Barolo 2021 Bruno Giacosa

ピエモンテ州の赤 > Bruno Giacosa

更新履歴 2025/10/11
販売価格

47,800円(税込)




希望小売価格 63,800円税込→ 通常特価 50,800円税込→ 特別価格 47,800円税込

バローロ 2021 ブルーノ・ジャコーザ
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ/フルボディ》

本筋はブルーノ・ジャコーザの本拠地であるネイヴェ‥つまりバルバレスコの銘醸。祖父カルロ、父マリオ‥そして現当主であるブルーノと三世代に渡り、その名声を築きあげてきました。

現在、自社で所有する畑は約20ha。過半数は買いブドウでワインを醸していますが、これは祖父カルロも、父マリオもブドウの仲買人も仕事だった歴史があるんですね。とはいえ、カルロ氏は自社での醸造も初めていたんですね。第二次世界大戦の戦中や戦後は、ボトルワインの市場がなかったために瓶詰めのみで量り売りをしていた時期もあるそうですが、1961年‥1929年生まれのブルーノ氏の名前を冠した"ブルーノ・ジャコーザ"が誕生しました。うーん、なんて孫思いのじいちゃんだったのでしょう‥と思うが、この地方では祖父の名前を継ぐのはよくあることのようですね。

今なお、買いブドウも使用していますが、仲買人の家系な歴史は、どこの畑が優れているのか、誰が栽培しているブドウが優れているのか‥熟知しているんですね。そんなブルーノ・ジャコーザのワイン達…実は、ラベルには二種類の表記があるんですね。

・(Casa Vinicola) Bruno Giacosa

 契約農家の畑から購入したブドウで醸されるワイン。

・Az.Ag.Falletto di Bruno Giacosa

 自社で所有する畑から収穫されたブドウで醸されるワイン。

こう書くと、後者の方が‥というイメージありますよね。しかし、そこは長年買いブドウでの醸造の歴史を持つブルーノ・ジャコーザ‥すべてはネイヴェの醸造所で醸造されますし、買いブドウと自社ブドウでの醸造方法に差はありません。もちろん買いであれ、自社であれブルーノ・ジャコーザのクオリティーに差はありません。

初ビンテージは1961年。海抜320mから420m、南南西と西南西向きの石灰質粘土土壌。約4haの「Falletto(ファレット)」の中でも若いブドウが使用されます(「Falletto(ファレット)」の記載なし)。収穫は2021年の10月10日。樹齢は25年。温度管理されたステンレスタンクで約30日間のアルコール発酵とマセラシオン発酵(最高温度28度)、マロラクティック発酵はステンレスタンクで行われ、55hlの大樽で約32ヶ月の樽熟成後、2024年7月に瓶詰め。約6ヶ月の瓶熟成後リリース。平均年産は6,100本。

ブルーノ・ジャコーザのバローロ地区の2021年ビンテージ情報
前年冬の降雨や雪が多く、また寒く土壌への水分蓄積は十分に行われブドウの植物活動の始まりとしいても理想的条件でした。その後、春と初夏は穏やかに進行し、開花も問題なくおこなわられ結実へ。夏は暑かったものの、乾燥せず定期的に降雨もあり、ゆっくりとブドウ成長が進みました。晩夏には夜の気温が下がり、寒暖差もおきくなったことで理想的なアロマとフェノール類、糖度の成長度への到達しました。理想的な条件下で、完璧で健全な状態で収穫され、2021年は理想的なビンテージとなり、ネッビオーロファンには見逃せないビンテージとなっています。

濃厚で鮮やかなルビーレッドの色合い、カシスやハーブまた、腐葉土的な香りを感じます。味わいはこれら果実の凝縮したニュアンスと共に力強いグリップ感があり、口の中に広がっていきます。ジャコーザのバルバレスコと比較するとより骨格構成がしっかりしており(優劣ではありません)後半のミネラルとタンニンがより主張しています。「バローロ」の骨格は、同じ2021年の「バローロ・ファレット」よりもやや細目ですが、現時点では「バローロ」の方が全面に果実味が出ている状態で、熟成も楽しみな2021年です。また「バローロ・ファレット」の2021年は、鮮やかで濃いルビーレッドの色合いを持ち、ファーストコンタクトは、赤いベリー系果実と土の香りが見事に交差して、非常に魅力的です。濃厚で贅沢なチェリーやカシスなどのニュアンスが広がり、リコリスやハーブ、スパイスなどが層を成し、味わいとなっています。さらに、力強い硬質なミネラル感に塩味を感じさせ、完璧に熟したタンニンと非常に長い余韻が印象的です。魅力的でジューシーな果実風味と複雑さ、熟したタンニン、ミネラル感ある酸味の組み合わせが素晴らしいバランスを作り出しており、セッラルンガ村を代表する流石ファレットのバローロで、長期熟成が非常に楽しみなワインです。


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