Tane 2003 Valle dell'Acate

シチリア州の赤 > Valle dell'Acate

販売価格

4,980円(税込)

在庫数 SOLD OUT

□ タネ 2003 ヴァツレ・デッラカーテ
《イタリア/シチリア/赤/ネロダヴォラ90%、シラー10%/フルボディ》

南シチリアはラグーサ県、アカーテ地区‥ワイナート誌23号の現地取材も参考にしていただくとして‥このタネという名 は、ガエターナ・ヤコノ女史の"あだ名"を冠したもの‥彼女の哲学を具現化した作品となります。haあたり5000本の株密度で植樹されるネロダヴォラ 90%に、これが効いてる!!なシラー10%の混醸。アリエとトロンセ産のフレンチオークの新樽バリックで12ヶ月の樽熟成されます。

とにかく‥この個性的ながら‥それが癖ではない‥そして圧倒的なボリュームは、無名でも飲めばわかる!!しかも‥2002年よりも値下げしましたので、こ のコスパは激ド級でございますよっ!!

その2002年はヴェロネッリ2006年度版で★★★91 点‥そして、その2003年は、遂に青に昇格!!★★★92点を獲得しております。まぁ記録 でなく記憶に残るワインのひとつですね‥とにかく圧倒的な個性を、圧倒的なボリューム、濃密度が‥後押しする‥とにかく飲んでみて下さい!!


■ 独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味


相変わらず バカバカしい鈍器な重量を感じさせる瓶には、ARMYちっく?いやいや、ただオッサン臭いモスグリーン色地、ながらキャップシールは銀色‥という、地味な んだか派手なんだか‥一見地味なんだけど‥他のワインと並ぶと案外目立つ‥そんなラベルが‥バックラベルを見ますと‥相変わらずの度数15.5度!!なん ですね‥ただ‥コルクが4.5cmと‥あと5mm欲しい‥のが唯一の難点かな‥。

グラスに注ぎますと‥まったく先の見えない暗黒色‥ツヤツヤテカテカの液面は縁の部分がかろうじてルビーな感じ‥。鼻を近づけますと‥アルコールの高さと は裏腹に‥揮発なツン系の感じはなく‥真っ赤に完熟したベリー、これまた完熟したアセロラ系の香りが酸を感じさせます‥そこに‥粉砕したスパイスミックス と‥白い花の花粉‥新樽の香りもあるんですが、べったりとはしておらず‥それら果実の香りと噛み合うような感じででてますね。

うーん!!素晴らしい‥相変わらず個性的‥まだ漢方とまではいえないフラワリーな香りが満載なんだなぁ‥。ネロダヴォラ的な果実もちゃんとあるんだけど ね‥。

口に含みますと‥まだ固さの残る、緊張感のあるタンニンと、まだ解けないミネラルが、それがなければ暴走してたであろうボリュームを上手くまとめあげてい ます。果実の濃さとアルコールの高さのバランスがいいですね。どちらかが突出すれば、それはそれで印象に残るワインになるんでしょうが、飲み飽きする酒質 になるんですが、このタネは違うね。また香りが素晴らしい!!含んだ香りもやっぱり嫌味のないスパイスとフラワリーな香りが顕著ですね。ある意味‥ラクリ マにも似たような香りもあるんですが‥トイレの芳香剤に落ちぶれないのがこのタネの素晴らしい点かな‥。

口に含んで、舌でグルグル転がしても‥刺さることのない酸もやっぱり木目細かいですねぇ。余韻も鼻にむせ返る‥というか戻り香がまた個性的‥でも‥ほんと 癖がないんですね。まだまだ抜栓したて‥ということもあり、固さや、開ききらないも感じますが、これはこれで‥というレベル。

実は、昨年末に久々に2002年を飲んだのですが‥これがまとまるんだよなぁ。それもビックリするくらいまとまって、開けたてから三日目?的な絶妙具合で した。この2003年も、今飲んでも美味しいんですが‥1年‥待てば、抜栓直後からまとまり感や、角取れ感が出て来るのは確約です。

二日目です。思ったほど‥初日飲んでなかったんだな‥と、ふと思うほど液面が減ってないのに驚き‥グラス二杯だったんだ‥それは、やっぱ一杯、一杯が満足 度が高かったからなんだろう‥と思う。

注ぎたては初日と印象は変わらず‥そりゃ変わらないだろう。このワインは本来は一週間かけて飲むべきワインなのだから‥。やっぱシラーが効いてるのかなぁ 白い花を無理矢理赤ワインで染めたフラワリーでスパイシーな香りが、ほんとうっとりですんばらしい‥。口に含むと‥やっぱりまだ固さはありますが、二日目 なりに113%程、じゅん!!と深くなった感じもありますが、あんまし初日との違いはありませんね。でも、よく熟したシラーだと思いますよ。ほんと。シ ラーのブレンド比率を10%を記載しておりますが、初ビンテージのそれがそう‥と聞いただけで情報が更新されてないもんで‥この2003年は、もうちょっ とシラーが多いのでは?と思います。

グラスの中で、しばし放置プレイをいたしますと‥香りの広がりが凄いですね。さらに顕著に、個性的でもある白い花の香りがふわぁぁっと‥そんな感じです。

三日目でーす。まぁ香りも‥初日と変わりませんなぁ。口に含むと、ちょっとまとまってきたかな?微かに苦味を伴う、美味しい酸もじゅるっとしてきました が、やっぱりまだ固さはありますね。ほんと、きっちししとんなぁ〜という感じの固さは、崩れず緩まず‥いい固さなんだな。

四日目飛ばして五日目です。昨日は飲みに行ってしまいました^^; 五日目をグラスに注ぐと‥三日目は香りが閉じてたかも‥という印象です。五日目は初日や二日目的な花の香りがまた広がってますね。素晴らしいです。変な酸 が出て来るわけでなく‥とはいえ、15.5度ものアルコールをそう感じさせるわけではありませんが‥強い酒質ですね。

この2003年のタネの特筆すべき点はやっぱり個性的な香りでしょうね。個性的といっても‥誰もがうっとりする香りでございます。ある意味チンチナート的 ではなく‥スクリオの2001年のように素晴らしいシラーを感じさせてくれますね。かと言って「シチリアのスクリオ!!」と形容するわけではありません が‥もうすでにタネは確固たる地位を獲得しているわけで‥形容も必要ないかな。

まぁ一週間は平気で美味しいままなんだろう‥と想像。あー四日目飲んでおけばよかった‥が、今から飲めますよ。初日、二日目で十分タネの個性も理解できま すし‥すこぶる美味しい!!気を使わず開けていただいていいし‥これを一年‥そう一年だけでいいですから‥寝かせてみて下さい。2002年と同様に、角も 取れて馴染んだ感じはまた格別のはずです。やっぱ2003年も美味しいやっ!!

TOPに戻る TOPに戻る

イタリアワイン通販 nishino yoshitaka +plus


大きな地図で見る
[運営] 株式会社ニシノ酒店会社概要詳細
[住所] 544-0032 大阪府大阪市生野区中川西2-12-4
[電話] 06-6731-7406(実店舗専用)
[電話] 090-1899-4351(ネットショップ専用)
 こちらに掲載の商品に関しましては、上記携帯電話までお問い合わせ下さい。
[URL] http://www.nishino-yoshitaka.com/
[MAIL]nishino@nishino-yoshitaka.com
[MAIL]ypsilon@bk2.so-net.ne.jp
365日24時間ご注文受付。平均24時間(最長48時間)以内に正式な受注確認メールを配信いたします。毎週月曜日は定休日となっております。日曜の夕方から月曜日にご注文、お問い合わせの場合は、火曜日以降のご連絡となります。
お買い物全般に関することで何か疑問がございましたら、まずは[総合案内所]をご確認下さいませ。様々なご質問に対する回答を掲載しております。
会社概要プライバシーポリシー特定商取引法送料決済方法サイトマップお問い合わせ

TOPに戻る TOPに戻る

Members:にしの組

ログイン ログイン
ご購入時に会員登録された場合、登録したメールアドレスとパスワードにてログインが可能です。(パスワードをお忘れのお客様→パスワード再設定

Profile:にしのよしたか

にしのよしたか
西野 嘉高(1970年4月22日:A型)
イタリアワインに関することは、お気軽にお問い合わせ下さいませ。
ライン
campany 株式会社ニシノ酒店
(会社概要・実店舗所在地地図)
campany イベントスケジュール
定休日・臨時休業日・西野嘉高のスケジュールや、ワイン会などのイベントスケジュールの確認はこちら。
faq サイトマップ
メール お問い合わせ
モバイル 090-1899-4351(西野嘉高直通)
カフェ "極主観的イタリアワインブログ"(新ブログ)
"Buona Scelta!"(旧ブログ)

Cart:お買い物かご確認

カート お買い物かご確認

Category:商品一覧

TOPに戻る TOPに戻る

新着イタリアワイン情報

FAQ:総合案内所

faq お買い物全般に関するご利用ガイド

送料や決済方法の他、お買い物に関する情報、よくある質問に対する回答をまとめました。何か疑問に思ったら、まずはこちらをご覧下さい。
ライン
caution ワインをお求めのお客様への情報

ワインをお求めのお客様に、ワインならではの品質管理などの情報などをまとめました。ワインをご購入のお客様はご一読下さいませ。
ライン
会社概要 特定商取引法に基づく表記:返品
会社概要 プライバシーポリシー
モバイル 携帯電話からもご注文可能です。
qrコード
カメラ メディア掲載履歴

株式会社ニシノ酒店がメディアに紹介された掲載履歴をご紹介。取材依頼なメディア様もご一読下さいね。

イタリアワイン啓蒙活動

カメラ イタリアワイン会履歴

不定期ながらイタリアワインの啓蒙活動を兼ねたワイン会を開催しております。ワイン会の参加者募集はメルマガにてご案内しております。
ライン
ペン イタリアワイン教室|Vino Labo

比較試飲(人体実験)を通して、イタリアワインをより深く経験するワイン教室です。実験教室の被験者募集はメルマガにてご案内しております。
ライン
用語集 イタリアワイン用語辞典

イタリアワインを飲んで感じたことを表現・比喩するための、"使わないかもしれない" "使わなくてもいい"独断と偏見に満ち溢れた極主観的用語辞典です。
ライン
リンク イタリアワイン数珠繋ぎ

イタリアワイン情報サイトや、お客様のブログと繋がるリンク集です。

その他..

フィード RSS フィード ATOM


TOPに戻る TOPに戻る