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Barbaresco Martinenga Camp Gros 1985 Marchesi di Gresy

ピエモンテ州の赤 > Barbaresco

	更新履歴 2021/02/05 販売価格 24,800円(税込) 在庫数 SOLD OUT
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バルバレスコ・カンプ・グロ 1985 マルケージ・ディ・グレシィ
《イタリア／ピエモンテ／赤／ネッビオーロ／フルボディ》

マルケージ・ディ・グレシイは12世紀から続くトリノの貴族、スイスの不戦条約にサインしたベネディット・ディ・グレシーを先祖に持つ名家。現在の当主はアルベルト・ディ・グレシィ氏で、1990年、彼の祖父の代に避暑と狩猟を目的としてバルバレスコの土地を購入したのが始まりで、1973年にマルケージ・ディ・グレシィを興し、バルバレスコを始めとするワイン生産を開始します。

所有するブドウ畑は合計35haで、バルバレスコ村のマルティネンガ、トレイゾ村のモンテ・アリバルト、カッシーネ村のモンテ・コロンボとラッセッラの４カ所となります。すべての醸造はその本拠地であるマルティネンガの醸造所で行われています。特にマルティネンガは著名な畑で、現在もグレシィ家の単独所有となります。

標高280m、南向きのマルティネンガの区画の中にあるカンプ・グロのクリュ。果帽を浮かせたまま5日から10日間のマセシオン。果帽を沈めて毎日ルモンタージュを行い8日から10日間の発酵後、マロラクティック発酵が行われます。フランス産のバリックで6ヶ月の樽熟成後に2,500Lのスラヴォニア産の大樽に移され22ヶ月の樽熟成後瓶詰め。マルケージ・ディ・グレシィが醸す三種類のマルティネンガ区画のバルバレスコの中でもフラッグシップとなるクリュとなります。

さて‥状態は、全体的に汚れやシミもありますが1985年のワインとしてはキレイに保管されていた状態かと。ラベルには生産本数12,364本（フルボトル）、549本（マグナムボトル）の表記と、ボトルナンバーが刻印されています。キャップシールはシール頭が少しボコってますが、特に問題はありません。バルバレスコ協会の赤い帯封な時代、縦貼りで一方はキャップシール内側に、もう一方は瓶にとなりますが、切れています。ただし、キャップシールはすべてのボトルでくるくると回りますね。液面は経年相応、液漏れはないはずです。液色はまだまだ深さもあり、艶やかな透明度のある赤が素晴らしいですね。瓶底はほぼ凹みのないボトルで、瓶底全体に澱が沈殿しているようですが、微動だにせず、しっかりと沈んでいるようです。澱の量も経験を考えると決して多くはありません。状態もとてもいいと思いますよ。言わずと知れた超優良年のひとつである1985年、飲み頃でしょう。この状態ならまだ先はありますが、今年の秋に向けてストックされてはいかがでしょうか？ちなみに表記のアルコール度数は14度となります。