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Rosato 2014 Castello di Ama

イタリアのロゼワイン

	更新履歴 2015/07/14 販売価格 3,180円(税込) 在庫数 SOLD OUT
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ロザート 2014 カステッロ・ディ・アマ
《イタリア／トスカーナ／赤／サンジョヴェーゼ、メルロ他／辛口》


1972年の創業‥当主となっているロレンツァ・セバスティ女史の夫で醸造家を勤めるマルコ・パッランティ氏は1982年から参画したそうです。ガイオーレ・イン・キャンティ地区の優れた生産者であるのはご存知の通り。メルロからなるラッパリータを代表とする国際品種からなるワインも醸していますが、単一クリュを名乗るキャンティ・クラッシコは歴史が古いですね。

そんなアマはロゼも1980年代から生産しているそうです（明確なビンテージは公式サイトにも記載がありません）。セニエ法で造られていますので、そのブドウの出所の詳細な記述はありませんが、想像はつきますね。セパージュ比率もビンテージによって変更になるようで詳細はありませんが、サンジョヴェーゼを主体にメルロ、そして少しの補助品種が入ることもあるようです。

果皮との接触は約12時間。素晴らしいピンク色に染まった時点で果皮を取り除いてのアルコール発酵は18度から20度の比較的低い温度で行われます。一部はマロラクティック発酵が行われブレンドされた後瓶詰めされます。

飲んでみました。

まず惹き付けられるのはその色合いでしょうか。妖艶な赤、そうピンクというよりは赤に近いですね。香味はなかなかキャンティ・クラッシコに通じるものもあり、スミレや赤い果実、スモモのような雰囲気はロゼっぽいかな？十分に複雑な香味を持ち、程よい厚み、どう考えても、藁包みのキャンティよりはよっぽど良質と思える赤に近い酸、渋味、が果実味としっかり表現されています。

ロッカ・ディ・モンテグロッシのロザートは旨味が持ち味ですが、アマのロザートはキャンティ（・クラッシコ）をそのままロゼにしたようなバランスがあります。ただしまるで赤とまでは言いませんけどね。ロゼらしい軽やかさや、瑞々しさもあり軽めの赤の代替としてはご立派な役目を果たしてくれるはず。

それにしても色がいい。この手の色合いは二日目になると少し落ち着いたりもしますし、色の変化も楽しめると思いますよ。

サンジョヴェーゼのロゼとして、少しお値段張りますが、さすがアマの作品と思わせるソリッドなサンジョヴェーゼの姿がありますね。