Riesling 2024 Pojer e Sandri
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リースリング 2024 ポイエル・エ・サンドリ
《イタリア/トレンティーノ/白/リースリング・レナーノ/辛口》
フィオレンティーノ・サンドリが1975年にトレンティーノに畑を購入。醸造家であるマリオ・ポイエルによってトレンティーノ・アルト・アディジェ州はファエド地区に設立されました。トレントの街の北、ボルツァーノの南、同じ谷沿いですね。当初は2haの畑とガレージに置かれた簡素な醸造設備でボトリングは(なぜかフリウリの)イエルマンで行われていたそうです。
「フェウドは特別な地だ。谷が多く日陰の土地が多いトレンティーノにおいて、
谷が大きく開けていてトスカーナと同等の日照量が確保できる。」
標高の高いフェウドの下に位置するサンミケーレ・ディ・アディジェ地区はトレンティーノ・アルト・アディジェで最も気温が高いことで知られています。さらに暑い夏場にはガルーダ湖からの冷涼な風邪がファエドの谷に吹き込み、ブドウを健康を保ちます。これで暑さに弱いノジオラなどの品種が香味成分を落とさない理由だとか。
この地域の土壌は2億5000万年前のアフリカで起こった噴火で断層が縦に隆起した珍しい土壌で氷山に押し出された石灰岩が主体の堆積土壌と、モレフィドと呼ばれる火山岩と粘土の重たい土壌が主体ながら、標高の差異によって様々な品種に適しているとも言えるし、それを選ぶ必要もあるそうです。
当初はファエド地区のみでしたが、近年、ひとつ山を超えたチェンブラ地区にも畑を購入。3kmしか離れていませんが、全く違う土壌のふたつの地区で異なる品種を栽培しています。
・ファエド地区
氷山に押し出された石灰が主体の堆積土壌と、モルフィドと呼ばれる火山岩と、粘土の混合土壌。トレンティーノでは珍しく谷が南方向に開けており、日照良が多い。夏はガルダ湖から冷たい風がファエドの谷に吹き込み、ブドウがやけることがない。栽培適合品種:ノジオラ、ミュラー・トゥルガウ、スヤルドネ
・チェンブラ地区
大きな谷になっており、標高が高く日照量が少なく冷涼。火山岩比率が高い粘土質で、古代氷河の後退後、小川の働きによって形成された丸みを帯びた小石を含んだ斑岩と砂質の土壌で濃く茶色のリッチな土壌も一部混在。
栽培適合品種;リースリング、ソーヴィニョンブラン、ソラリス、セヴァール
醸造も独自の考えがあるようです。収穫したブドウは発酵させる前に約6度の冷蔵庫で24時間冷却します。この作業は、薬剤をほとんど使わずに育てた健康なブドウには必ず存在する虫を除去する為のもので、果実内に忍び込んでいるハサミムシ(特にピノ・ノワール)は冷気に弱く、冷蔵庫内で冷えた果実から外に這い出して冷蔵庫内で死滅するのだとか。
さらに、ジャグジーのような装置を使い、クエン酸を1%加えた水でブドウを洗うそうです。クエン酸は硫黄と銅を落としてくれるそうです。その際に野生酵母も半分ほどは落ちてしまいますが、雑菌も落とす事によりキレイになったブドウは数時間後には収穫時の1.5倍まで酵母が復活するのだとか。硫黄や銅は菌類に働くために酵母の動きさえも弱めてしまう。この洗浄の作業で逆に野生酵母を増やすことができ、発酵を誘発するためにスターターと呼ばれる培養酵母すら使用せずに済むそうです。
そんなポイエール・エ・サンドリは、他のトレンティーノ・アルト・アディジェ地区の生産者や協同組合同様に、その細かな環境の違いから様々なブドウ品種も栽培。クラッシックラインは単一品種が主体でそれらの個性を、リゼルヴァクラスは混醸モノも生産しています。
ポイエル・エ・サンドリのクラッシックラインのリースリング。標高700mのパライの上部と、標高45m、火山岩のヴァルボナから収穫されたリースリングの混醸。品種特性をストレートに出すためにステンレスタンクでの醸造。
独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味
クラッシックラインですが、ボルドー型のなかなか立派なボトル、スクリューキャップ仕様となります。冷蔵庫キンキン温度、グラスはザルトのユニバーサル型、表記のアルコール度数は2023年と同じ12,5度となります。色調も似ていますね、軽く黄緑がかった感じの薄めの緑茶色。ああ、なるほど‥香りは柑橘よりもメロンの風味が前、なが柑橘もある。スパイスの風味。白桃と捉えるか、メロンと捉えるか‥2024年は後者かな。リースリングですが、いわゆる石油香は控えめで果実香やミネラルが勝つのがいい。口に含みますと、グラス内壁にぷちぷちがあるわけではありませんが、フレッシュですね。新鮮な果実味はガスにもにた酸味がキチっと感じられ歯切れがいい。ながら、旨味もすでにあり、それなりにボディ感がある。低めのアルコールの飲みやすさはありますが、香味ともにしっかりと感じさせ飲み応えもある。ボディ感はミネラルの穏やかな厚みでもありますね。やじゃり2023年にも感じましたがフィアーノのような上品さ、気品のあるスタイル。個人的に甘味の強いリースリングや、ゲヴェルティトラミネールのような強いアロマのそれは好みではないが、ポイエル・エ・サンドリのリースリングはいつもストライクゾーンにある。2023年ほど柑橘の風味は強くはないが、リースリングとしてはその酸味も相まって柑橘っぽさはある類と言える。(泥臭くない←ここ重要)岩牡蠣にレモンかライム。焼くなり蒸すなりの牡蠣でもいいが、アサリや、ハマグリでもいい。でも、アルト・アディジェのリースリングはどこか山なんだけどな。山菜の天ぷらにおいしい塩とレモン(と、オリーブオイル)。案外、わさびや、山わさびにも合うような気がしてきた。蕎麦に合わせるとなると、やはり日本酒的な使い方も守備範囲と言える。現時点ではそう苦味があるわけではなく、酸味の方がクッキリとしていますね。もっとオイリーで重厚なリースリングもあると思うが、ミネラルと酸味は夏向きなのかもしれません。
温度が上がってくるとミネラルの甘さ?リースリング特有かな‥でも、ドイツのリースリング的な甘味はないが、少し照りのある甘味のヒントがある‥ミネラルに。とはいえ、ドライなリースリングの範囲内。スイカに塩的な要素かな。単一品種ですが、温度や時間経過でさらに複雑になるのはワインの興味深いところです。
二日目も冷蔵庫キンキン温度、グラスはザルトのユニバーザル型です。ギリ二杯しか残ってませんでした。やはりこの気温で(室内ですが)この度数は杯を進めますね。2024年は2023年よりもスパイス感強め、でもアロマちっく過ぎないのは初日同様。クリアな冷え、柑橘もグンと出てきましたが、ミネラルのやわらかさと、柑橘のしっかりした酸味が懐の深さ、レンジの広さがありおもしろい。うん、2023年同様おいしいですね。うん、天ぷらがいいな。ミネラル感を損なわない野菜の天ぷら。天つゆではなくやっぱり塩だな。実際にはペコリーノ・ロマーノを肴に飲んでますが、この塩味ともよく合う。食中酒に使えるリースリング、おいしいです。
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