Barolo Conteisa Cerequio 1990 Gromis / Gaja
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バローロ・コンテイザ・チェレクイオ 1990 グロミス/ガヤ
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ/フルボディ》
現在リリースされている「ダグロミス」は、ガヤが所有する「コンテイザ」を生むラ・モッラと、「スペルス」を生むセッラルンガのふたつの村、畑の個性を混醸した作品。そのバルバレスコや、バローロなど、単一クリュの表現で先行してきたガヤですが、「ダグロミス」はクリュの混醸をすることでバローロを表現しています。名前は、1995年に買収したラ・モッラ地区のアジェンダであるグロミスに由来し、ダはFromの意味。
グロミスを買収後は、バローロ・コンテイザ・チェレクイオを名乗っていました。そのチェレクイオはバローロ村とも股がりますが、ラ・モッラ地区の畑。その後、コンテイザのみを名乗るようになりますが、現在のこのダグロミスは、セッラルンガの畑の(スペルス)ブドウも混醸されていますから、当時と同じく混醸ながらかつてのグロミスとはまた違う個性が与えられています。
ガヤがグロミス醸造所を含む10haの畑を購入したのは1995年のこと。チェレクイオの畑はラ・モッラとバローロ村に跨がりますが、ガヤが購入したのはラ・モッラのチェレクイオ。グロミスの醸造所を使用しての醸造はガヤは行わなかったそうですが、熟成庫にあった古酒や樽熟成中のバローロは、ガヤがセレクトし、バルクで売られたものもあれば、ガヤが(醸造はしていないが)ガヤのワインとして販売はしたものが存在します。
最初は「バローロ・コンテイザ・チェレクイオ」と名乗っておりました。購入した10haの内、4haの特別な区画はコンテイザと名付けられ現在のバローロ・コンテイザとなり、他の6ha分は1998年から2000年までは「バローロ・グロミス」を名乗り、2001年から「バローロ・ダグロミス」を名乗るようになります。これは2000年まではラ・モッラの畑からのブドウのみで醸造されていましたが、2001年からはセッラルンガダルバのスペルスの畑からのブドウと混醸されるようになって改名されたようです。また、2007年から現在の「雉(きじ)」ラベルとなりました。代々、ガヤでは「雉」のラベルはセカンドラインとなりますので、現在のダグロミスは、コンテイザとスペルスの共通セカンド的なポジションとなりますね。
ガヤがグロミスを買収したのが1995年ですから、まだ前の生産者が栽培や、醸造をしていた時代の作品になります。よってラベル下部には
Imbottigliato Da Bottled by
Gromis
Lamorra - Italia
GAJA Distribuzone Selection
と記載があり、ALBEISAの共通瓶に入っているのも前の生産者の作品であることを伺わせます。じゃあガヤの作品じゃない‥となりますが、買収後熟成庫で眠る樽や、瓶詰めされたボトルが厳密にガヤによってセレクトされ、ガヤの基準にそったもののみリリースされています。ALBEISAの共通瓶に入っていることから、1995年の時点では、(もちろん)すでに瓶詰め、熟成されておりいよいよリリース間近だった時期と思われます。
さて‥状態は、ラベルデザインは1997年と同いですし、そもそも"GAJA Distribuzone Selection"が印刷されたラベルが貼られているということは、前の生産者のラベルとは違うということになります。ボトルも前述の通り、ALBEISAの共通瓶に入ってますしね。瓶熟成の時点でラベルが貼られていたかどうかはわかりませんが、1995年にガヤが買収後、すでに瓶詰めされていたであろうこの1990年は、ガヤがリリースする際に、新しくコンテイザ・チェレクイオのラベルが貼られたということになります。確かに、撫で肩のボトル、ALBEEISAの刻印を思うとラベルのサイズがちょっと違和感ある感じですね。ちなみにロット番号から何か紐解けないかと思いましたが「L5110」とあり、うーん、わからん。なお、白地のラベルには擦れや、汚れなどもありますが、破れなどはなく全体的に揃ってキレイな状態ですよ。ただし、キャップシールはこの当時あるあるですが、赤のタイプとオレンジのタイプの二種類が混在します。いずれもキャップシールトップにはGROMISの凸モールドがあり、住所他の番号もすべて共通のモールドになりますので問題ありません。一部銀ハゲがあるキャップシールもありますが、問題ないですね。DOCGのピンクの帯封には褪せが見られ、一部剥がれがありますがこれも問題になるものではありません。帯封はキャップシール裾を跨ぐように横巻きとなりくるくるとは回しませんが、液面は十分な位置にあり液漏れはないはずです。液色はさすがに1997年と比較すると熟成を感じるオレンジも射しますがまだまだ十分な赤色。もちろん、クリアですよ。ALBRISAの共通瓶で底の凹みは浅め、1997年とは違い、比較的塊になった澱が沈澱し、一部は右往左往しますが、基本沈む澱ですので、すぐに落ちると思われます。量も特に多いわけではありませんね。ガヤがボトル単位で選んだかどうかはわかりませんが、そりゃあ1990年、飲んでみて一定以上のレベルに決まってるとなると選ばれるわけですね。十分飲み始めていただきたい年代ですが、なんつっても、1990年にハズレなし。熟成したネッビオーロをお楽しみ下さい。ちなみに表記のアルコール度数は14度。
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