DUBL Falanghina metodo classico 2005 Feudi di San Gregorio

イタリアのスパークリングワイン

更新履歴 2013/08/23
販売価格

1,980円(税込)

在庫数 SOLD OUT

ダブル・ファランギーナ・メトード・クラッシコ 2005 フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ
《イタリア/カンパーニャ/泡/白/ファランギーナ/辛口》



今さら説明の必要もないフェウディ・ディ・サン・グレゴリオ社は、カンパーニャを代表する生産者で、伝統的な生産者はマストロベラルディーノ、現代的な‥となればこのサン・グレゴリオが真っ先に挙がるかもしれません。そんなサン・グレゴリオがシャンパーニュの‥ジャック・セロスを醸すアンセルム・セロム氏の協力を得て始まったプロジェクトが、このドゥブル)(ダブル)のスプマンテシリーズ。メトード・クラッシコ(いわゆるシャンパン製法=瓶内二次発酵)で醸されるのは、カパーニャ州の土着品種達‥というのが面白いですね。

一番最初にリリースされたのが、このファランギーナだったかと思います。その後にアリアニコからなるロゼ、グレコからなる白が続きました。当初はサン・グレゴリオの正規輸入元は扱っていなかったんですがね‥。もちろん西野嘉高は飛びつきましたよ。現在も人気のジャック・セロスですが、当時はそれこそ今よりもさらに希少でしたからね‥そんなジャック・セロスとのジョイントベンチャーはたまたコラボレーションという話題性ももありましたら‥。市場の反応も素早かったですし、色んな輸入元からの並行輸入が咲き乱れ‥ついにはサン・グレゴリオの正規も扱い始める始末なお祭り状態が1、2年続いたような記憶(遠い目)。

イタリアワイン好きのお客様も、じゃぁちょっと試してみようか?とその気にさせるメジャーな生産者達のコラボでしたし、どちらかと言うと、フランス‥シャンパンラヴァー達が、え!?ジャック・セロスがイタリアで!?ナニソレ美味しいの!?とりあえずジャック・セロスが関与してて入手できるんだったら一箱買っとく?そんな感じだったかな‥当初はよく売れたものです。

決して品質が悪いわけではありませんが、ジャック・セロスが関与というお客様‥特にシャンパンラヴァー達の期待値というハードルはあまりにも高い。そんなシャンパンラヴァー達に一巡したところで、まさかジャック・セロスっぽさの欠片もないことも周知の事実となりブームは終ったのでした‥。でもよく考えてみて下さい。まさかシャンパーニュで醸されるわけでもなければ、品種はイタリアの土着品種ですよ。ファランギーナにグレコ、アリアニコ‥もちろんその製法はメトード・クラッシコとなりますが、そこにジャック・セロスの味を期待してもね。じゃぁなんで、サン・グレゴリオはジャック・セロスを招致したのか?純粋にスプマンテを醸すノウハウをどうせなら超絶人気の‥なんなら俺も飲んでるジャック・セロスを醸すアンセルム・セロスに頼んでみよか‥まぁうち、お金あるし‥。こんな感じだったのかもしれません。結果、ジャック・セロスというその強烈なブランドが一人歩きしちゃったんだな‥。

売る気あんのんか!!

あります、あります‥ありますともっ!!

だってこの価格なら買い!でしょう!

今回ご紹介するのは2005年のファランギーナ。シャンパーニュもしかり‥ですが、良いシャンパーニュほど熟成のポテンシャルがあり、シャンパーニュにおける熟成とはデゴルジェメント後の馴染みや溶け込みと言えるかもしれません。最新の年号と比較したわけではありませんが、フレッシュさは落ち着き。果実味も熟れてきております。

元々、ファランギーナらしいしっかりと濃密な果実味も感じさせるのがダブルの特徴ですが、色も(きっと)リリース当初よりも濃く見え、熟れた果実味は南国のフルーツや柑橘、微かにスパイスなどが混じります。さすがのメトード・クラッシコな泡質は溶け込んだガスも感じられ、思った以上にキメも細やかでクリーミー。二日目ともなると溶け込んだガスはそのままながら、すでにフレッシュさはなくなっておりますので、よりまとまった果実味を感じます。スプマンテならではの熟成香にも似た酵母の香り、きっと二次発酵前のモストは軽く樽もかかってたんだっけ?と思わせるヴァニラっぽい香りもある。実は、ファランギーナらしさは忠実‥。ながら、いくらセロスが関与しようが、シャンパーニュのようにはいかない。いや、セロスが関与したからと言って何もシャンパーニュのような酒質、味わいを目指したわけじゃないはずだ。私ならカンパーニャでシャルドネや、ピノネロ、ムニエを栽培させてシャンパーニュに負けず劣らずな瓶内二次発酵のスプマンテを作ってもらったかもしれない。もし、そんな計画ならば‥セロスは協力してなかったかも知れませんけどね。セロスが関与しようがイタリアの地で、イタリアの品種‥となれば、イタリアの味なんだよ。

一時期はもてはやされた銘柄は落ち着き、ちょっと鼻で笑っちゃう「あはは、これ昔流行ったよねぇ」になりがちですが、あらためて飲んでみると、案外悪くない‥いや、ファランギーナという品種特性もでているし、確かに瓶内二次発酵も感じる泡質‥。シャンパーニュでもなければ、シャルドネ主体でもない‥。スプマンテとしての熟成ポテンシャルは、その品種の熟成ポテンシャルに比例するかのように、熟れ熟れのファランギーナの果実味は、すでに飲み頃。

この価格は安いです!!

ぜひ大人買いして下さい!!

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