Cent'Are Syrah 2019 Pellegrino
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チェンターレ・シラー 2019 ペッレグリーノ
《イタリア/シチリア/赤/シラー/ミディアム》
ペッレグリーノ社は1880年、地中海に浮かぶシチリア島の西海岸に位置するマルサラ地方でカルロ・ペッレグリーノによって創立されて以来、マルサラの歴史と発展とともに現在に至ります。ペッレグリーノ社が所有するブドウ畑はマルサラのみならずシチリア全域に点在しており、それぞれに恵まれた様々な土壌や気候の個性を持ちます。生産するワインの半分はマルサラで、もう半分は土着品種を中心にコストパフォーマンスの高いワインをリリースしています。公式サイトにはチェンターレシリーズの赤はネロ・ダヴォラのみの記載ですが、このシラーもステンレスタンクで4ヶ月ほどの熟成後瓶詰めとなると思われます。
シチリアでシラー。実は決して珍しくありません。シラーと言えば、南仏、ローヌか、オーストラシアのシラーズが有名でしょうか。イタリアでも特に地中海気候な地域ではシラーに挑戦する生産者は少なくありません。トスカーナだとボルゲリやスヴェレートとなると、ほら、シラーあるでしょ。マルサラはシチリアでも西海岸ですからね。きっとそういうことなんだと思います。
飲んでみました。
実は、あまり期待はしてなかったんです。そもそもシラーは決して得意な品種ではありませんから。しかし、これが結構、イケてる。しかもこの価格だとちょっとビックリ。シラーやバルベーラなどスパイスと、ちょい野生のベリー系のワインはいかに雑じゃないか?がポイントになります。ただ、この価格帯だと作り込み過ぎ、美容整形し過ぎのワインは少なくありません。妙に濃い香りがしたりとか、変に色が黒かったりとか、そういうワインは、まあ、あれですわ。なので、この価格帯はそんな「工業的でマーケティングの産物」的なワインか、しょっぼしょぼのカッスカスで、「もうちょっと顧客の趣味趣向考えたれよ=マーケティングしろよ」的なワインに大別されるのですが(語弊だらけ)、このシラー、ドを越すような人為的な部分がありません。色もシラーらしい濃さはありますが、ちゃんと赤みもありますし、香りも香料的なものではない。密度もほどよいミディアムで、濃さというウケを狙ったような形跡もない。この価格帯だと12,5度とか13度でも不思議ではないが、13,5度というぼちぼちのアルコールのボリュームがあって飲み応えもある。シャバさやヌケもなく、シラーらしい果実味やスパイスもたのしい。なにこれ、結構、イケてるやん。三日目まで引っ張りましたが、いい意味で強い酒質なのはシラーのなせるわざかもしれませんしね。これは非常にコスパ◎です。ラベルが安っぽくないのも加点対象。お料理に使っても惜しくないお値段、十分に満足できるワインに仕上がっています。
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