Blanc de Blanc Metodo Classico Brut 2020 Tenuta Mazzolino

イタリアのスパークリングワイン

更新履歴 2025/10/21
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3,980円(税込)

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ブラン・ド・ブラン・メトード・クラッシコ・ブリュット 2020 テヌータ・マッツォリーノ
《イタリア/ロンバルディア/白/泡/シャルドネ/辛口》

ロンバルディア州は、パヴィアの街と、ブドウ畑を見晴らすコルヴィーノの丘に19世紀のお屋敷を構えるテヌータ・マッツォリーノ。フランス系のブラジョッティ家の投手、エンリコ・ブラジョッティは国を超えて散らばっている家族が常に集まることができる場所を求め、1980年にオルトレポで、マッツォリーノ(出会いが生まれる舞台)という地に辿り着き、ワイナリーを始めました。

オルトレポDOCはミラノから南に約30分。長い歴史の中でフランスと縁のある地方。よって古くからフランス由来のブドウ品種であるピノ・ノワールやシャルドネが栽培されてきました。隣のピエモンテがスプマンテの産地として発展してからは、ピエモンテにピノ・ネロを供給する産地としても位置付けられてきました。エンリコの娘のサンドラが、そしてさらに次の世代としてサンドッラの娘フランチェスカが思いを受け継いでいます。22haの畑に手を入れ直し、新しい醸造所を建設しました。

テヌータ・マッツォリーノを代表する品種はオルトレポらしいピノ・ネロですが、このブラン・ド・ブラン(シャルドネ)も秀逸(ブラン・ド・ノワールあるんですけどね)。初ビンテージは1989年、東から北東向きの海抜180mから220mに位置する1,15haの畑から。ソフトプレスでの搾汁、18度での一時発酵。一部樽を使用しているとの情報あり。アッサンブラージュ後瓶内二次発酵は36ヶ月。

飲んでみました。

キャップシールも格子柄の高級感のある黒。ミュズレは白で金色でロゴなどが印字されています。コルクは生コルクで刻印もありますが、ここはディアムでもいいと思う。ラベルの紙は高級なもので、ロゴマークやロゴのデザインもシンプルかつ上品なもので高級感がありますね。実はミレッシマートなのですが、年号はキャップシールにあります。裏ラベルも表ラベル同様ですが、年号やデゴルジュマン、アルコール度数、ロット番号は後から印刷で、その質はあまりよくない。冷蔵庫キンキン温度、グラスはザルトのユニバーサル型。思ったよりも黄色味はしっかりしています。

クリーミーなガス質を思わせる、ブリオッシュ系の香りもある。シャルドネらしい柑橘と南国フルーツのゼリーのような風味、口に含みますと、シャルドネらしいですねえ。確かに、二次発酵前のキュベに一部樽発酵を感じさせつつも、まったく樽の風味は派手なものではない。旨味があり、ほどよい苦味のあるシャルドネからなるメトード・クラッシコでおいしい。本来は、オルトレポなら、ピノネロからなるブラン・ド・ノワールが王道っちゃ王道(ジャコーザがそうですからね)なんですが、どちらも試飲して、これはシャルドネなブラン・ド・ブランがいいなと思った次第を証明。ガス圧は決して低めではないと思うのですが、それ以上においしいシャルドネの果実味がありとても良い。実は、試飲会で飲んだ時よりも印象が良い。この感じはオルトレポというよりもフランチャコルタ(エブルスコ)に近い感覚。

しっかりと瓶内二次発酵が施されているのも理解ができる。やはり長期のシャンパン製法があれば、ガスの溶け込みもいいし、ガス持ちもいい。思った以上に果実味のボディ感もある、ふくよかで満足感のある飲み口。同じロンバルディアでも、所変われば‥ですが、こんなにいいオルトレポのシャルドネ(のスプマンテ)があるもんですね。そもそもシャルドネ好きのお客様にこそオヌヌメしたい。

じゃあ、バターがリッチなお料理?まあ、それもバターの油脂を流すという意味ではシャルドネのスプマンテもいいと思うんだけれども、個人的にはタコ、イカ、貝類の素材の旨味と合わせたいなと思う。ボディ感もあるので、酸味は穏やかに感じるが確かにあり、それらのマリネ、でも、ホワイトバルサミコとかね、酢自体にボディを求めるな。

二日目もグラスはザルトのユニバーサル型。シュポン!とガス圧は十分。シャルドネの果実味が豊富なので、ガス量に関しては錯覚するかもしれませんが、まったく不足感はありません。ほどよい苦味と酸味もありますからなおさらです。同じロンバルディアといえど、こちらはオルトレポ、フランチャコルタとは違うはずですが、ちょっとエブルスコあたりのフランチャコルタなブラン・ド・ブランに似てる感覚あるんですよねえ(好き)。ガス質は価格を思うと十分ですが、もっとクリーミーなものも確かにある(お金だせば)、でもこれは妥協きゃなくてちょうどいい粒感。荒さはないんだけれども、極小でもないちょうど口の中を刺激してくれるに絶妙なんですね。そういうところも、このスプマンテを気に入った条件のひとつ。


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