Rosso di Montalcino La Mannella 2020 Cortonesi

トスカーナ州の赤 > Montalcino

更新履歴 2023/04/18
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ロッソ・ディ・モンタルチーノ・ラ・マッネッラ 2020 コルトネージ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ/フルボディ》

当主はマルコ・コルトネージ。エノロゴはその息子であるトンマーゾ・コルトネージとなります。これまでの生産者名は土地の名前でったラ・マンネッラでしたが、近年、家族の名前であるコルトネージに改められました。

1970年代にはワインの醸造も行っていたようですが、コルトネージ家が瓶詰めを始めたのは1990年のこと。本拠地はモンタルチーノの北西部であるそこのアジェンダと大半の畑(ラ・マッネッラ)を持ち、南東部分にも土壌のことなる畑(ポッジャレッリ)を持ちます。自社瓶詰め当初はそれら二カ所から収穫されるブドウも大きな意味でブルネッロ・ディ・モンタルチーノのひとつの個性として混醸してきましたが、1998年より北西部のラ・マッネッラ地区のブドウから醸されるブルネッロはクレッシック・ブルネッロとして位置づけています。また、南東のポッジァレッリ地区からのブドウで作られるブルネッロは新しいブルネッロとしてリリースしています。

ラ・マッネッラ地区の土壌は石灰質が主体。対してポッジャレッリ地区は砂質が主体でガレストロも豊富。ことなる個性を持つブドウを個別に醸造します。ラ・マッネッラ地区から生まれるこのRDMやアンナータ、リゼルヴァは3,000Lを越えるスラヴォニア産の大樽との相性が良く、ポッジャレッリ地区からはアンナータのみをリリースしますが、フランス産のトノー樽で熟成させることにより新鮮さをも兼ね備えます。

モンタルチーノ北西地区に位置する石灰質と粘土質が混ざった土壌が主体ラ・マッネッラの単一クリュからのロッソ・ディ・モンタルチーノ。収穫されたブドウはステンレスタンクで10日から15日間の醸し発酵の後、30HLのスラヴォニア産の大樽で約12ヶ月の樽熟成。若樹からのブドウも使用されていると思われますが、熟成の樽材も一緒ですので、熟成途中からのセレクション違いもあるのかもしれません。

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

コルトネージのラベルは清潔感がありますね。純白のラベル地に、アジェンダの風景、シンプルで上品なフォント使い、筆記体も効果的です。コルクはなかなかの質の4,5cm、グラスはシュピゲラウのディフィニッションのユニバーサル型。表記のアルコール度数は2019年h14,5度でしたがこの2020年は14度となります。深いルビー色でテリがあり、なかなか艶やかクリア。樽のヴァニラは強過ぎず存在し、ほっこりとした小豆の香りにリンクします。そんな香りをまとうバイオレット、赤い小振りのベリーやチェリーの果実味に溢れます。まだ樽香が先行しますが、果実香もしっかりと開いて感じますね。RDMですが、これぐらい心地良い樽が効いてるからひとクラス上感があるのだと思います。新鮮さもありますが、未熟さはありません。一杯目の香りからしてすでにバランス良好ですね。

口に含みますと、なめらかな輪郭まで届く酸が張り巡らされていますが、肉付きの良好。十分なボディと深さがありほぼフルボディとします。微かなキャラメル(カラメルではない)の甘味と、充実した果実味があります。すでに旨味もありますが、重々しくはない重さ。昨年にも感じましたが甘味のあるイグサの風味があるのが特徴。渋味はあくまでも繊細できめ細かい。やっぱりコルトネージ、いいわあ。もっと評価されるべき造り手。どこかクリアな瑞々しさ(水っぽいのとは違いますよ)があり、それも飲みやすさに繋がってますね。2019年の毒味でも書きましたが、樽はスラヴォニアですが、それなりの新樽比率が‥いやあ、RDMですからね。新樽はないとしても、1年目ぐらいかな。それとも、フランス産の樽なんじゃないかとずーっと疑ってます。というほど、樽香は結構鮮明。少しローストしたような香ばしさもあって、樽の種類や使い方に関しては、もう少し確認したいと思うんですけどね。ゆっくりの二杯目、旨甘味が増幅しますね。結構樽が効いてるタイプですが、それに負けない果実の風味と旨味がありますので、派手に感じるどろか、あれ、これBDMじゃなくRDMだったよね‥となること間違いありません。

二日目はヴィノムのブルネッロ型です。初日ほど樽香は強くなく、純度あるスミレとチェリーの果実味が前に来ました。サラっとしたタンニンを感じる土壌の風味もありますね。口に含みますと、含み香には甘味も感じる樽香と果実がたっぷりありますね。少し野生のベリー系の風味、スパイス、スミレのセミドライフラワー(熟成感ではない)、甘味あるこし餡、やっぱりどこかイグサ(畳)の風味がある。初日よりもまとまって球体の径は小さくなりましたが、その分、深味や複雑さがマシマシですね。本領発揮というところでしょうか。

三日目もヴィノムのブルネッロ型です。うーん、旨味が深い。でも酸味もじゅわーっとしててジューシーですね。樽の風味も日に日に馴染み、落ち着いてきました。十分に厚み、ボディがあり満足度は高いですね。RDMとCCを比較しちゃあダメなんですが、RDMだからってスタンダードなCC的ではありません。あえてレンテンで比較すれば、十分CCRバロンコーレぐらいの酒質とクラス感はある。でも、価格はぜんぜん安くコスパは高いですね。クリーミーな部分は、やっぱり樽の風味のひとつですが、これがこのワインの良さなんですよねえ。

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