Poggio alle Gazze 2016 Ornellaia

イタリアの白ワイン

更新履歴 2023/08/18
販売価格

8,980円(税込)

在庫数 SOLD OUT

ポッジョ・アッレ・ガッツェ 2015 オルネッライア
《イタリア/トスカーナ/白/ソーヴィンニョンブラン80%、ヴィオニエ10%、ヴェルメンティーノ10%/辛口》

ロドヴィコ・アンティノリが生んだオルネライア。紆余曲折を経て現在はフレスコバルディ家の所有に。オルネライアと言えば、その名もオルネライアと、今は独立したマッセートというツートップが君臨しているわけですが、ロドヴィコのもうひとつのコダワリ、実は心血を注いだいたのはソーヴィニョン・ブランだったんですね。。オルネライアはボルドー左岸、マッセートをボルドー右岸、ならばボルドーの白となればソーヴィニョンブラン?という白までもボルドーブレンド、ボルドースタイルにコダワったのかどうかは本人に聞いてみなければなりませんが、当時はボルゲリでポッジョ・アッレ・ガッツェを造るのみならず、オルネライアのアグロノモを勤めていた経歴のあるダニエル・シャスター氏が彼が故郷ニュージーランドに保有していたワイナリーでも、マウント・ネルソンというソーヴィニョンブランを造らせ、オルネライアの流通網で販売していた時代もあります。それだけソーヴィニョンブランが好きだったんでしょうね。

ロドヴィコがオルネライアを失脚後、後に兄ピエロ・アンティノリも参画してスタートさせたのがビッボーナのカンポ・ディ・サッソ。現在ではビセルノや、ピアナーリというアジェンダ(ブランド)も増えましたが、ニュージーランドでのマウント・ネルソンのソーヴィニョンブランもリリースし続けておりました(今は知らん)、またハンガリーでトカイまで造らせていたようです(今は知らん)。ただし、ダニエル・シャスター氏はもう引退されたそうですけどね(ワイナリーも今はありません)。

ポッジョ・アッレ・ガッツェは2001年が最終ビンテージとされていました。ロドヴィコ失脚後、モンダヴィの傘下からフレスコバルディ家との共同所有となった頃になるんだったかな‥。最後にはそのモンダヴィまで失脚しフレスコバルディ家の単独所有となっわけですが、2001年をもってディスコンされた‥そう思っていました(よね?)。前述のようにソーヴィニョンブランにどうやら思い入れがあるロドヴィコ亡き後、フレスコバルディ家は‥なぜにソーヴィニョンブランなどと思った可能性はありますよね。そして、ラインナップから外した…という経緯があったかもしれません。

現在のオルネッライアの公式サイトには2009年からのテクニカルシートが掲載されています。オルネッライアの流通はボルドーのプリムールと同じ形式になりましたので、日本市場に正規輸入元はありません。手を挙げた輸入元が仕入れることができるともいえ、みんなが正規輸入元でもあります。空白の時代があったようですが、ソーヴィニョンブランは栽培され続けており、醸造もされていたようです。公式サイトを紐解くと、2010年まではソーヴニョンブラン100%だったようですが、2011年はソーヴィニョンブラン93%、ヴィオニエ7%となっています。2013年にはヴェルメンティーノに加えてヴェルディッキオが、2015年にはプチ・マンサン(現在のところプチ・マンサンは2015年のみですね)がブレンドされるなど、地中海品種を飛び越えて、色んな品種を栽培、その年号で良いものを混醸するスタイルに変わりました。

2016年の冬は異常に暖かく、2月には豪雨に見舞われ降水量は多かった。3月の最終週にブドウは芽吹き、土壌の豊富な水分と4月の温暖な気候によりブドウ樹は順調に成長しました。5月にかけて気温は平年並みとなり成長はやや鈍化しました。開花は5月最終週となり乾燥した晴天に恵まれました。夏は平年並みで雨はほとんど降らず、成熟期の終わりにはブドウにストレスがかかりました。8月の連休中には暴風雨もなくソーヴィニョンブランとヴィオニエの収穫期間全体を通して乾燥した日が続きました。幸運なことにブドウ園は海に近いため、新鮮で湿った風が吹き込み、昼夜の寒暖差をもたらします。ブドウの樹は日中の暑さから回復し、高い糖度にもかかわらず、香りと良い酸味を維持することができました。ソーヴィニョンブランとヴィオニエは8月の最終週に収穫され、ヴェルメンティーノは9月後半に収穫されました。

早朝に15kg入りの小箱に手詰みで収穫されます。セラー到着後直ちに冷却され、選果の後、全房をゆっくりと圧搾します。圧搾の際は酸化に最新の注意が払われます。12時間かけて澱を沈めた後、新樽バリックに27%、古樽バリックに23%、スタンレスタンクとコンクリートタンク、大樽併用で50%。それぞれの容器は最高温度22度までに温度管理されアルコール発酵。マロラクティック発酵は行われません。シュールリーの状態で6ヶ月の熟成後アッサンブラージュ。軽い清澄のあと瓶詰め。瓶詰め後は12ヶ月の瓶熟成期間を経てリリースされます。

ワインアドヴォケイト/92点
This is a terrific vintage for white wines along the Tuscan coast, and the 2016 Poggio alle Gazze dell'Ornellaia absolutely hits all the high notes. The blend sees anywhere from 70% to 80% Sauvignon Blanc with Viognier and Vermentino in supporting roles. Every once in a while, a dash of Verdicchio is thrown in for good measure. Some 35,000 bottles are produced. This wine is beautifully snappy, tonic and fresh. The effect is especially successful in terms of the palate, where the wine revives and refreshes but not in a banal way. There is enough complexity here—with passion fruits, garden greens, spring flowers and sweet almonds—to keep your attention, sip after sip. This is a profoundly inviting and satisfying wine.

ジェブ・ダナック/92点
A slightly tweaked blend of 81% Sauvignon Blanc, 10% Vermentino, 6% Viognier, 3% Verdicchio, the 2016 Poggio alle Gazze dell'Ornellaia is another powerful white from this estate that offers beautiful Meyer lemon, green herbs, honeyed minerality, and just a hint of tropical fruit. As with the 2017, it's medium to full-bodied, has building richness, and good acidity, all of which point to wine that's going to shine on the dinner table.

ジェームス・サックリング/92点
Attractive aromas of dried peaches, apples and white pepper with hints of hot stones, following through to a medium to full body, layers of fruit and a fresh and clean finish. I like the brightness and salinity.

ワイン・スペクテイター/90点
This is rich and aromatic, offering floral, peach, gooseberry and light grassy aromas and flavors. Balanced and long, with a mouthwatering, saline finish. Sauvignon Blanc, Viognier and Vermentino. Drink now through 2021.

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