Barolo Cerequio 1993 Michele Chiarlo
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バローロ・チェレクイオ 1993 ミケーレ・キアルロ
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ/フルボディ》
本拠地はアスティ県はカラマンドリーナ。1956年にそれまではブドウ栽培農家であったミケーレ・キアルロが自社醸造、瓶詰めを開始。その地を代表するバルベーラ種で一躍有名になりましたが、チェレクイオやカンヌビ、ブルナテなどのバローロの銘畑も手に入れ、現在はイタリアの主要18社からなるグランディ・マルキ協会の一員に。中でもチェレクイオはミケーレ・キアルロを代表するクリュバローロとなり、チェレクイオの区画内に熟成庫を持っています。初ビンテージは1988年。
醸造方法は当時のものと異なる可能性がありますが、5,500リットルのオーク樽の発酵槽での15日間にわたるスキンコンタクト、果皮が槽内で常時浸漬状態を保つようになっているそうです。発酵温度は27度から30度。樽熟成は700リットルの中ダルで24ヶ月の後瓶詰め。最低15ヶ月ほど瓶熟成後に出荷されます。
さて‥状態は、ミケーレ・キアルロも少しロングなボルドー型瓶ですね。肩部分に凸モールドがあります。ビンテージ表記は向かって左上。ラベルは絵柄に沿うように織のあるラベル、クリーム色に近い白地の部分に若干の黄ばみ的なものがあるラベルもありますが、元々のデザインのようにも見えるぐらい全体像としてキレイなラベル。バックラベルも同様ですがキレイな状態ですね。グフのスカート部分のようなメタリックな紺色のキャップシールはとても状態がいいですね。ピンクの帯封もまずまず。帯封はキャップシール頭からシール裾を跨ぐ縦貼りですのでくるくるとはまわしませんが、これは回りそうな感じ。液面は経年相応で液漏れはないはずです。色がいいですね。艶やかで深みのある赤はクリア。瓶底の凹みにもいくつかの塊があるか、まだ固まり切らない少々の細かめの粒があるか、もしくは確認できないかな少なさ。これは扱いやすい古酒ですよ。1993年、収穫年ベースだと30年になりますからね。ぜひ飲んでほしいですね。ちなみに表記のアルコール度数は13,5度となります。
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