表現ぴったり)輪郭、決して分厚いボディがあるわけではないが、ミディアムボディながら洗練されている。輪郭はイガつくことも凸凹とすることもない。いい意味で瑞々しさの中にしっかりとフルーツが溶け込んでいて、隙もなければ、ヌケもない。まったくストレスなく喉を通る。派手なスミレもなければ、果実味に濃さを感じるわけではない(薄いという意味ではない)。

モンテヴェルティーネのピアン・デル・チャンポロの三日目を飲んだあとの‥初日です。同じラッダですが、その共通項もあるけれども、方やIGT、こちらはキャンティ・クラッシコDOCGの分別はついてる。めっちゃ納得しています。

これはラッダらしい冷涼さを持つ、とてもエレガントなキャンティ・クラッシコの決定版で間違いない。

線が細いとは言わないが、太さが売りではない。その複雑さをも繊細。余韻へもズ太い果実味が続くのではなく、ツーっと‥が、このモンテラポーニ。モンテラポーニのCCとして絶好調の状態、ビンテージであるのは間違いない。

ヌケのない密度感。これは西野嘉高が重視する良いワインの条件。もちろん、それを感じるが密度感と、ミディアムか?フルボディか?はまた違うモノサシであることも確認して頂きたい。あくまでもミディアムだし、13.5度に抑えられた(語弊あり)スムーズな飲み口が、さらにミディアムという程よさに磨きを、拍車をかける。

繊細な複雑さはとてもエレガント。これを「物足りない」と感じるのであれば、それは感受性が鈍いのかもしれない。2014年のCCRからCCへデクラッセされたバロン・ウーゴにも似たエレガントさがある。

2014年のスタンダードなCCは12.5度だったようです。そして、デクラッセされたCC・バロン・ウーゴは13.5度と奇しくも同じ度数です。

二杯目です。同じ価格だからと言って、このワインはあくまでも(卑下しているわけではない)ヴィノムのキャンティ型が似合うはずだが、あえて、ピアン・デル・チャンポロ2015年(モンテヴェルティオーネ)に似合ってた、ヴィノムのブルネッロ型で挑みます。

………

………

うん。これでもイケてる。決して大き過ぎる感(=不足感)はありませんが、まあ、やっぱりキャンティ型の方が似合ってるかな(どないやねん)。移し替えます(ジャー。ここでエアルングされてます)。少し、茹でた小豆っぽさも出てきました。それに応じて果実味に甘味も。樽も相変わらず馴染み、意識させない。終盤に渋味。

サンジョヴェーゼ好きですが‥

キャンティ・クラッシコとしての良いサンジョヴェーゼと、

モンタルチーノとしての良いサンジョヴェーゼと、

IGTとしてのの良いサンジョヴェーゼを、

ちゃんと分けれるんです。いや、分けるべきなんです。

2014年のモンテラポーニのCCは駄作だと思いますが(リリース時しか飲んでないから、今良くなってたとしても知らんがな)、この2015年はマジで素晴らしい。

二日目です。グラスはヴィノムのキャンティ型から。十分に熟した果実達。なめらかな甘味があり、甘味のある栗とか、サツマイモのようにも似た甘味、モンテラポーニは小豆ではなく、栗やサツマイモ系かもしれない。まったくアルコール感が希薄というわけではなく、スミレのリキュールっぽさ、そこに甘味も感じる。

とてもやさしく、やわらかな輪郭。出過ぎることのない旨味、上質な酸味と渋味もしっとりと果実味に寄り添い、溶け合う。まとまりとは溶け合うことかな。真っ当なミディアムボディだけれども、密度の高さはオリガミ付き。スムーズでとても飲みやすい。

スミレのスパイスや、紫の香りは終盤の方が顕著で余韻に繋がる。深いなあ。深イイなあ。

何度も書くが(たぶん)、決してアカラサマな濃さの演出もないし、これだけスムーズな飲み口となると、琴線に触れないかも‥ぜひ、少し飲み手から近づいてあげて欲しい。ほんの少しでいいから、このワインの静かで、上品な果実味達は、こちらから近づかないと感じ難いかもしれない。ただ、それは難しいことではない。

マルティーノ・マネッティの造るモンテヴェルティーネも、ミケーレ・ブラガンディの造るモンテラポーニにも同じラッダのサンジョヴェーゼとして大好物だが、いい意味で波があるんですよね。毎年飲みはするが、毎年扱うかは飲んでみないとわからない。ただ、その波が「絶好調」だとかけがえなく、代え難い。2015年は両生産者にとってかけがえのない、代え難いビンテージになった模様。ただ、それが一般的な優良ビンテージと重なっただけで、それだけが理由ではない。

二日目の二杯目も初日同様にヴィノムのブルネッロ型にしてみる。いいですね。よりスミレが強くなる。とても繊細で上品なのでヴィノムのキャンティ型あたりで納まりもいいし、まとまっており、それ以上大きなグラスで飲む必要はないのでは?と思うこともあるが、ブルネッロ型でも許容範囲内。表面積も香りの溜まりも大きくなっても、ぜんぜん問題はない。

じんわりと、そしてじゅんわりと旨い。モンテヴェルティーネのピアン・デル・チャンポロの方が、果実味は強く濃く感じるかもしれない。そちらを男性的とすれば、こちらは女性的かもしれない(語弊あり)。

まったくオチもなければ、ヌケもない。タタズム。

とてもいいですね。モンテラポーニの絶頂感、数年後のイル・カンピテッロや、バロン・ウーゴへの布石でもありますます楽しみになる。

三日目、最後の一杯(やや多目)は、ヴィノムのブルネッロ型にしました。さらになめらかにまとまるスミレと果実香、しっとりとしており、香りからも少し粘性を感じますね。とはいえドロドロとしたものではありませんが。しっとりとしながらも、味わいには乾いたタンニンが前に出てきました。酸味も行き届いています。このグラスでもヌケやユルみはありません。

しみじみ旨いなあ。決して強くも、例年よりも濃く感じさせるわけではない。でもまったく薄さや弱さなんて感じさせないエレガンスの極み。

グラスの中でじっくりと時間を掛けていますが、酸味が突出することはありません。とてもエレガントです酒質の強さもあるんですよね。

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