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Barolo Falletto 2011 Bruno Giacosa

ピエモンテ州の赤 > Bruno Giacosa

	更新履歴 2023/12/14 販売価格 34,800円(税込) 在庫数 SOLD OUT
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バローロ・ファレット 2011 ブルーノ・ジャコーザ
《イタリア／ピエモンテ／赤／ネッビオーロ／フルボディ》

本筋はブルーノ・ジャコーザの本拠地であるネイヴェ‥つまりバルバレスコの銘醸。祖父カルロ、父マリオ、そしてブルーノと三世代に渡り、その名声を築きあげてきました。

現在、自社で所有する畑は約20ha。過半数は買いブドウでワインを醸していますが、これは祖父カルロも、父マリオもブドウの仲買人も仕事だった歴史があるんですね。とはいえ、カルロ氏は自社での醸造も初めていたんですね。第二次世界大戦の戦中や戦後は、ボトルワインの市場がなかったために瓶詰めのみで量り売りをしていた時期もあるそうです。1961年、1929年生まれのブルーノ氏の名前を冠した"ブルーノ・ジャコーザ"が誕生しました。

今なお、買いブドウも使用していますが、仲買人の家系な歴史は、どこの畑が優れているのか、誰が栽培しているブドウが優れているのか‥熟知しているんですね。そんなブルーノ・ジャコーザのワイン達…実は、ラベルには二種類の表記があるんですね。

・（Casa Vinicola） Bruno Giacosa

　契約農家の畑から購入したブドウで醸されるワイン。

・Az.Ag.Falletto di Bruno Giacosa

　自社で所有する畑から収穫されたブドウで醸されるワイン。

自社畑の方が優れているか？長年、買うブドウでの醸造の歴史を持つブルーノ・ジャコーザにそれは当てはまりません。ただ、2004年に脳梗塞を患い、2018年1月21日に他界されました。現在は娘のブルーナとマリーナが跡を継ぎブルーノ・ジャコーザの品質と名声を守り続けています。

ブルーノ・ジャコーザのラインナップは少しややこしい。契約農家からのネッビオーロで醸したものは「バローロ」この自社畑のネッビオーロから醸したのは「バローロ・ファレット」。　ファレットはセッラルンガの畑、一時期は同じくセッラルンガのリオンダを詰めていた時代があり、1993年が最終ビンテージの模様。カスティリオーネ・ファレット地区はヴィレッロを1996年まで詰めていました。同じくカスティリオーネ・ファレット地区の「バローロ・レ・ロッケ」は、1997年から「バローロ・レ・ロッケ・デル・ファレット」に呼称が変更になっています。または2010年からは「バローロ・ファレット・ヴィーニャ・レ・ロッケ」に変更になっています。

温度管理されたステンレスタンクで21の醸しとアルコール発酵。55hlと110hlの大樽で30ヶ月の樽熟成後瓶詰め。8ヶ月以上の瓶熟成を経てリリースされます。この2011年の生産本数はフルボトルで9,820本、表記のアルコール度数は14,5度となります。

ジェームス・サックリング／97点（ちなみに2011年の赤ジャコは100点でした）
The subtle and complex aromas are mesmerizing here in this famous Barolo with strawberries, red roses, citrus and fresh walnuts. It's full-bodied yet reserved and beautiful with an incredible backbone of firm and composed tannins that form a gorgeous tannin line to the wine. It's so silky textured with incredible depth of fruit and a long, long finish. Savory and structured at the same time. This needs five to six years to soften and come together. Better in 2020.

ワインアドヴォケイト／94点
The 2011 Barolo Falletto is a beautifully balanced and determined wine. It spends 30 months in oak and this warm vintage is already showing a quick bottle evolution. This was an early vintage: Fruit was harvested on September 23, which is ten days before average. It shows soft, luscious lines and ripe fruit favors that are both generous and opulent. Yet, there is a healthy crunchiness and crackle in the mouth that makes for a long aging future ahead. Barolo Falletto closes with pretty aromas of dark fruit, spice and shaved truffle.

ヴィノス／92点
Bruno Giacosa's 2011 Barolo Falletto is soft, open and welcoming, with plenty of vintage 2011 sexiness. Sweet spiced notes meld into dark red stone fruit, mint, sweet tobacco and incense. All things considered, this is a fairly mid-weight, perfumed Barolo from the Falletto vineyard. Although the 2011 isn't up to very best wines from this site, it is great to see the Bruno Giacosa signature style more or less back. I don't expect the 2011 to be especially ageworthy, but it is quite beautiful just the same. A Red Label Riserva will follow in a few years