Rosso di Montalcino 2008 Siro Pacenti
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ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2008 シロ・パチェンティ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ/フルボディ》
モンタルチーノの北側、パラグレッリ地区で創業したシロ・パチェンティ。輸入元資料では1971年とあるが、生産者の公式サイトでは1970年からとある。1988年シロの息子であるジャンカルロが初めて自社瓶詰めをしたこともあり、ラベルには1988年の記載がありますね。ジャンカルロはボルドー大学で醸造学を学び、モンタルチーノで最初にバリック熟成を導入した生産者としても知られています。
ブドウ畑はモンタルチーノの中心部を挟んだ北側の海抜350m付近の丘陵地であるパラグレッリ地区(粘土と砂質の混醸土壌)を中心に、南側であるピアンコルネッロにも畑を持つ。こちらは小石や瓦礫を多く含むミネラル豊かな土壌で北側と比較すると気温は高めでサンジョヴェーゼに力強さと、やわらかなタンニンをもたらしています。南側の畑は、母方が所有したいたものを継承したようで、アゴスティーナ・ピエリは母方の叔母になりますし、カナリッキオ・ディ・ソプラや、カナリッキオ・フランコ・パチェンティと父(シロ)は兄弟となり、ブルネッロを造るために生まれてきた生粋のモンタルチーノ人と言えるでしょう。
ロッソ・ディ・モンタルチーノは、シロ・パチェンティが所有する合計約22haの畑の中でも比較的樹齢が若い15年から25年までのサンジョヴェーゼが使用されます。発酵は温度管理されたステンレスタンクで、熟成はアリエ産のバリックで13ヶ月の樽熟成後、3ヶ月の瓶熟成を経てリリースされます(最近のテクニカル情報です)。
さて‥状態は、シロ・パチェンティのRDMは白地のラベル。でもね、これが最新ビンテージですら、薄らと青色が移るんですよねえ。バックラベルは紺色地なので、箱の中で回転しているうちに色移りするんでしょうね。で、大抵その紺色地の裏ラベルは逆にハゲてるものですが、今回のロットはとてもキレイ。キャップシールも状態がいいし、DOCの薄黄色の帯封も褪せもなくとてもいい。帯封はシール裾に横まきですのでくるくるとは回しませんが、液面は揃って高い位置で液漏れはないはずです。液色は少し暗さのある赤でクリア。瓶底の凹みには、澱は限りなくゼロに近い状態で、すんばらしい状態です。2008年、問題ありませんね。現行比干支ひと周り、飲んでいいと思います。ちなみに表記のアルコール度数は14,5度となります。
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