Rosso di Montalcino Salvioni 2023 La Cerbaiola【第一回販売分】

トスカーナ州の赤 > Salvioni

更新履歴 2025/08/01
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ロッソ・ディ・モンタルチーノ・サルヴィオーニ 2023 ラ・チェルバイオーラ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ/フルボディ》

1985年創業のラ・チェルバイオーラ。ラ・チェルバイオーラはアジェンダの正式名称のようですが、一般的にはジュリオ・サルヴィオーニ氏のお名前であるサルヴィオーニの方が馴染みがありますね。醸造設備も備える施設と畑はモンタルチーノ村の東側にありますが、熟成庫はモンタルチーノ村の街中にございます。

サルヴィオーニと言えば、縦方向に長い幅を持つ楕円形の樽が特徴的。熟成庫が狭いがための工夫でしたが、ワインとの接触面積が増えたことで、絶妙の樽熟成をすることから以降‥縦長の楕円形樽が使用されています。街中の熟成庫の扉を開けるとすぐそこにそんな楕円形の樽が数樽並び、その横にはかの有名なラベルを手貼りするデスクと椅子が‥。

僅か4haの畑から醸すワインは二種類。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノと、ロッソ・ディ・モンタルチーノ。サルヴィオーニファンを悩ます種は、そのいずれもが毎年(定期的に)リリースされるわけではない‥ということ。ブルネッロもロッソも基本的にブドウも醸造も同じ。区画に分けての醸造となりますので樹齢の高い古い畑からのブドウはブルネッロに、若い新しい畑からのブドウはロッソになるのが通例ですが、樽熟成中にもポジティブまたはネガティブにセレクトされビンテージによっては、全量ブルネッロ、全量ロッソという年も存在します。

南東向き、標高415mから440mに位置する(ブルネッロ、ロッソ合計)4haの畑は、ガレストロ、若干の砂質の土壌で、樹齢は約17年から31年。古木の株密度は3000本から4000本/ha、新しい畑は5000本/haの高い密植。収量はhaあたり40hl。2023年は9月12日の収穫。30度以下に温度管理されたステンレスタンクで約30日間の自然酵母で醸しとアルコール発酵。そのままステンレスタンク(35hl、40hl)にてマロラクティック発酵が施されます。この2023年ビンテージは樽熟成されず、40hlのステンレスタンクで約8ヶ月の熟成。その後アッサンブラージュされ2025年の1月に無濾過で瓶詰め。2021年の生産本数は8,993本、2022年は10,970本、2013年は10,133本。なお、2022年紹介時に畑の植え替えが進行中で若い樹からのブドウも混醸的に書きましたが、まだ植え替えの畑からのブドウは使用されていないとのこと。

2023年のビンテージ情報
冬は穏やかで乾燥していましたが、4月から6月の初めは雨が多く、不安定な天候が続きました。中央南イタリアではベト病の影響で多くの生産者が打撃を受けましたが、サルヴィオーニは風通しの良い畑の環境と、農学を学んだ息子のダヴィデによる丁寧な管理によりベト病の発生はなく、収穫量も平年並みを維持しました。夏は晴天が続き、健康なブドウを収穫できたことがビンテージの成功を支えました。2023年のロッソ・ディ・モンタルチーノは、樽のスペースが埋まっており、樽熟成をせずステンレスタンク熟成のみにも関わらず、ブルネッロのような骨格を備え、滑らかさと果実の調和が魅力的な一本に仕上がっています。ブドウの品質と細やかな畑仕事が、この高品質なワインを生み出した要因です。

ロッソ・ディ・モンタルチーノの樽熟成に関して

2017年:オーク樽で約12ヶ月(20HL)
2018年:オーク樽で約8ヶ月(18HLから22HL)
2019年:オーク樽で約8ヶ月(20HL)
---
2020年:33%/オーク樽で約10ヶ月(20HL)
    67%/ステンレスタンクで約10ヶ月(40HL)
2021年:50%/オーク樽で約7ヶ月(20HL)
    50%/ステンレスタンクで約7ヶ月(40HL)
2022年:50%/オーク樽で約7ヶ月(20HL)
    50%/ステンレスタンクで約7ヶ月(40HL)
---
2023年:ステンレスタンクで約8ヶ月(40HL)←今ココ

定型分には、全量ブルネッロ、全量ロッソというビンテージも存在と記載しておりますが、近年ブルネッロが詰められなかったのは2014年のみ。その前は確か2002年だと記憶しています。とはいえ、ブルネッロとロッソの比率はまちまちかと思いますけどね(正確な資料はない)。あたしもサルヴィオーニのカンティーナを訪問させてもらったことがありますが、めちゃくちゃ狭いんです。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの熟成期間が5年、ロッソ・ディ・モンタルチーノの熟成期間が1年から2年、毎年ブルネッロも詰めてるとすると確かに樽が足らくなってくる。オーバル型の樽が使用されていますが、スペース的には不利。きっと同じスペースかさらにコンパクトに倍量のステンレスタンクが設置できるのかもしれません(知らんけど)。2020年からの三年間は樽熟成分も併用でしたが、2023年はステンレスタンクのみに。今後もステンレスタンクのみになるのかどうかは不明。

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