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Chianti Classico Gran Selezione COLONIA 2013 Felsina

トスカーナ州の赤 > Felsina

	更新履歴 2023/12/26 販売価格 12,800円(税込) 在庫数 SOLD OUT
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キャンティ・クラッシコ・グラン・セレツィオーネ・コローニア 2013 フェルシナ
《イタリア／トスカーナ／赤／サンジョヴェーゼ／フルボディ》

ドメニコ・ポッジャーリ氏がカステルヌォーヴォ・ベラルデンガのワイン荘園を購入したのは1966年のこと。友人であった故ルイジ・ヴェロネッリ氏の紹介で、フランコ・ベルナベイ氏をエノロゴに雇い入れ、1983年にリリースしたのがフォンタッローロと、キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ・ランチャ。このふたつのワインで一気にフェルシナの名声が高まることになります。ポッジアッリ家の所有となりますが、現当主は、娘婿であり1982年までは哲学博士として高校で教鞭をとっていたというジュゼッペ・マッツォコーリン氏。

フェルシナが位置するのはシエナの北、キャンティ・クラッシコ認定地域最南端のカステルヌォーヴォ・ベラルデンガ地区で、一部はキャンティ・コッリ・セネージ地域となり、境界を跨いで畑を所有しています。ランチャはキャンティ・クラッシコ地区内の単一畑、フォンタッローロはキャンティ・コッリ・セネージ地区のブドウも混醸されてますので、キャンティ・クラッシコを名乗ることはできないんですね。

カステルヌォーヴォ・ベラルデンガ地域は土壌は石灰を含む岩と薄板状のマール土壌が主体で、僅かに砂質とシストが混じり込みます。この複雑な土壌は感想しがちでブドウ樹は地中深くの粘土層まで根を生やさないと十分な水分を得られません。現在ではビオロジックを採用してブドウ栽培を行っていますが、ブドウのみならず様々種の植物をブドウ畑に隣接させることでミツバチや、動植物との共存を進めているそうです。

　「有機的な栽培だけでは十分とは言えない。サンジョヴェーゼはマッサル
　　セレクションによって色々なクローンの最良の樹を増やしてきた。
　　更に森や動植物との共存を進め、次世代に僕達の伝統を残していきたい。」

　　また、同時に、

　「自然な栽培環境とワインの美味しさは関係ない。」

　　とも言い切るところに共感を覚えます（まったくその通りだよ！）。

現在リリースしているキャンティ・クラッシコは四種類。ＣＣベラルデンガ、ＣＣＲベラルデンガ、ＣＣＲランチャ、ＣＣＧＳコローニア（高過ぎです）。サンジョヴェーゼ100%からなるIGTのフォンタッローロにカベルネソーヴニョンのマエストロ・ラロ、シャルドネのイ・シストリ、ヴィンサント。近年はスプマンテにも挑戦しています。

ここまでテンプレ

コローニアの区画は、ランチャ畑の最頂部となります。そもそもは1966年にドメニコ・ポッジャーリとその息子であるジュゼッペによって1970年代後半に植え直しが行われていましたが、傾斜が大きく、岩や石の多く1980年にはこの区画でのブドウ栽培は放置されていました。1991年に植え替えが再開され、1993年についにブドウ樹の栽培がスタートします。粘土石灰土壌でランチャよりもマグネシウム、マンガン、鉄分を多く含む土壌で最頂部とはいえ、個性の違う区画となります。最初の収穫は1997年。これまでとは違う個性のサンジョヴェーゼであることから長らく単一で瓶詰めされておらず、初ビンテージは2006年となりました。

収穫されたブドウは厳しい選果と除梗、搾汁の後、28度から30度に温度管理されたステンレスタンクで16日から20日間のアルコール発酵。醸し発酵中はパンチダウンとポンプオーバーで香味を抽出します。収穫年の翌年の3月から4月に新樽100%のフランス産のバリックで30ヶ月の樽熟成後、各樽をブレンドし瓶詰め。瓶詰め後も8ヶ月から12ヶ月の熟成を経てからリリースとなり、キャンティ・クラッシコ・グラン・セレツィオーネを名乗るフェルシナ唯一のワインとなります。年産は約3,000本。2006年の初ビンテージから生産されていますが、2008年と2014年は生産されていません。

ワインアドヴォケイト／97点（M.L.）
This wine opens to rich intensity and a dark purple-blackish color that is simply gorgeous to behold. The 2013 Chianti Classico Gran Selezione Colonia is a superb expression that delivers so much joy on almost every measurable level. This vintage offers superb density and intensity with sharply defined aromas of black cherry, ripe blackberry, spice, leather and moist tobacco. There is a sweet note on the close that lasts for a minute or two before returning your taste buds to sophisticated and savory flavors. This is a gorgeous, gorgeous achievement.(10/2017)

ヴィノス／95点（A.G.）
Volume, power and breadth are the signatures of the 2013 Chianti Classico Gran Selezione Colonia. This is the first vintage in which Colonia falls in line with the rest of the Fèlsina range from a stylistic standpoint. Among other things, the use of French oak is much more measured than it was in Colonia's first vintages. Next to the flagship Rancia, Colonia is a sleeker, and perhaps a bit more polished, although it doesn't quite offer the same direct expression of Sangiovese. (7/2017)

ジェームス・サックリング／94点
Complex aromas of raspberries, blueberries, red plums and hot stones. Some new wood, too. Medium to full body, ripe and velvety tannins and a long very crisp finish. I like the intensity and the style here. Delicious now. (7/2018)

デキャンター／94点（M.M.）
The Colonia vineyard boasts a very rocky galestro soil rich in magnesium and iron. Though planted in 1993, it wasn't made as a separate bottling until 2006, and less than 3,000 bottles are produced. It's aged mostly in used barriques , and the 2013 is a heady tangle of underbrush, incense, ripe cherry, mint and fragrant fennel. It's very polished but true to its origins; dense, savoury and mineral with layers of tactile, powdery tannins that will carry the wine for a couple of decades. (2/2018)