Orivieto Classico 2021 La Carraia
| ||||||||||||
オルヴィエート・クラッシコ 2021 ラ・カッライア
《イタリア/ウンブリア/白/グレケット&プレカニコ合計60%以上、ヴェルメンティーノ、ヴィオニエ、ヴェルテッロ/辛口》
妥協なしに「こういうのでいいんだよ」を思えるワインです。
何気にイタリア料理店でグラスで頼んだハウスワインのあの味です。
それが、インツォリア(シチリア)だったりすると、なんとなくインツォリアかな、トレッビアーノ(アブルッツォ)だったりつすろ、なんとなくトレッビアーノ・ダブルッツォかな?と想像したりできるものですが、イタリアワインらしい白なんだけど、品種はなんだかわかんないけどおいしいヤツ。
コレです。
DOC法のおさらい。
ウンブリア州は、テルニ県、ラツィオ州ヴィテルポ県の記載がありますから、ラツィオ州産でもオリヴィエートを名乗るワインが存在するわけですね。品種構成は、グレケットが40%以上、トレッビアーノ・トスカーノ/トレッビアーノ・プレカニコが20%から40%、その他40%とまで。とありますので、プレカニコはトレッビアーノの仲間、亜種となるようです。辛口は(セッコ)、薄甘口は(アッボカート)、中甘口は(アマービレ)、甘口は(ドルチェ)と記載が可能。特定の古い地域のものは、(クラッシコ)の表記が可能。また、かのヒュー・ジョンゾンは、主品種がプレカニコからグレケットに戻ってワインが生き返ったと評したこともあったようで、一時期はそうだったんでしょうね。まあ、結構DOC法は変更もありますからね。
ということで、混醸ワインとなりますので、なかなか品種特性は掴みにくい。これはラツィオにフラスカティにも言えるかもしれません。古い生産者の場合は、古来混植されてきたので、混醸になったわけですが、それはそれで病気への対応や、単純に複雑さも出ますので理にかなってるとも言えます。新しく植え替えも混植または、棟ごと、畑ごとと生産者によってまちまちかと思われますが、低価格帯のワインだからこそ、単一品種よりも混醸に下方が、持ちつ持たれつ、補い合って完成するパズルのような複雑さもありますね。となると、アッビナメントの可能性も広がるというわけです。
この手のワインは良くも悪くも(悪くはない)多産、大量生産になりますので、つまんないワインも少なからずあります。特にオルヴィエートの場合、海なし県のウンブリア州ですから、果実味の温かみが過ぎるととたんにユルいワインになってしまいます。グレケットって、少し温かみのある品種ですから尚更ですね。同じ混醸の低価格帯でもフラスカティの方が酸がしっかりしてる印象(でも、果実味は弱い)ですが、このラ・カッライアのオルヴィエート・クラッシコは、キュンキュンに冷えていても、それなりの果実味もあり、これぞイタリアの白らしい酸味があって、内陸のワインというのを感じさせません。
暑い日差しを遮りながら、ワイン単体をゴクゴク飲むもよし、そこにフリットミストでもあって、レモンぶっしゃーも最高。フリットが面倒なら、近くの中華料理店で小エビの天ぷら買ってくるもよし。アルコール度数は12,5度、こんなの、いつの間にか1本開けてるヤツですやん。
妥協なしに「こういうのでいいんだよ」を思えるワインです。
TOPに戻る | ![]() |
イタリアワイン通販 nishino yoshitaka +plus
大きな地図で見る |
[運営] 株式会社ニシノ酒店(会社概要詳細)
[住所] 544-0032 大阪府大阪市生野区中川西2-12-4 [電話] 06-6731-7406(実店舗専用) [電話] 090-1899-4351(ネットショップ専用) こちらに掲載の商品に関しましては、上記携帯電話までお問い合わせ下さい。 [URL] http://www.nishino-yoshitaka.com/ [MAIL]nishino@nishino-yoshitaka.com [MAIL]ypsilon@bk2.so-net.ne.jp |
365日24時間ご注文受付。平均24時間(最長48時間)以内に正式な受注確認メールを配信いたします。毎週月曜日は定休日となっております。日曜の夕方から月曜日にご注文、お問い合わせの場合は、火曜日以降のご連絡となります。 | |
お買い物全般に関することで何か疑問がございましたら、まずは[総合案内所]をご確認下さいませ。様々なご質問に対する回答を掲載しております。 | |
|会社概要|プライバシーポリシー|特定商取引法|送料|決済方法|サイトマップ|お問い合わせ| |
TOPに戻る | ![]() |