Barolo Bussia Vigna Munie 1996 Parusso
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バローロ・ブッシア・ヴィーニャ・ムニエ 1996 パルッソ
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ/フルボディ》
彼とは一度メーカーズディナーでご一緒させて頂いたこともあり、それなりに思い入れのある生産者です。2000年に体調を崩した際に、思い立ってマルク・ディ・グラツィアセレクションからの脱退、バローロ・ボーイズの一角ながらそれを飛び出ました。彼の目指すのは「酸化を恐れないワイン造り」酸化を恐れないという事は一言で例えると酸素と友達になる‥という事。マルコがアルバ醸造大学で習った教えは、近代的還元醸造である酸素を避け、酸化や腐敗を防ぐというものでしたが、酸素に慣れさせなければ、逆に酸化に弱くなり、ひ弱なワインになってしまうという事に気付いたそうです。
ワインを酸素から過剰に保護するのではなく、酸素に十分に馴染ませる事によって成熟を安定させ、酸化し難い酒質となります。若い内から成熟していて‥しかも、熟成のポテンシャルも期待できるワインを目指します。あの時のマルコ・パルッソの言葉をよく覚えています。それは飲み頃に関する質問の答えだったと記憶します。「今飲んで美味しいワインは、熟成後も美味しい。今飲んで美味しくないと感じるワインは熟成しても美味しくならない‥」と。
今回ご紹介するのは、ブッシア・ムニエと、ブッシア・ロッケ。現在ブッシアとだけ名乗る黒ラベルのそれは、それまではさらに細分化されたクリュを名乗っていました(もうひとつはブッシア・フィウリン)。彼が新しい道を歩み始める時の決断と機を同じくして、スパっと細分化されたクリュ名を止め、2001年からブッシアのみを名乗るようになったんですよね。
今回ご紹介するのは、まだブッシアの区画をさらに細分化していた時期のバローロ。ビンテージは1996年…無論、ピエモンテは超優良年のひとつですね。
さて‥状態は、白地のラベルは些細な汚れ、一部捲れ、小キズのあるボトルもありますが気にしない、気にしない。キャップシールは状態が良く、DOCGのピンクの帯封はシール裾に巻かれておりますのでくるくるとは回りません。液面も経年を考えると高めの位置をキープしており液漏れはないはずです。液色は透明度がありやや深めの赤で美味しそう。底の凹みを確認しますと、澱が少ないですね。積もりたての細かな部分が若干モヤりますが少ないもので全体を濁らせる澱ではありません。状態はとてもいいですよ。ちなみに表記のアルコール度数は14度。
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