Brunello di Montalcino 2019 Caparzo

トスカーナ州の赤 > Montalcino

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更新履歴 2025/10/07
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5,480円(税込)

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ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2019 カパルッツォ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ/フルボディ》

モンタルチーノ中心部の北側、アルテジーノの南側にアジェンダを構えるのが、このテヌータ・カパルッツォ。1970年の設立で、古代の地図に書かれていた“Ca'Pazzo”(イタリア語で「夢中になる」)という地名が語源。海抜は約220mに位置し南から南東向きの畑を持ちます。ブルネッロの畑が9ha、カベルネソーヴィニョンの畑の2.5ha、シャルドネや、ソーヴィニョンブラン、トラミネールなどの白品種を植える3ha、ロッソ・ディ・モンタルチーノ用の3haと、サンジョベーゼを1haに、モスカデッロを1.5ha所有します。IGTのワインも醸していますが、もちろんブルネッロ・ディ・モンタルチーノが主軸。アンナータとリゼルヴァ、単一クリュとなるラ・カーサのブドウ園は海抜275mに位置するカパルッツォご自慢のクリュ。その隣のアルテジーノが醸す"モンテソーリ(光の丘)"と同じ斜面にあるそうです。

今回ご紹介するのは、緑ラベルでお馴染みのアンナータ(スタンダードなブルネッロ・ディ・モンタルチーノ)。アンターナにはカパルッツォが所有するモンタルチーノ地区に持つ様々な条件を持つ4つの畑からのブドウが使用されます。

「カパルッツォ」海抜220m、砂と粘土質の持つ北部の8ha畑。
「ラ・カドゥータ」海抜300m、大きな岩、アレナス片岩の土壌の南西部の7haの畑。
「イル・カッセーロ」海抜270m、砂質を中心に堆積岩の混じる土壌で南部に位置する6haの畑。
「サン・ピエローカセッレ」海抜250m、砂と粘土の混ざる土壌で東部の2haの畑。

収穫されたブドウは28度から30度に温度管理されたステンレスタンクでアルコール発酵が行われますが、最初の二日間で、熟していない種子を除去しながら発酵が施されます。これはカパルッツォの新しい発酵タンクで可能になったとのこと。一週間のアルコール発酵の後、10日から15日間のマセラシオン。期間中はデレスタージュ、ポンプオーバーが施され香味を抽出します。澱引きの後、20度から24度でマロラクティック発酵が行われ大樽で最低24ヶ月の樽熟成後瓶詰めされます。

ワインアドヴォケイト/94点
Pretty pure fruit to this with black cherry, black berry and light chocolate aromas. The palate is full and focused with very polished tannins and a long, long finish. Best after 2027.

ジェームス・サックリング/95点
The Caparzo 2019 Brunello di Montalcino offers lively aromas of cherry cola, forest berry and dried cranberry that really pop on the bouquet. The dimension and latitude of the wine is impressive, especially in terms of mouthfeel, and with this bottle you're set for near and medium-term drinking. However, what works best in my opinion is the wine's balanced and much-needed freshness. You get great quality over an ambitious release of 160,000 bottles.

ジェブ・ダナック/93点
While the Caparzo winery is located in Montalcino’s northern stretch, the estate boasts vineyards in five diverse sectors throughout the zone. Long-time oenologist Massimo Bracalente draws on each according to the vintage’s conditions. The 2019 captures its overt fragrant disposition. Fennel, spearmint and anise reverberate on the palate. Plush and soft in texture with an overriding redcurrant flavour. Fine framing tannins synchronise with zesty acidity. Straightforward overall but attractive in its charms, this will be ready upon release.

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

カパルッツォのアンナータと言えば、このグリーンのラベルが目印し。ボトルがスラッと見えるのは、ネック部分が長いからかもしれません。ただし、コルクはなかなかの質ながら4,5cmなのでネックが長い恩恵はあまり受けてないかもしれませんが。グラスはザルトのユニバーサル型、表記のアルコール度数は14,5度。色調は典型的なブルネッロですね。樽香もとってもおだやかでスタンダード感がありとても安心ができる。アンナータとはいえ24ヶ月の熟成期間がサンジョヴェーゼをブルネッロに育てます。チェリーやベリー系の基本的な果実香もいい意味でお手本のようなブルネッロ、口に含みますと、強くはないが軽くローストの風味ある樽香があり、つるつるではないものの磨きの入った輪郭の果実の香味があり若さを感じさせない。もちろん、まだ正円ではない丸みだし、さらなるこなれが期待できる。14,5度の度数も無理はなく飲みやすいですね。この価格帯だと、著名な造り手のCCRあたりと被るんですが、ぜひ飲み比べてみてほしい、こちらは明らかにブルネッロです。

もちろん一般のお客様も、(飲み頃)とか、あまり気にせず、気兼ねせず、今日はちょっとお肉だし‥な、日にいきなりおいしいワインとして使ってもらえますね。でもサーロインではないんだな、イチボとか、炭火なら塩コショウと、あたしなら山葵(おいしいの買ってね←めっちゃ大事)、ホットプレートとか鉄鍋なら、牛脂(おいしいの用意するのよ←めっちゃ大事)で脂分を補助するぐらいの赤身か、赤身に近い牛肉。または豚ロースだな。おいしい塩とコショウ、オリーブオイルにいいレモンがあれば、もうそれも完璧だ。

含み香にほんのりとしたコーヒーの風味(樽)を感じるのもカカルッツォらしいなあ(ラ・カーサもそうよね)と思いつつ、それを思うと、エスニックなスパイス‥タンドリーチキンなんかもいいのかもしれません。

渋味あるんですよ(当然ですが)、キレイに溶け込んでるし、爽やかさがある酸味もとてもほどよい。各生産者の各ワインによって、ベストなバランスってあると思うのですが、このカパルッオのアンナータのバランスいいですね。個性がないという意味ではなく、火の打ちどころがないバランス。

二日目です。グラスはザルトのボルドー型(ブルゴーニュ使い)に変更しました。ヴィノムのブルネッロ型と迷ったんですけどね。溶け込んだ樽香、熟したブラックチェリーの果実香に、熟れてないという意味ではないメロンのような瓜科の風味、甘味のあるスパイス、穏やかな旨味、浸透する果実味、凹凸のないすんなり感がとてもいい。終盤にスパイスがあり余韻に繋がります。ワイン単体でもおいしく飲めてますね。先日、黒毛和牛のランプ肉(カレー・シチュー用なんだけお580円もした‥)で、赤ワイン煮込み(ちょっとだけトマトペースト入れました)をリガトーニで食べたんだけど、残しておけばよかった。デミグラスソースもいいと思いますので、カツレツ食いたい。

うん、おいしいやん。よくよく考えるとアンナータって一番コスパ高いのは当然やもんね。まあ、カパツッツォの場合は、そのラ・カーサでも現状は非常にコスパ高いクリュBDMですしね。生産本数の多さは価格の上昇も揺るかやだし、イタリアなワインライフを送るにはとてもいい造り手でもある。

三日目‥グラスはザルトのユニバーサル型に戻しました。こっちの方がいい(似合う)かなと思います。旨甘味もしっかりと凝縮し密度感十分。変わらず樽の溶け込みがありエスニックなスパイスとチェリー系果実の香味も複雑さ、余韻ともに十分にあります。さらなる熟成も可能ですが、そこらへんはクリュやリゼルヴァに任せて、今から飲めるブルネッロとしては最上じゃないですか。妥協ではなく、こういうのでいいんだよ‥。おいしいです。

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