Orivieto Classico Superiore Terre Vineate 2021 Palazzone
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オルヴィエート・クラッシコ・スペリオーレ・テッレ・ヴィナーテ 2021 パラッツォーネ
《イタリア/ウンブリア/白/プロカニコ50%、グレケット30%、ヴェルデッロ、マルヴァジア合計20%》
1969年にドゥビーニ家がパラッツィオーネ地区の教会を購入したのが起源。1970年に現当主のジョヴェンニの父親が25haの土地にブドウを植樹し1982年には自社瓶詰めを始めます。25haの畑には後にカンティーナとなる建物も含まれているそうですが、代金は牛2頭だったとのこと(ジョヴァンニの息子、ピエトロさん談)。それだけ土地の価値は低く、牛の価値が高い‥まるでランボルギーニ(ウンブリです)‥という持ちネタを披露いただきました。
海に面しないウンブリアですが、火山の噴火によって海底が隆起した土壌。堆積土壌主体で一部はシルトも。基本敵には粘土質で保水力があり暖かいウンブリアでもブドウが焼けることはないそう。オルヴィエートは、プロカニコ、グレケット、ヴェルデッロ、マルヴァジア、ズルペッジオの5品種の混醸で複雑さを表現する稀なワイン。創業当時は伝統的な混植でしたが、2000年に植替え。現在は区画毎に品種を分けて管理しています。品種ごとに病気などへの耐性も違い、熟すタイミングも違うので品種毎に発酵させてからアッサンブラージュが行われます。植替えと同時に密植もhaあたり1,500本っから(少ない)5,000本に変更。標高は250mから300mですべて北向き。暖かいウンブリアでは元々北向きに畑が開拓されてきたようで、ブドウがゆっくりと熟すそう。
現在5品種のブドウは様々な区画に分けて栽培されています。グレケットの場合は6区画。土壌や日照量の違いはあれど、収穫は同じタイミング。混醸ワインですが、単一品種は熟度を混ぜることで複雑さを増すそう。プレカニコはミネラルや骨格を形成し、グレケットなその肉付き、ボディとなる。ヴェルデッロは緑の風味と酸味を、マルヴァジアはアロマ、香りを形成するとのこと。単一品種はグリルした肉のように肉そのもの。混醸のオリヴィエートは、ボッリートのような煮込み、複雑な出しが一体となった丸い味との表現。
このテッレ・ヴィナーテは最もスタンダードなオリヴィエート。価格もお手頃だけれども、クラッシコ・スペリオーレとなる。品種毎に20度以下に温度管理されたステンレスタンクで20日間醸造されたワインは混醸されてステンレスタンクで熟成。
正直、私も試飲会で何度か飲んでますがピンと来てなかったのが実情。しかしピンと来ないのは混醸でバランスが取れてるワインだからなんだと実感しました。そう、試飲会ではインパクトのあるワインがどうしても目立ちますから、このようなバランス重視のワインが目立たないんだな。にしても、和食との相性はバツグンですね。いや、和食に限定することはないのですが、混醸はどれかの品種がそのお食事のどれかと合ってくれる。だから幅広いお料理、イタリア料理に限らず、ちょうどいい感じで一緒に楽しめるワインになってます。
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