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Dolcetto d'Alba 2019 Mario Marengo【予備品】

ピエモンテ州の赤

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	更新履歴 2024/01/22 販売価格 1,980円(税込) 在庫数 SOLD OUT
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希望小売価格 3,300円税込→ 通常特価 2,680円税込→ 特別価格 1,980円税込

ドルチェット・ダルバ 2019 マリオ・マレンゴ
《イタリア／ピエモンテ／赤／ドルチェット／ミディアム》

1899年からブドウ栽培農家を営んできたマレンゴ家。合計6ha所有する畑のほぼ全てがバローロ地区。内1,2haはラ・モッラ最上の畑、ブルナテ。他にも優良な畑を所有していますが、注目されるようになったのは、エリオ・アルターレがマレンゴ所有のブルナテのブドウを購入してたからかもしれません（現在は契約終了とのこと）。伝統的な混醸バローロも醸していますが、ブルナテを筆頭に、ブリッコ・デッレ・ヴィオーレのクリュバローロも。

カスティリオーネ・ファレット地区に所有する0,48haの畑で1997年と2000年に植え替えたドルチェットが使用されます。ステンレスタンクでの発酵と熟成。

ALBEISAの共通瓶。ラベルがいいですね。デザイン自体はシンプルでどーってことないんですが、色がとてもいい。オレンジの様な、茶色のような、フォント使いもあってレトロなマッチ箱みたいな感じがとてもいい。コルクはディアムの4,5cm（5）。グラスはシュピゲラウ、ディフィニッションのユニバーサル型、表記のアルコール度数は13度です。色調はドルチェットらしい紫もある比較的濃い色合い。樽は使用されていませんが、果実香も非常に密度が高い。ドルチェットらしいスパイス感もあって品種特性はよく感じられます。飲み口にもコショウなどのスパイスがありますが、見本のようなお見事なドルチェットの果実味がしっかりとありますね。度数もお似合いで違和感はありません。豚肩ロースのローストをたっぷりのコショウや、チェリートマトのオイル漬けかなんかを添えてもよさそう。樽は使ってないのですが、どこか香ばしさもあるので、焼き目のついた肉料理、毛沢東スパイスみたいな辛いスパイスなんかがあってもいいかもしれませんね。ドルチェットらしい果実味の甘味も引き立つかもしれません。揚げた根菜の乗ったスパイスカレーなんかもあり。

ドルチェットって、どこかミルキーに感じる部分があるんですよね。新樽のヴァニラとは違うミルキーさで、それは果実味の旨みなどなめらかさ‥でもあるんですけどね。スパイスや果実味に果皮からの苦味なんかもあり、それが良いアクセントになるのがドルチェットですね。マリオ・マレンゴもドルチェットの品種特性よく出てるんですが、安っぽさや、雑っぽさがないのがいいですね。

スペックを鑑みても、本来は2022年あたりが現地リリースでも不思議ではないかもしれないのもドルチェットですが、2019年なんですね。香味に閉じ感はありませんが、若いワイン特有の荒さを感じないのが嬉しいですね。また、飲み進むにつれ、ほどよい酸味も感じられますので、ダレることがないのもいいですね。

二日目もシュピゲラウ・ディフィニッションのユニバーサル型です。初日よりも果実香は落ち着きましたが閉じではありません。飲み口に旨みがあり果実味たっぷりでとてもジューシー。13度という落ち着いた度数もありますが、濃過ぎる果実味ではありません。もちろん、飲み応えあるたっぷり感はありますけどね。スパイスにも丸みがありやはり雑味に感じさせないのがいい造り手。いやあ、うまいうまい。二日目の方が上質というかエレガントにまとまってるんだけど、ドルチェットとして初日もとてもいい。やっぱドルチェットはこれぐらいの価格で楽しめるといいですよね。