Gossip Pinot Grigio Ramato 2016 di Lenardo
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2017年9月2日更新:12本追加しました。
ゴシップ・ピノ・グリージョ・ラマート 2016 ディ・レナルド
《イタリア/フリウリ/ロゼ(本当は白です)/ピノ・グリージョ/辛口》
1800年代にはブドウを栽培していたという文献もあるそうなディ・レナルド家、1987年から自社瓶詰めを行っていたようですが、品質の向上があっのはこの10年ほど。この地では盛んな国際品種や、フリウリらしい土着品種の紅白、スプマンテを含めて18種類ものワインをリリースしています。日本市場に導入されているのは数種類ですが、いずれもフリウリながら価格は控えめなんですよね。
なかでも近年人気なのがこの「ゴシップ」と呼ばれるワイン。砂礫質土壌で栽培されるピノ・グリージョ100%で醸されます。除梗し搾汁したモストをアルコール発酵前に18時間、5度から10度の低温に保つコールドマセラシオンの技法を用い、果皮の色素やアロマを抽出します。ピノ・グリージョのような「グリ種」は外見は黒ブドウに近いために濃い色素が抽出され白ワインながら赤銅色(ラマート)に仕上がります。ステンレスタンクでのアルコール発酵とマロラクティック発酵、澱とともにタンクで熟成させた後瓶詰めされます。
ヴィエ・ディ・ロマンスのデッシミスは果皮由来の色ではないそうですが、ピノ・グリージョは赤味がかった、もはやロゼと呼ぶべきスタイルにも(も!)造ることができます。それもピノ・グリージョのバリエーションのひとつで個性がありますね。
独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味
撫で肩、透明瓶。商品名である「GOSSIP」の下部には「PINOT GRIGIO RAMATO」の記載。「RAMATO=ラマート=赤銅色」推しなのかな?まあ、昨今はオレンジワインなんて呼ばれるワインもありますね(白目)。
コルクはディアム社製の4.5cmなのが嬉しい、冷蔵庫キンキン温度、グラスは迷って基本のオヴァチュアにしませう。
確かに赤銅色かな。オレンジ、茶色がかったロゼ色。これを白ワインとして販売するのは抵抗があるのでロゼワインとして売ろうと思う。ロゼの定義は色のみではないのかもしれないが、俺の中ではロゼだ。
ブラッドオレンジ、エルダーベリーも印象的。12.5度ですからアルコール感ではないのですが、どこかそんなブラッドオレンジのリキュールを使ったカクテル的な香りがしますね。存在しないが赤い梨のような風味、バラの香りがアロマティックです。
口に含みますと、やわらかな輪郭、含み香にバラの香り増幅、ブランドオレンジ、ピンクグレープフルーツの果汁から抽出した香味成分、おだやかな酸味に、ほろっと濡れたタンニン。ブラッドオレンジと感じさせるのは、少しの、そしていいアクセントになっている苦味、重さも感じるが、飲みやすさは損なわない。
旨味があり、イガイガしない酸味も今風、そういう意味ではスキっと、サッパリと‥という鋭角な表現ではない、やわらかな‥まとまった‥そういう丸みある表現になる。
二杯目、グラスはヴィノムのブルゴーニュ型にしてみます。うん、デッシミスにも似た夕張メロン系の香りもいいですね。十分な密度感があり、こちらの方がより酸味が前でいいと思います。
より柑橘系の風味がその酸味とともに相乗効果‥これはいいですね。
グラスって大事だなあ(実感)。
ますます、絶好調時のデッシミスに似た風味もある。ベビー・デッシミスか?それともジェネリック・デッシミスか?
二日目も冷蔵庫キンキン温度、グラスはヴィノムのブルゴーニュ型です。色がキレイですね。ブルゴーニュ型だとオレンジや銅色は薄めに見えます。まあ、表面積広いですしね。ブラッドオレンジ、ピンクグレープフルーツの酸味を伴う柑橘香、含み香にはバラの香りが華やかです。絶好調時のデッシミスや、チャントンス的な夕張メロン系は控えめながら確かにありますね。酸味がとてもいい、隅々まで行き届き飲みやすいですね。
三日目も冷蔵庫キンキン温度、グラスはオヴァチュアに戻しました。深い意味はありません。注ぐ量、グラスの形で、その赤銅色の濃さ、深さが変わるのも楽しんでいただけるかと思います。
三日目になって、甘味が少しだけ増したように思います。同様に酸味も前に出ますのでバランスは崩れません。ロゼのようにタンニンや、赤い果実を感じるわけでもないのですが、そこは実は白ワインだから‥なんですよね。でも、これだけロゼ的な色合いが強いと、「そういう要素」も感じるのも不思議ですね。五感を使うとないものまであるように感じるのです。
しっかりとラマートなピノ・グリージョらしい香味があり、抜けはありません。ほどよいボディ感、ミネラル、酸味がありワインとしてのバランスもいいですね。半端に樽を使わないのもとてもいい。
色付きのピノ・グリージョ、面白いですね。
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