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Langhe Nebbiolo 2016 Germano Ettore

ピエモンテ州の赤

→ Tremilla Yen di Vino Italiano ：イタリアワイン三千円

	更新履歴 2018/01/25 販売価格 3,000円(税込) 在庫数 SOLD OUT
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※希望小売価格 4,104円税込→ 通常特価 3,280円税込→ ポッキリ！3,000円税込

ランゲ・ネッビオーロ 2016 ジェルマーノ・エットーレ
《イタリア／ピエモンテ／赤／ネッビオーロ／フルボディ》


ブドウ栽培の歴史は1856年から。セッラルンガ・ダルバのクリュとしても著名なチェッレッタでのブドウ栽培が始まりです。初代のフランチェスコ、祖父のアルベルトはブドウ栽培を生業としながらも少量のワイン生産も行っていたそうですが、アルベルトの息子であり父のエットーレは接ぎ木師としての技術も得、1950年代からブドウ畑の植え替えを行います。haあたり4,000本以下にならないように密植します。エットーレは1964年にロザンナと結婚し、数カ所の畑を買い増しします。1985年に息子であり、現当主のセルジオも加わり、1993年からはワインの生産、自社瓶詰めを本格的に行います。現在は合計10haの畑にネッビオーロ、バルベーラ、ドルチェット、メルロ、シャルドネ、リースリング、ナシェッタ、ピノ・ネロなどを栽培しており、所有するバローロのクリュはチェッレッタの他に、プラポ、ラッツァリートを所有します。

ランゲ・ネッビオーロの使用されるのはセッラルンガ・ダルバに所有する各畑の中でも2000年、2003年、2010年の植樹された樹齢の若いネッビオーロが使用されます。手摘みで収穫されたブドウは約25度に温度管理されたステンレスタンク澱と接触されたまま3日から4日の醸しにより渋味や色の抽出を促します。その後、アルコール発酵とマロラクティック発酵が行われ、澱引きを兼ねて数回タンクを移し替えで翌年の夏に瓶詰めされます。


独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味


エットーレ・ジェルマーノはボルドー型瓶ですね。ラベルデザインもシンプルですが、なかなかセンスのいいフォント使い。凸モールドもあって安っぽさはありません。コルクもなかなかの質の4.5cm。グラスはヴィノムのブルゴーニュ型、バックラベルに表記のアルコール度数は13度となります。

色合いはピノ的な淡さを感じる赤。とてもフルーティーにイチゴなど赤いベリーや、チェリーの香りが開いています。フランボワーズのような外交的な香りに新鮮さ、甘味ある香りもありますが、決してコッテリではないのもいい。口に含みますと黒ではなく少し白胡椒的なスパイスと、ホロホロと乾いたタンニン、果実味を行き届かせる酸味が広がります。とてもバランスが良く、13度というアルコールも似合ってる。

樽熟成ではないステンレス仕上げのネッビオーロらしいピュアな果実味が楽しめますね。でも、ちっとも不足感がないのは嬉しい‥どころか、余韻も結構長いんですよね。チャーミングな果実ばかりでもないのもいい。うん、これは食事栄えしますで。とい
うことでワインの肴はチョリソー（最近、ハマってる、コンビニのヤツ）。アルミホイルに包んでストーブで温める感じね。肉汁や脂ってやっぱりタンニンと相性がいいですね。相乗効果でどっちもおいしい。

二杯目のまとまりと馴染み。単一品種らしい一本気な旨さがあるが単調ではない。少しスモモっぽさが見えてきた。様々なチェリーとともに、果実味は決して単調ではない。

二日目です。スモモ、イチゴに、華やかなバラの香り。果実香はピュアで、芳香さはクドさはない。若い内のネッビオーロのおいしさ、たのしさがイッパイです。軽いレザー、1mgの葉巻もネッビオーロらしく、複雑さ。ミネラルもあるのですが、あくまでも果実味が前。新鮮さもあるが、なめらかさ、旨味、甘味も程よい。とてもいいバランスを持つネッビオーロですね。素直においしい。とても飲みやすい。

三日目。スパイス混じりのイチゴはワイルドベリー的に感じますね。スモモ、ベリー系の香り、二日目よりもミネラルを感じつつも果実味はまろやかになりました。

ステンレス仕上げがゆえの新鮮な果実味のピュアさが楽しめますね。もちろんセッラルンガらしいネッビオーロのコシ、構成感もあり。これもいいネッビオーロですね。お値段もがんばりました！