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Cidre Matterhorn Metodo Charmat 2022 Maley

イタリアのスパークリングワイン

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	更新履歴 2025/05/02 販売価格 2,380円(税込) 在庫数 残り僅か 11本です 購入数 本
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希望小売価格 3,740円税込→ 通常特価 3,000円税込→ 特別価格 2,380円税込

シードル・マッターホロン・メトード・シャルマ 2022 マレイ
《イタリア／ヴァッレ・ダオスタ／白／泡／りんご、洋梨／辛口》

ヴァッレダオスタでは、第二次大戦前までは日常的に飲まれていたというシードル。モンテビアンコの麓で伝統的なシードルを復活させたのがこの「マレイ」。グラッパの醸造所である「ラ・ヴァルドタイネ」の敷地を間借りして醸造するは、「カーヴ・ド・ヴァン・ブラン・ド・モルジェ」で長く醸造責任者を勤めていたジャンルカ・テッローリ。スプマンテのために畑を探していたところ、荒廃したリンゴ畑を発見、地元の老人から実はシードルの産地であることを知る。

標高900m、アオスタ峡谷の中心部であるブリソーニュに位置。白樺の森に囲まれたリンゴ樹が残されています。ブドウは寒過ぎて育たない地域ですが、シードルに使用されるリンゴは、ブラン・ド・モルジェが醸されるラ・サレ地区のラヴェンツェ種と、フランス領であるyシャモニーっで栽培されるクロッソン・ド・ブシ種。これら二種のリンゴに加え、アルプスの伝統製法に従い、約4%の洋梨を加えています。

リンゴは自社畑に加えて樹齢の高い栽培家からのリンゴも購入しているそう。リンゴの樹は300年以上も生きることから、樹を切ると罰せられる法律があったそう。よってシードルが造られなくともリンゴ樹は残ったそうだ。モンテ・ビアンコのリンゴは標高1,000mを超える畑もあるが、高地で育つので香味成分が豊かで繊細とか。標高1,000mを超えるリンゴは樹齢80年を超え、標高の高さからカビや害虫、病気の心配もほとんどない。

収穫されたリンゴは酸度と糖度のバランスを見ながら300kgのカゴに入れて優しく醸造所に搬入。手早く入り刻み、種子を取り除きローラー・プレス機で搾汁されます。モストは冷蔵庫の中で保管され、浮遊物なだどを取り除きます。発酵は大樽で。アルコールが2.5%になったら冷却し、フィルターに通す。その後、タンク内で二次発酵が行われます。

飲んでみました。

ガス量は十分。確かにリンゴと洋梨の香りがありますが、甘味を感じる香りながら、味わいは基本的にドライ。ガスと酸味のお陰でシャープさもある。一般的な（語弊あり）シードルは、リンゴが酸化したような果実香があり、オフフレーバーに似たものもありますが、このマレイのシードルはブドウがリンゴに変わっただけで、ネガティブな要素がありません。標高の高さは冷涼なミネラルを感じさせ、樹齢の高さは、未熟さを感じさせません。予想超えのおいしさですね。アルコール度数5,5%というのもミソ。

シャルマということもあり、二日目にはガスは抜け気味か？と、思いきや、ちゃんとガスは残ってますね。初日と同等で不足感はありません。飲めば、確かにりんごの味（当然ですが）。ユッケにナシやリンゴが添えられることありますよね？（うちだけですか？）なんか、ユッケの甘味のあるタレとフルーティーさが、案外合うんじゃないかと思います。もちろん、ガレット‥コンプレでもいいし、それこそ焼きリンゴを使ったガレットもいい。そうだな、アップルパイだな、そうだそうだ、アップルパイにしよう。

とにもかくにも、偏見なしで飲んでみて欲しい。シードルのナガティブさはありませんし、リンゴらしい果実の風味はしっかりとドライ。ガスもシャルマながら質量ともに満足できるレベルですよ。