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Gavi Pleo 2024 La Raia

イタリアの白ワイン

→ Tremilla Yen di Vino Italiano ：イタリアワイン三千円

	更新履歴 2025/07/16 販売価格 3,000円(税込) 在庫数 残り僅か 10本です 購入数 本
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ガヴィ・プレオ 2024 ラ・ライア
《イタリア／ピエモンテ／白／コルテーゼ／辛口》

ジョルジョ・ロッシ・カイロ氏がガヴィ地区のゆるやかな丘陵地帯の畑を取得したのが2003年。現在は180haの土地を所有し、デメテール認定のビオデナミ農法に取り組んでいます。約45haのブドウ畑の周りには樫、栗、ニワトコ、アカシアの森林に囲まれ、沿岸からの温かい風と、昼夜の寒暖差に恵まれた立地条件を誇ります。

これまでは、単純に「ガヴィ」であったキュベは「ガヴィ・プレオ」に改名となりました。酸化鉄を含む赤土に砂質を含むガヴィの典型的な土壌。平均樹齢は15年以上で様々な畑からのコルテーゼが使用されます。収穫は早朝に、15度の低い温度からアルコール発酵、ステンレスタンクでの発酵は20日ほど続き、3ヶ月から6ヶ月ほどシュールリーの状態で熟成。粗いフィルターに通して酸素に触れない環境でボトリング。

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

ボルドー型瓶、相変わらず非常にセンスのよいラベル。コルクはディアムに似た4,5cmの圧縮コルク。冷蔵庫キンキン温度、グラスはザルトのユニバーサル型。表記のアルコール度数は13度ですので、2023年よりも0,5度高い表記になります。コルテーゼらしい淡いイエローは、透明に近いと思われるかもしれません。石灰の風味はありませんが、強過ぎないミネラル香のある黄色から薄い黄緑の皮を持つ柑橘果汁の風味。白いピロピロは、白いミネラルと同調、実は柑橘香にそれなりの厚みを感じますね。口に含みますとキレイに冷えてますね。新鮮さはありますが、プチプチとしたフレッシュさではありません。思いの外柑橘の果実味にほどよい厚みがあります。果実の香味はクリアで、イタパセがふんわりと香るハーブ。いや、イタパセの緑の要素を求めているのかもしれません。思ったよりも一杯目から旨味がほどよくあり、酸味と苦味は馴染んでいます。

この季節だし、岩牡蠣にレモンをギュっとするのもいい。旨味もあるのでムール貝のワイン蒸しにレモンをギュっとするのもいいし、イタパセ散らすとなおよい。赤海老や、アオリイカを塩レモンで‥なんて最高。現時点では2023年よりも若いんだけど、やや酸味は穏やか。でも、不足感はないので問題はない。コルテーゼらしいミネラル味があり、イタリア白ワイン会のポカリスエットの様。少しの時間経過（温度上昇を伴う）で苦味も出てきますね。苦味が出てくると酸味と共に引き締めてくれる。さわやかなハーブ香もあり‥うーん、コルテーゼ（ガヴィ）は夏にぴったりだな（実感）。

二日目もグラスはザルトのユニバーサル型。この色の淡さもいいですね、めっちゃガヴィっぽい。でも、香りはしっかり出てます。二日目は白い花、白桃の風味も相まったあくまでも柑橘とミネラル。キレイでクリアに冷えたコルテーゼ、二日目はしっかりと苦味もあり、酸味との相乗効果で引き締まってきましたね（温度も低いしね）。吟醸酒ではなく、特別本醸造的な日本酒にちっとも近くないんだけども、あえて‥ならそう。このワインは樽熟成してないけども、樽酒的なあの杉の感じってハーブの風味とシンクロしそう。梅田（大阪駅）の新梅田食堂街に「金杯」という居酒屋がありますので、そちらで樽酒飲んでみるのもいいかもしれません。

いやいや、そんな話ではなく、ラ・ライアのガヴィはおいしいですね。2024年は2023年と比較すると白い花や、白い果肉果汁の風味がやや強めながら、ガヴィらしいミネラル感とスッキリとした柑橘やハーブ、酸味は保持されており年号の個性の範囲内のおいしさ‥やっぱいいい造り手です（しみじみ）。