Maharis 2005 Frudo Maccari
シチリア州の赤 > Feudo Maccari (Sette Ponti)
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■ マハリス 2005 フェウド・マッカリ
《イタリア/シチリア/赤/ネロ・ダヴォラ、カベルネソーヴィニョン、シラー/フルボディ》
テヌータ・セッテ・ポンティの当主、アントニオ・モレッティ氏もシチリアの可能性に魅せられたひとり‥。シチリア島、南東部にある美しい村ノート‥その素晴らしいテロワールに感銘を受けたモレッティ氏は、フェウド・マッカリのアジェンダを含む100haの土地を2000年に購入し、シチリアでもワインを生産し始めました。
お馴染みのサイアのように、シチリアの葡萄品種であるネロ・ダヴォラを醸しながらも現代的な表現をした作品もさることながら‥ノートの土地らしさを生かした気軽に楽しめる赤とロゼも造っております。
そんなフェウド・マッカリから‥サイアを超えるフラッグシップな赤が初登場となりましたっ!!名前はマハリス‥アラブにある塔から名付けられたそうです。
サイアと同じく海抜80mに位置する畑は、サイアが平均樹齢20年に対し、このマハリスは、20年から30年の樹から収穫された葡萄を用います。南と南東向きの畑は小さなライムストーンが主体の土壌‥haあたりの収量もサイアの半分‥となればやはりフラッグシップな感じですね。醸しと発酵は25日間、フランス産のオーク樽(←バリックだと思うがそこまで詳細な資料なくてごめん)で12ヶ月の樽熟成もサイアの二倍となっております。
セパージュ比率も不明なのは申し訳ないのですが、もちろん醸造はカルロ・フェリーニと担当。この2005年が初ビンテージとなり、ヴェロネッリ誌2008年度版は初登場で93点と高評価‥ルカ・マローニも90点を献上いたしました。
アルコール度数15度のモンスターな威厳は‥ぜひボトルを手に取って確かめて欲しいほど‥秀逸なボトルデザインは、オリジナルの包装紙にくるまれ‥真っ黒に塗られた木箱からもプンプンしちゃいます!!(もちろん6本お買い上げのお客様にはオリジナル木箱で配送いたします)
なお、生産本数は8000本‥と、微妙な少なさゆえに‥日本には300本のみの割当となりました。展示会でも評判だったワイン‥お早めに確保をお願いいたしますっ!!
■ 独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味
まずは木箱‥。通常の6本木箱の木材を黒色に塗ってあるんですね‥ですから木目も確認ができます。ひょっとすると色移りしそうな感じもありますが、案外、オリジナル包装紙には移ってないですね‥湿気などで、色移りする‥かも?ではありますが、とにかく黒色の木箱がカッコいい!しかも、ポイントとなるオレンジ色などでロゴも印刷されているんですよ。そして蓋を開ければ、オリジナル包装紙に包まれたボトルが‥。差し色となるオレンジ色は、エルメスちっくな茶オレンジな感じ‥。そして、包装紙を脱がしますと‥セッテ・ポンティ史上最高のカッコ良さ気なボトルが‥。
真っ黒でスラリと立ちはだかる感じで、茶オレンジで彩られた紋章ちっくな模様は、透明のシールに印刷して貼付けられているのではなく‥ボトルに直に印刷されているところが‥モスキオーニとは違うところでございまして‥偉いっ!キャップシールも真っ黒で、差し色のオレンジが映えますなぁ‥。
オレンジ色の憎いヤツ‥
ただし!きっと現地仕様ではあったはずのバックラベルはなく、輸入元のシールでのアルコール度数の確認となり‥度数15度!うっほっ♪そして残念な点が‥ボトルのお尻を見ますと‥これまでセッテ・ポンティ系は、セッテ・ポンティのオリジナル別注ボトルに詰められていたはずですが‥このマハリスのボトルには、セッテ・ポンティの刻印がないんですよねぇ‥なんでだろう‥そのオリジナル瓶を作っている会社のマークはあるんですけどね‥。
そしてコルクですが、セッテ・ポンティのいつもの‥会社じゃないかも‥?ちょっと断面が荒く、色が悪いような気がする5cmとなります。
輸入元の展示会で試飲済みですが、持参したオヴァチュアでは到底、小さいな‥を実感しておりましたので、今回は、ヴィノムのボルドー型と、ブル型で飲んでみますね。
その液体も、真っ黒であろう想像は意図も容易く正解なわけで…エッジは濃いめの紫ピンクな感じなんだな‥。グラスに鼻を近づけてみますと‥セッテ・ポンティらしい‥カルロ・フェリーニらしい焙煎したコーヒー豆の香りに、豆乳のようなミルク系の香り‥たっぷりのブラックベリーは黒豆のように艶やかで、濃厚カシスの風味もありますね‥。もちろん相応のアルコールの高さも感じますが、やっぱり大きめのグラスがいいよね‥オヴァチュアでの試飲ではキツイだけだったもの‥。セパージュ比率が不明なのが残念ながら‥やっぱりネロ・ダヴォラな果実の香りはありますね。決してシチリアらしさを求めてたりすると危険な感じですが‥セッテ・ポンティ味が好きな方には‥「あぁコレコレ!」なわけです。
ブル型でも香りをば‥。ボルドー型よりもやわらかく感じますが、アルコール感がこちらの方が立つかなぁ‥でも、ネロ・ダヴォラらしい香りはブル型の方が顕著ですね。
まずはボルドー型で飲んでみます。
うーん濃いっ!!
素直に‥この濃密度な感じが‥
┣" ┣" ┣" ┣" ┣" ┣"‥‥‥‥
で美味しい♪
まさに、果実の塊が口の中へっ!!でも、試飲会で飲んだ時のようなキツさを感じませんね。酸味が凄く溶け込んでてるんですよぉ‥後半に向けてコーヒーのドリップ後のよな苦味を伴う渋味もありますが、全体的には角が取れたというか、角を覆い尽くす豊満な果実味がイガイガさせませんね。アルコールの高さも感じとれますが‥(グラス内壁の脚の垂れ様が異常だ‥)これほど濃厚なのに、するりと飲めてしまうのが‥
口説き用ワインに決定!
ワイン界のスクリュードライバーっ!!(←いつの時代やねん‥)
だったりして‥^^; 香りの感じはセッテ・ポンティらしいですが、トスカーナではなくシチリアである感じはするなぁ‥トスカーナのセッテ・ポンティは仕立てのよいスーツですが、シチリアのフェウド・マッカリのこのフラッグシップは、やっぱり燦々と降り注ぐ太陽の元…サングラスで決めた色黒のラテンな、ちょい悪な感じですね。
飲み干してから鼻に抜ける香りがシラーですね。スパイスなんだけれども‥いわゆるシラー的なスパイスだけでなく、(こう書くとマズそうだけれども‥)石鹸粉のようなフラワリーで、白いハーブを思わせる感じの香りが面白いです。決してカベルネの青いニュアンスがないのは、さすが燦々なシチリアなのかな‥。
続いてブル型で飲んでみよう!あぁぁやっぱりネロ・ダヴォラの香りが強いですね‥ブル型は‥口に含みますと、ボルドー型よりも、酸の輪郭がくっきりしていていいですねぇ。あぁ美味しい‥どっちも美味しいけど‥甲乙付け難いかな‥これは好みだなぁ‥ぜひ、二種類のグラスで試してみて下さいねぇ。
どちらで飲んでいただいても、もちろん甘味はあるのですが、派手な‥取って付けたような甘味がないのはセッテ・ポンティの証かもしれません。うーん、鴨‥かも?いやぁ鹿‥しか?ヴァルサミコを煮詰めた感じのソースで‥とか。
喰いてぇー!!
セッテ・ポンティ味を継承しつつも‥テヌータ・セッテ・ポンティのフラッグシップである、オレーノと‥ポッジョ・アル・ルポのフラッグシップであるポッジョ・アル・ルポとも違う、シチリアらしさは、その三種を飲んでいる西野組にしかわからないかもしれないかもしれないですが、問題なく‥やっぱり‥このマハリスも‥
旨いっ!!
間違いないわぁ‥。
やはりオレーノ譲りの構成感がありますね。もちろん構図は違いますけど‥マハリスは骨格はオレーノよりも細く感じる程肉付きがイイ!!って感じですね。贅肉じゃぁなく、イイ筋肉してます♪
その終盤に鼻に抜けるシラーの要素が‥やっぱり特徴的かな‥。ほら‥あれ‥あれ‥なんだったかな‥そうそう‥ラクリマ‥っつてもラクリマ・クリスティじゃなくって、ラクリマという葡萄品種…どう考えても、シャルダンエース・バイオレットの香り‥みたいな芳香剤ちっくな濃いスミレの香りのする品種を‥紫ではなく‥白い香りにして、濃度を薄めたような感じのシラーっぽさ‥わかるかなぁ‥(←お前がヤヤこしくさせてるんだろうが‥!!)この香りは、ちょっと癖になるかもしれませんね。
グラスを重ねるごとに‥土着品種混じりな感じとか‥シチリアな感じが出てきたし‥やっぱ上手いこと‥造ってきよるな‥カルロ・フェリーニめっ!!
前述のセッテ・ポンティなフラッグシップよりも、初日から美味しい!と感じれますが‥やっぱり二日目以降の検証も必要ですなぁ‥。
うーん、もう一杯だけボルドー型で飲ませてくれぃ‥(←それだけ濃いワインの割には飲みやすいのよね‥ほんと‥)うーん、やっぱりボルドー型の方が、らしさ‥はあるかなぁ‥若い内のパワフルさも感じるしね‥(←それでいて飲みやすいんだから‥使い勝手がいい‥)
うーん、旨いよ‥。ほんとグラスで表情の変わるタイプですねぇ。それも、また楽しいかも‥ネ。誰が飲んでも満足感のある凝縮度ながら、洗練された飲み口は‥やっぱりセッテ・ポンティ系の素晴らしいところだなぁ‥とヒシヒシ♪
二日目です♪ボルドー型一択で攻めますね。香りにはカルロ・フェリーニな乳脂肪分高めの牛乳のオリーブオイル割りな感じが‥オレーノとかにも共通する香りですね。初日同様‥濃厚なフルーツ香がイイ感じで美味しい。
初日よりもさすがにまとまり感のある膨らみ‥まさに濃厚で濃密っ!!でも、やっぱりイガイガしないのよね。初日ほどコーヒーな感じではなく、味わいもフルーツ主体で‥
美味ちーっ!!
これほど濃厚なワインも久々だなぁ。やっぱり濃いってのも‥満足しちゃうよなぁ。その‥初日のフラワリーなスパイス香も、スワリングしてるとアフターに感じますね。この香りが病み付きになるんだよなぁ。でも、ラクリマほど芳香剤ちっくではないのでお料理との相性も良さそうだ。グラスの中での時間経過と香りの変化‥ぜひ楽しんで欲しいポイントのひとつです。
それにしても、これほど濃厚に感じさせるのに、飲みやすさを両立しているところが凄いなぁ‥と、ひたすら感心してしまいますね♪
あっぱれっ!!
三日目でーす♪ラスト一杯しか残ってなかった‥^^; うーん香りも良いなぁ。まずは飲んでみる‥
めっさ旨いっ!!
これは旨いっ!!
この三日目凄過ぎるぅぅっ!!
こうなりたかったのか‥このワインはっ!!この、あっさりした綿密なスポンジケーキの生地のような甘味‥濃密な裏ごしピューレな紫の果実のなめらかなことったら‥そして、あの白いフラワリーな香りが、紫の花な香りと味わいに溶け込んでて‥
めっさ余韻ながいしっ!!
ほっほーぉ。もちろん初日から旨いわけだが‥初日の美味しさは想像の範囲内だったのを‥この三日目にして確認‥。この味は‥ない!!このフワフワ感‥エアリーに広がる旨味と味わいは‥初めての感覚っ!!ちゃんと個性的じゃねーかっ!!
いいよぉ‥いいよぉ‥マハリスいいよぉ‥。
これって‥熟成させると‥初日から、この感覚出るのかなぁ‥。
黙って6本!!
太鼓判です!!
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