Amanda Malvasia Frizzante Colli Piacentini 2012 Lusenti

イタリアのスパークリングワイン

更新履歴 2015/02/07
販売価格

2,280円(税込)

在庫数 SOLD OUT

アマンダ・マルヴァジア・フリッツァンテ・こっり・ピアチェンティーニ 2012 ルセンティ
《イタリア/エミリア・ロマーニャ/白/微発泡/マルヴァジア・カンディア・アロマティカ/辛口》


マルヴァジアともなれば、何も中部イタリアに限ることなくポピュラーな品種。それに応じて亜種も多いし、地域によって個性もでる。

エミリア・ロマーニャ州では微発泡なフリッツァンテに仕上げられることも多い。赤のランブルスコに対する白の微発泡ワインの位置づけかな。

この地の亜種であるマルヴァジア・カンディア・アロマティカは、とってもアロマちっくなマルヴァジア。

ランブルスコ同様に、低価格帯で気軽に楽しめる酒質のものもありますが、このルセンティのアマンダは西野嘉高がこれまで飲んだ中でも最上のもの。

 (まあ、少しお値段張りますけどね)

フリッツァンテの癖に‥は禁句です。微発泡を安酒としないで下さいね。特に酸味と微発泡だからこその果実味との三角関係は、スティルワインでは絶対に醸し出せないおいしさ、飲み口があるんです。

エミリア・ロマーニャ州はツィアーノ・ピアンチェンティーノ市にあるティドーネの丘の上に位置するルセンティ。1900年の始め頃からブドウ栽培、ワイン醸造を行ってきましたが、1960年代に二代目のガエタノ・ルセンティの代から品質向上を目指し、三代目となる娘のロドヴィカ・ルセンティと夫のジュゼッペ・フィリがそれを受け継ぎ、1993年からより高品質なワインの醸造を販売を始めました。

所有する畑は15haで、この地の土着品種であるボナルダ、バルベーラ、マルヴァジア・ディ・カンディア・アロマティカ、オルトルーゴなどを栽培しています。

さて、このアマンダは、マルヴァジアの中でもマルヴァジア・ディ・カンディア・アロマティカという亜種100%からなります。コッリ・ピアンチェンティーニDOC銘柄となり、ピアンチェンツァ県における1967年制定と由緒正しいDOC銘柄でもあるんですね。赤、白、ロゼに辛口から甘口までこの地の多種多様な品種やタイプが包括されているようです。

さて、このワイン名であるアマンダは、このワインだ大好きなロドヴィカのお婆さんのお名前だそうです。丁寧に圧搾されたモストは短時間の醸しの後、温度管理されたステンレスタンクでの発酵されます。

飲んでみました。

最近はこの手のワインをオレンジ色のうんたらかんたら言うそうです。かつて西野嘉高がグラヴナーを血尿と言い放ったように、みんな腹をくくって酸化しちゃってる色でいいじゃない。

この手のワインの多くは香りや味わいに出来の悪いシードルのような酸化し、茶色に変色したリンゴの風味があるもので、さらにホニャララ派だと還元しまくってて‥よくあんなの飲めますね。

このアマンダもかなり色は濃い目です。ラベルデザインからしてもどうにも怪しいワインなわけで、グラスに注いだ瞬間は「ああ、ヤッちゃったわ」と思ったものです。

しかーし!!

酸化や還元など微塵も感じさせない洋梨、蜜リンゴ、奥底に黄桃達の熟れた果実の香味があり、飲み口も旨味たっぷりで濃密。旨味は甘味に感じるし、甘味は旨味に感じるが、それを舌にいつまでの残らせない残尿、もとい、残糖感がないのは良質な酸味と、この微発泡なガスの恩恵。

飲み応えあるこの旨味、厚みだってそう。この手のワインで途中から酸が抜けるワインは五万とあるが、これは違う。良質の酸味と、この微発泡のガスが重たさもスムーズに感じさせる。陳腐な例えだとネクターの炭酸割りですが、これがとにかく美味しい。

アルコール度数11.5度という飲みやすさ、微炭酸の軽やかさでどっしりと旨味ある果実味をイキイキとさせてくれます。

騙されたと思って!

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