Ciampagnis Chardonnay 2024 Vie di Romans

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ヴィエ・ディ・ロマンス

チョメチョメ先行案内対象ワイン(VDR)

更新履歴 2026/07/07
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6,180円(税込)

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希望小売価格 8,580円税込→ 通常特価 5,980円税込→ 特別価格 6,180円税込

チャンパニス・シャルドネ 2024 ヴィエ・ディ・ロマンス
《イタリア/フリウリ/白/シャルドネ/辛口》

フリウリ州‥スロヴェニアとの国境沿いの街、ゴリツィアの西に位置するマリアーノ・デル・フリウリ地区はイソンツォDOCエリアとなります。祖父の代から100年もの間、ガッロファミリーの手によって守られたその土地は、水はけのよい平らな土地で、海と山の両方から吹く風に恵まれるミクロクリマを持つテロワール。

17歳で家業を継いだ現オーナーのジャンフランコ・ガッロ氏は、同地区のみならずイタリアの生産者が一目置き、イタリア最高の白ワインの生産者として最も尊敬され信頼される‥「北の巨人」と形容される人物です。ジャンフランコが三代目‥次は息子さんが四代目となるそうです。

創立以来「ガッロ」と名乗っていたものの、カリフォルニアの大規模なワイン生産者である「(EJ)ガッロ」との商標権の兼ね合いで1986年に名称の変更を余儀なくされたそうで、現在の「ローマ人の道」という意味のヴィエ・ディ・ロマンスになったそうです。

彼の考えるテロワールとは「人間、土地、気候、ブドウ品種」であり、その中でも最も重要なのは「人間」であるとのこと。また「テロワールに最も適したブドウを栽培すること」「凝縮したブドウを作ること」「完熟期を迎えたブドウを最高のタイミングで収穫すること」な、当たり前のことを当たり前に‥に向かって邁進する生産者。

流行の醸造法や、市場に流されることなく、彼がその地で得た知識、経験を元に毎年生み出されるワイン達。何度かご一緒させて頂きましたが、本当に偉大さを感じる人物ですね。そこには包容力もあるわけですが、自身の目標や探求へのストイックさをヒシヒシと感じます。とても几帳面でブレない‥見習いたいものですね。

2009年からの樽発酵やマロラクティック発酵の廃止、リースリングレナーノ単一のプリン・フリートや、メルロからなるロゼのチャントンスの生産終了もあり、転換期にあると言え、それまでのスタイルとの差異は少なからず感じて当然ですが、思想としては進化をたどっているはずなんですよね。

イソンツォDOCエリアは北緯45度から46度、日本でいうと最北端である稚内あたりとなります。この地区は平地で海抜も30m前後ながら「北」であることや、大陸性気候と地中海性気候の両方を併せ持つこの地区だからこその要因も多数でそのひとつにロシアから吹き付ける冷たく乾いた風"ボーラ"が平地ながら滞留を興さずに冷涼な気候を保っています。

イソンツォ川の南部は粘土質や石灰質が多い土壌で、畑での仕事量は半端ない。グリーンハーヴェストは二度行い、一本の樹から収穫されるブドウは600g、一本のワインを造るに1000gのブドウが必要と言われているので、そのためには二本の樹から収穫したブドウを使うことになりますね。

また徹底的に酸化を防ぐ醸造も彼ならでは。除梗の段階から極力酸化を防ぎ、発酵が始まるまではドライアイスの粒を混ぜることで酸素を寄せ付けません。またタンクには窒素を充填することで酸化を防ぐ徹底ぶる。酸化を防ぎきった果汁は、ブドウの粒の中味と同じ色、香り、味を持つそうです。

 2024年のビンテージ情報

2024年は冷涼で湿潤な春と、暑く乾燥した夏が対照的に現れた気候の振れ幅の大きな年となりました。春先の豊富な降雨は育成を支える一方で、病害リスクを高め、丁寧な管理が求められました。夏は高湿と水不足により樹にすとれすがかかりましたが、精密な灌水により健全なバランスを維持することができました。成熟は順調に進み、収穫はやや早めに開始。健やかな果実を収穫することができ、成熟したアロマと骨格のある美しい酸が特徴の、全体として調和とエレガンスに優れたビンテージとなりました。

 CMC添加に関しての情報

 2024年ビンテージからCMC(カルボキシメチルセルロース)という食品添加物
 が添加されております。主な効果は酒石酸の結晶である酒石の発生を防ぐこ
 とだそうです。CMCは食品添加物として広く認められており(日本でもね)、
 適切な基準に従って添加されています。元々は、低温でワインに不要な物質
 (主に酒石)を取り除く方法をとっていましたが、この従来の方法では、ワ
 インに必要なアロマ成分も除去されているに感じ、CMCの添加に至ったそうで
 す。

海抜32mに位置する約9.32haのチャンパニスの畑(2021年よりも拡張)。平均樹齢は19年となります。2024年の9月16日と17日に収穫。収穫されたブドウは、約8度に温度管理されたステンレスタンクでのコールドマセラシオンの後、16度から19度に温度管理されたステンレスタンクで18間のアルコール発酵。マロラクティック発酵は施されず、澱と接触されたまま8ヶ月の熟成を経て2025年の3月20日と21日に瓶詰め。10ヶ月以上の瓶熟成期間を経てリリースされます。

アルコール度数は2009年が14.31度、2010年が13.84度、2011年は14.27度、2012年は14.40度、2013年は13.93度、2014年は13.20度、2015年は13.50度、2016年は14.03度、2017年は13.5度、2018年は13,94度、2019年は13,77度、2020年は14,32度、2021年は13,86度、2022年は14,5度、2023年は生産されず、この2025年は13.08度となります。

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

冷蔵庫キンキン温度、グラスはザルトのボルドー型(ブルゴーニュ使い)。コルクはまあ良質ですがもっと良かったような気がするのはあたしだけかな‥5cmです。熟れた新鮮なパイン。黄桃やアプリコット。軽やかなハチミツの風味。グレープフルーツ、紅まどんなや、せとかのようなみかん香。スパイスはハチミツに近い。口に含みますと穏やかな果実味と、やわらかなミネラルが口の中を満たします。13度ちょいと例年よりも度数はやや低めなのは飲み口にも実感しますが、ボリュームが不足することはありません。舌に新鮮な酸味が感じられますね。キレイに冷えながらもやわらかさがありますが、温度がやや低めの印象、少し上げましょう。少し温度が上がると、うまくまとまり、後半に柑橘由来の苦味が感じられますね。2024年、チャンパニス久々ですが、チャンパニスの立ち位置はきっちり。ネガティブなシャルドネのエグ味はない。

二日目は冷蔵庫から1時間前にセラーに移動させて少し温度を上げておいたもの。パイン中心ですがセージなどのハーブの香りも。ハチミツや由来のスパイスも馴染んでますね。飲み口は温度がやや高めなのもありますが、旨味も初日よりも感じられますね。苦味と酸味は同レベルで温度が上がっても緩みません。味わいもやっぱりパインと柑橘(みかん系)が主体。密度はしっかりあり、カリフォルニアのような濃さではありませんが、どこにも隙間のない充実したシャルドネ。余韻も長いですね。2022年は度数も比較的高めながらハチミツ系控えめだったことを思うと、同じチャンパニスでもビンテージによって違うもんだなあと感心。このワインにスモーキーさはありませんが、合鴨のスモーク、バター軽めのグラタン、野菜のラグーのラザニア、ほうれん草のニョッキ、なんだろうな、アッビナメントに関してはニュートラルだと思いますね(樽使ってない利点でもある)。

三日目は冷蔵庫キンキン温度、グラスはザルトのボルドー型(ブルゴーニュ使い)。三日目になるとパインよりもミカンが上まってきました。蜜の香りのあるミカン、香りにボリュームを感じます。うん、チャンパニスは冷えてる方がおいしいですね。三日目は旨味もマシマシ、まろやかながら酸味と苦味が引き締めてくれます。二日目まではハチミツに近いスパイスがジンとする部分がもう少しあったのですが、包括されまろやかにまとまります。うん、チャンパニスは日に日においしくなるな。抜栓後もゆっくりと飲まれてもいいと思います。

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