TM Rose 2021 Tenuta Monteti

イタリアのロゼワイン

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更新履歴 2025/06/29
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TM ロゼ 2021 テヌータ・モンテティ
《イタリア/トスカーナ/ロゼ/メルロ70%、カベルネフラン20%、ムールヴェドル10%/辛口》

トスカーナ州の南西部、ティレニア海に近いグローセット県、いわゆるマレンマ地区のカバルビオに1999年から開墾し始め、2004年に初ビンテージを迎えるのがテヌータ・モンテティ。オーナーのパオロ・バレッタ氏は、祖父こそピエモンテでブドウ栽培農家兼、ワイン生産者(もっとも生産するワインは地元で消費されていたであろう地酒的なもの)でありましたが、自身は、経済学者であり、このテヌータ・モンテティを興すまでは、ワイン生産とは無縁の人物だったそうです。

現在所有する畑の総面積は60ha。平均標高は145mでブドウ畑は28haとのこと。ブドウ畑はほぼ1haずつの28区画に分かれており、発酵や熟成も個別に行われています。アジェンダのあるカパルビオはモンテティの山が海からの潮風を遮りますが、十分な日照を確保できるそうです。生産しているのは、その名もモンテティと、そのセカンド的存在のカブルニオ、そしてロゼの三種類となります。

ティレニア海から15kmほど離れた標高140m、南から南西向きの畑。粘土質の下層には複雑な石が堆積しています。ブドウの収穫は、日の出から、午前中までの早い時間に行われます。メルロの収穫の後、カベルネフランは一週間ほど後に収穫。選果の後、ソフトプレスで搾汁したモストは低温でのコールドマセラシオンと発酵。瓶詰め前には-5度の低温静置を行い酒石酸を安定させてから瓶詰め。ワイン名の「TM」は「テヌータ・モンテティ」の頭ローマ字と思われ。

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

ボルドー型瓶、透明瓶だからってバカにしてはいけませんね。なかなかゴツいし、底の凹みが重厚。コルクは、ディアムでもノマコルクでもないですが、そんな感じの4,5cm。冷蔵庫キンキン温度、グラスはザルトのユニバーサル型。ちなみに表記のアルコール度数は13度。色調は淡いサーモンピンク、香りはチェリーやスモモなど、酸味を感じさせる果実香。ミネラルの感じは土壌の個性かな。口に含みますと密度感、ボディもある。白い花と赤い果実の香に厚みがありますね。旨味がそれなりにありますが、まだまだ新鮮さもあり、ボディ感に溶け込みながらも、隠れることはない丸い酸味が豊富。これを飲んで品種を当てることはできませんが、ロゼとしておいしい。レンテンやヴェルデッレコルティのロゼは、ほぼ赤なスタイルだけど、これはロゼ。でも、ロゼにしてはふくよかで軽いわけではない。色味も似ているからか、モルタデッラとか、ロースハムの薄切りでも、厚切りでも‥に合いそう。サラミのような塩味が強くないものがいいかな。鶏肉や豚肉を低温調理したものに、トンナートソースとか。トマトと合わせるとなると、トマトはアクセント程度がいいかもしれませんね。

旨味はあり、ふくよかでまろやかな飲み口ですが、相応にある酸味がありダレないのがいい。品種を意識させないのも、いいと思う。このワインに品種特性、「らしさ」を求める必要はない。混醸の複雑さは実はあって、それが「幅」に繋がってる。甘味はあるんですが、とってつけたような甘味でもない。甘味にもやわらかさを感じますね。ああ、少しサクラっぽい香りもありますね。スモモ、プラムの近い部分。温度が少し上がってくると、よりやわらかになるんだけど、余韻も長くなる。終盤にほんのりとした苦味を伴い、やわらかさがユルさにならない。赤い果実の香味は、ワインの色調同様それほど強くはないので、トマトというよりは、白いお肉がいいんだけども、バターではないんだなあ。焼き鳥も塩でもタレでもない。やっぱりロースハムの薄切りかなあ。おいしいパンに乗せて‥となると、コンビニのハムサンドとか超絶合いそうな気がする。

二日目も冷蔵庫キンキン温度、グラスはザルトのユニバーサル型。初日と変わらないですね。果実の香味は色合い同様(レンテンのロゼなどほぼ赤なロゼと比較すると)淡く感じますね。どちらかと言えば、ヴィニフィカート・イン・ビアンコと呼びたいロゼになってるんですね。キレイにクリアに冷えてますが、旨味がありジューシー。実は唾液誘発系。ミネラルはやわらかですが、酸味に不足感がないのもいい。淡い部分もあるんだけれども、しっかりと果実味の余韻もある。メルロ主体ですからね、穏やかなロゼになるんだけれども、やわらかな厚みもすーっと浸透するように飲めるのがいいですね。塩味は感じさせないので、魚介類よりもやっぱりハム系がいいですよ。ビンテージは少し遅れていますが、2021年と文句なし。新鮮さがなくなってるわけではなく、品種的にやわらかさもあるんだけど、ミネラルや酸味のレベルは問題なし。トスカーナの国際品種のロゼ、マレンマらしいですよね。ロゼ好きはぜひお試しを。

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