Brunello di Montalcino 2016 La Fiorita【送料弊社負担】
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ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2016 ラ・フィオリータ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ/フルボディ》
ヴェネト出身のロベルト・チプレッソ氏がモンタルチーノで醸造家として活動を始めたのが1986年、1987年からはチャッチ・ピッコロミーニの醸造を任され一気に著名なエノロゴの仲間入りを果たします。そんなロベルト・チプレッソ氏が自身のアジェンダを興したのが1992年。モンタルチーノ村の中心部から南東に‥カステルヌォーヴォ・デッラバーテに向う途中の僅か0.5haの畑から始まります。
初ビンテージは1993年で、当時エノテカ・ピンキオーリが独占購入したこともラ・フィオリータの名前を世にらしめることになりました。2011年からナタリー・オリベロスが当主となりました。ナタリー・オリベロスは、もともとはアメリカのAV女優でサヴァンナ・サムソンという芸名だったようです。1999年にダニエル・オリベロス氏と結婚するも、2004年には離婚されているようですね(そんな情報はいらんか)。
アンナータに使用される畑は約7haで、海抜220m付近、南向きで粘土と砂質主体のポッジョ・アル・ソーレ畑と、海抜360m、南東から南西向きのガレストロ土壌を持つピアン・ボッソリーノ畑、海抜250m、西向きのジャルディネッロ畑のブドウが混醸されます。ロッソとのとの違いは基本的にブドウのセレクションと熟成期間になりますね。
この2016年はポッジョ・アル.ソーレ畑が9月の28日、ピアン・ボッソリーノ畑が10月6日、ジャルディネッロ畑が10月14日の十画
最高温度25度に管理されたスラヴォニア産のオーク樽でのア20日間のアルコール発酵後、期間中はポインプオーバーとデレスタージュが施されます。樽熟成はフランス産の26hlと37hlのボッテ樽を併用で24ヶ月。樽熟成後は澱引きを兼ねてステンレルタンクに移し、約4ヶ月休ませた後瓶詰め。18ヶ月の瓶熟成を経てリリースとなります。
ワインアドヴォケイト/94点(M.L.)
The La Fiorita 2016 Brunello di Montalcino unfolds to dark fruit, cherry, tobacco and sweet spice. This wine shows very nicely, thanks to the balance of its fruit, and is characterized by a delicate sweet note that recalls cassis and wild raspberry. The wine is open and accessible from the start, and that bodes well for those who don't care to wait and age their Brunello too long. Indeed, I could see this wine matched up nicely to a wood-oven flatbread with shaved truffles layered generously on top. This wine draws its fruit from two sites, Poggio al Sole and Pian Bossolino, and ages in Slavonian oak casks for 24 months. Production is 21,500 bottles.
ジェームス・サックリング/94点(M.L.)
This is a full-bodied, juicy red with ripe plums, dried cherries, cedar and a touch of milk chocolate. Dried roses and leather. Silky tannins and a long, focused finish. Some tile undertones. Drink after 2022.
独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味
アンナータでもなかなかの重量瓶。2018年からラベルデザインが変更になるようですが、この2016年はこれまで通り、丸いラベルに紋、その下部の帯ラベルにワイン名が記載されています。バックラベルに記載のアルコール度数は15度。コルクはなかなかの質の5cm、グラスはヴィノムのブルネッロ型です。色調は想像の範囲内のブルネッロらしいもの。香りには、ラ・フィオリータらしい深い旨甘な果実香に、マイルドなロースト香が溶け込みます。倉庫出し古酒を数本飲んでますが、イメージは同じだし、一番若さも感じる。ねりねりとしたスミレと軽く詰めたチェリーと赤いベリー。プラムの風味も全体に行き渡ります。
口に含みますと、マイルドなローストに少しクリスプなニュアンス、輪郭もまろやかながら、根を這うような酸味が深層に伸びる。抜栓すぐの一杯目ながら、上手くまとまり旨味もある。ボリュームもあるが15度の高いアルコールは過度に感じさせない。力強くまとまっており、そこに若さを感じるがすでにとてもバランスが良くおいしい。あたしはサウナには(閉所恐怖症なので)入らないが、いわゆる「ととのってる」ワインですね。フィオリータが変わったのか(確かに変わった≒進化した→それが時代かどうかは別として)、それともあたしの趣味趣向が変わったのか(確かに変わったかもしれませんね。加齢によるものです)は別として、倉庫出し古酒を含めてラ・フィオリータは見直しちゃうな。この2016年も、お客様のセラー次第ですが、5年、10年、もっとおいしくなりますよ。
タンニンはまだ熟れを必要とすると感じるが、それこそ楽しみのひとつでしかない。二杯目はさらなるまとまり。艶っぽい甘味があるが、15度というアルコールの抑揚に釣られない、いい意味でフラットに甘味が存在し、味わいの中心ではない。いやあ、旨いわ。2016年も旨い。
二日目もヴィノムのブルネッロ型です。うん、基本的に旨甘系のブルネッロなんだけど、薄旨甘系ではないんですよね。もう少し芯や構成感も感じさせます。旨甘系なんだけど決してやさし過ぎないタイプ。甘味も過度な演出はなく、この二日目なんかは酸味がやたらとおいしいし、ポイントになっています。余韻にも旨味や甘味が続いてて、15度‥いやあ、最近の高アルコールはほんと上手、そうは感じさせないもんね。プラムのドライフルーツ、どこかオリエンタルな果実もある。
三日目もヴィノムのブルネッロ型。十分な旨味、まとまりがありますね。軽くローストした豆、オリエンタルな果実とプラムも健在。問題なくおいしいですね。できれば5年ほど熟成させていただいて、この旨味がさらに洗練されるのも見たいところ。2008年や2010年、めちゃくちゃ旨かったので、きっとそうなるし、それ以上になるポテンシャルも感じます。2016年は買っといて間違いなしですよ!
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