Pinot Bianco Talis 2022 Venica e Venica
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希望小売価格 4,950円税込→ 通常特価 3,980円税込→ 特別価格 3,000円税込
ピノ・ビアンコ・タリス 2022 ヴェニカ・エ・ヴェニカ
《イタリア/フリウリ/白/ピノ・ビアンコ/辛口》
1929年にダニエレ・ヴェニカが古い醸造所を周辺のブドウ畑を購入して始まったヴェニカ・エ・ヴェニカ。現在の当主は四代目のジャンカルロ。イタリアのみならず、コント・ラフォンなどブルゴーニュなどでもワイン造りの経験を持ちます。ジャンカルロの母であるオルネッラがアグリツーリズモも運営、現在所有する畑は26ha。自社畑のみのブドウでワイン造りを行なっており、ドレーニャ・デル・コッリオの区域内に全ての畑が位置していますが、点在しており、厳密には55種類のミクロクリマに分類することができるそうです。
区画毎のミクロクリマと土壌を把握し、栽培する品種や、その仕立てを変え、5回から10回に分けての収穫により発酵用のタンクも比較的小さなものを数多く所有しています。畑ではビオロジックを実践しており、一切の除草剤や、防虫剤、ホルモン剤の不使用はもちろん、銅の使用も最小限に抑えています。下草は伸ばされ、畑の周辺には森があり、リンゴやアプリコットなど様々な植物が植樹されています。
醸造は父であるジャンニの時代から変わらないシンプルなもので、11度で20時間の低温マセラシオンでブドウの個性をモストに移し、ブドウ本来のエキスのみにを抽出することで、その土地で育ったそのブドウの個性を表現しているそうです。収穫したブドウの個性をワインへと醸す上で酸素や、澱との角な接触をさけるために、再利用できる二酸化炭素を先にタンクや、パイプに充填し、酸素を追い出してからモストを入れ、徐々に二酸化炭素のレベルを下げて発酵させるとのこと。基本的にステンレスタンク(一部大樽)で仕上げ、澱との接触期間は5ヶ月から6ヶ月と短い。ロングマセラシオンの造り手とは双璧ともいえ、果皮や澱との長期の接触はモストそのものの個性を隠してしまうとの思想。また、ブドウの状態によって収穫時期や、マセラシオン、熟成容器を変更していますが、新樽は一切使用しないとのこと。また酸素供給の必要性に応じて一部たるを使用しています。
9月の第一週に手作業で収穫。除梗し、酸素を遮断する特殊なステンレスタンクで12時間から14時間、11度の低温で果皮浸透、アルコール発酵終了後、40%は20hlから27hlの大樽(古樽)、残りはステンレスタクで5ヶ月の熟成。最初の2ヶ月は定期的にバトナージュ、3月と5月の満月の日にボトリング。できるだけ短い熟成期間でワインが閉じる前に瓶詰めすることで新鮮さを閉じ込める。
独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味
ヴェニカ・エ・ヴェニカらしいスラリとしたボルドー型瓶。ネック部分がストレートに余裕のある長さなのはいいですね。こちらは単一品種シリーズのピノ・ビアンコ。コルクはディアム社製の5cm(5)。冷蔵庫キンキン温度、グラスはザルトのユニバーサル型。表記のアルコール度数は13,5度となります。色味は濃さは感
じませんが、薄いわけでもないレモンイエロー。ややハッキリとした完熟幸水のような和梨。温度低めだとなかなか捕まえられませんが、ギリギリ青くない新鮮バナナ、この甘味の香りはやっぱり梨系ですね。ちょっと遠くに柑橘。ミネラルも感じるものの、口に含むとヴェニカ・エ・ヴェニカらしいまろやかなボディがある。膨大ではないし、口の中をパンパンに満たすわけではないが、確かに舌に乗るボディは大きい。旨味と苦味もあるんですが、ミネラル自体に丸みがある。フルボディではないが満足度があり旨味は浸透する様。おいしいですね。今まで経験してきたピノ・ビアンコとは少し違うと思われるかもしれませんが、ヴェニカ・エ・ヴェニカの個性なんです。フリウリでは比較的標高が高めながら、冷涼過ぎない。少しの時間経過で、メロンや、シャインマスカットのような風味も出てきます。
旨味、それなりの厚みがあるのですが、終盤は酸味や苦味もありドライな収束。なんなら苦味が余韻に繋がってとてもいい。度数も13,5度ですし、飲みやすくグイグイいっちゃう。この酸味と苦味も杯を進めますね。基本的にピノ・ビアンコの利点であるニュートラルさは持ってます。でもヴェニカ・エ・ヴェニカらしさもある。少し温度が上がってくると終盤の苦味がとても心地よい。この苦味は青魚の内蔵とかに合うのだろうか‥もしくは、鮑のキモソース的なものとか。いや、ハーブの苦味の方が合わせやすいかな‥。新鮮さがこのワインの持ち味ではなく、温度が上がるとほんのり甘旨味が持ち味。
二日目も冷蔵庫キンキン温度、グラスはザルトのユニバーサル型。梨と柑橘主体なんですが、奥底に桃も見え隠れします。ミネラル硬さではなく、ポヨンとした弾力のあるもの。そこに果実のフレーバーが溶け込んでる感じですね。穏やかな旨味、低い温度だと酸味や苦味は少し後ろですが、終盤に苦味と心地よい酸味が到達します。品種特性上、ニュートラルな飲み口で、食事を選ばないですね。飲めば、ヴェニカ・エ・ヴェニカの個性あるピノ・ビアンコなんだけど、いいバイプレイヤー。華やかさ、旨味、どちらも絶妙なんですよね。度数も最適で飲みやすい。
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