Barolo Bricco Fiasco 1998 Azelia
| |||||||
バローロ ブリッコ・フィアスコ 1998 アゼリア
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ/フルボディ》
創業は1920年、カスティリオーネ・ファレットの中心部にアジェンダを構える現当は、4代目となるルイジ・スカヴィーノ氏。エンリコ(父はパオロ)・スカヴィーノとは親戚で家もすぐ隣だとか。このアゼリアの方が本家筋だそうですが、エンリコの伯父のアルフォンソが、大量生産ネゴシアンのスカナヴィーノと紛らわしい‥として改名すべきと言われ、アジェンダのある土地の名前アブゼリア(ピエモンテの方言)をイタリア語風に直してアゼリアとしたそうな。
ブドウは全て自社畑からのもので、カスティリオーネ・ファレット、セッラ・ルンガ・ダルバ、モンテルポーネ・アルベーゼに畑を所有します。リゼルヴァを含めると4つの著名なクリュ・バローロを醸しており、パオロ・スカヴィーノでもお馴染みのこのブリッコ・フィアスコはつと著名な畑。元々スカヴィーノ家の単独所有クリュで1945年にアゼリアとパオロ・スカヴィーノに分けられたそうです。
マルク・デ・グラツィアのグループに加盟したのは1995年、当時8割以上の新樽比率だったようですが、現在、マルク・デ・グラツィア・セレクションに名前はありません。マルク・デ・グラツィア・セレクションとしての品揃えだった輸入元さんが続々その銘柄を扱い中止、他の輸入元さんにバラバラにその権利が‥という状況は、マルク・デ・グラツィアからの卒業かもしれませんね。
カスティリオーネ・ファレットのブリッコ・フィアスコの畑は、約1.5ha。海抜250mの南向きで、haあたり4400本の株密度。平均樹齢は約65年の高樹齢の古樹のブドウが使用されます。約31度に温度管理されたロータリーファーメンターで22日間の醸し発酵後、マロラクティック発酵。フランス産のバリック(新樽比率20%)で24ヶ月の樽熟成。ビンテージによってはバリックでの発酵期間がやや短めで最後は大樽熟成でフィニッシュさせることもあるようです。
さて‥状態は、さて‥状態は、お馴染みのラベルデザイン。ラベル上部のダークグレーの部分に少し擦れ、軽いハゲのあるボトルもありますが、全体的にはとてもキレイな状態ですね。BRICCO FIASCOの赤文字が効いています。マットな色合いのキャップシールもとても良い状態、AZELIAの白文字もクッキリとあり状態がいいですね。DOCGのピンクの帯封も、褪せはなく鮮やかな状態でとてもキレイ。帯封はシール裾を跨ぐように横貼りですのでくるくるとほあ回しませんが、液面は揃って十分な位置にあり液漏れはないはずです。1997年の村名と比較すると、やはりBRICCO FIASCOの方が色調は深く暗いですが、もちろんクリアですよ。瓶底の凹みが外周にはお茶殻かより細かい澱が沈澱、右往左往しますが、澱というよりもノンフィルター的なものもありそうですね。いずれにせよ、経年を思うとその量は少なめ、状態はとてもいいですね。1998年はピエモンテ(も、とすかーな)も、あたしのイチオシのビンテージ、アゼリアの最高峰ブリッコ・フィアスコですので、さらなる熟成も可能ですが、飲み始めてもいいと思います。ちなみに表記のアルコール度数は14度となります。
TOPに戻る |
イタリアワイン通販 nishino yoshitaka +plus
大きな地図で見る |
[運営] 株式会社ニシノ酒店(会社概要詳細)
[住所] 544-0032 大阪府大阪市生野区中川西2-12-4 [電話] 06-6731-7406(実店舗専用) [電話] 090-1899-4351(ネットショップ専用) こちらに掲載の商品に関しましては、上記携帯電話までお問い合わせ下さい。 [URL] http://www.nishino-yoshitaka.com/ [MAIL]nishino@nishino-yoshitaka.com [MAIL]ypsilon@bk2.so-net.ne.jp |
365日24時間ご注文受付。平均24時間(最長48時間)以内に正式な受注確認メールを配信いたします。毎週月曜日は定休日となっております。日曜の夕方から月曜日にご注文、お問い合わせの場合は、火曜日以降のご連絡となります。 | |
お買い物全般に関することで何か疑問がございましたら、まずは[総合案内所]をご確認下さいませ。様々なご質問に対する回答を掲載しております。 | |
|会社概要|プライバシーポリシー|特定商取引法|送料|決済方法|サイトマップ|お問い合わせ| |
TOPに戻る |