Chianti Classico 2007 Querciabella
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キャンティ・クラッシコ 2007 クエルチャベッラ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョベーゼ95%、カベルネソーヴィニョン5%/フルボディ》
昨年は11月の月間奉仕品として‥このクエルチャベッラのCC2006年を同価格でご案内させていただき大好評でしたが‥今年は12月の月間奉仕として、昨年同様の価格‥希望小売価格から約35%OFFでご案内させていただきますっ!!
実は、先日東京で開催された「イタリアン・ワイン・マスターズ」で、この2007年のクエルチャベッラのCCを旨いなぁ‥安くなんないかなぁ‥昨年はヤッてくれたのになぁ‥と、陰口を叩いたところ‥見事!!昨年同様の条件対応となりましたっ!!
月間奉仕とはいえ、年末の年末になると‥どうせ売切御免にしちゃうのは西野嘉高の性格ですから、半ばまでには、ぜひ‥この機会をお見逃しなくっ!!
その愛らしいラベルが印象的なクエルチャベッラ。イタリアの生産者の中でも、1、2を争うほど素晴らしいラベルデザインは、その酒質同様‥洗練されたものですね。1972年‥アメリカのイタリア系移民だったジュゼッペ・カスティリオーニ氏がグレーヴェ・イン・キャンティに150haもの土地を購入。当初は葡萄畑は2ha程度だったようですが、現在は約75haの葡萄園となっています。
いつかイタリアへ‥いつかワイン造りを‥は、はやりイタリアをルーツに持つ移民の子や、イタリア以外で事業を成功させた者は一様に考えるもの‥なんですね。もちろん、ワインは愛してやまないでしょうし‥。最初はアメリカとトスカーナを行ったり来たり‥だったそうですよ。
初めてのキャンティ・クラッシコ(1332本だけですが‥)が完成したのが1974年、本格的に始動したのは1977年から‥だそうです。1981年には、カマルティーナを発表し、当時のエノロゴは‥かのジャコモ・タキスなんですね。ジャコモ・タキスからバトンタッチした、グイド・デ・サンティ氏が現在もエノロゴを勤めています。
そんな、初ビンテージは1974年となるクエルチャベッラのキャンティ・クラッシコになるサンジョベーゼは海抜350mから480mの、いわゆるガレストロの土壌で栽培され、haあたり35hlの収量となります。古樹からの葡萄はリゼルヴァに回されるようですね。
収穫は手摘み‥8kg入りの箱に摘み取った葡萄は入れられ潰れないように醸造所まで運ばれます。温度管理されたステンレススチールのヴァットで、サンジョベーゼは約12日間、カベルネソーヴィニョンは約20日間の醸しと発酵が行われます。アルコール発酵の後、全量マロラクティック発酵が施され、サンジョベーゼは、新樽比率30%(後の70%は、一年または二年落ち)のフランス産のバリックで、カベルネソーヴィニョンは新樽比率80%のバリックで約14ヶ月の樽熟成後、ブレンドされます。
確かに旨いですね‥非常に満足感溢れるキャンティ・クラッシコですよ!!
独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味
ボルドー型瓶、このCCはお馴染みのコックさんが描かれたクエルチャベッラらしい‥デザインのエチケッタは、やっぱりイイですね。ちなみに‥三人のコックさんの内、一番右は、陳健一と呼んでます‥これ豆知識な。バックラベルに記載のアルコール度数は13.5度。コルクは、なかなかの質の5cmと十分。コルクのお尻から良い香りがしてますね。グラスはオヴァチュア(まだボルドー型買ってなくてすみません)。CCとしては、黒みが深いルビー色‥エッジはまだ若々しさを感じるピンクがかった鮮やかな赤ですね。
よくまとまった香り。ワイルドチェリー的‥赤や紫のチェリー達にスパイス。スミレの香りが混ざり‥カベルネソーヴィニョンの熟れたニュアンスも感じますね。とはいえ、2005年あたりは、もっとカベルネの要素が強く、それを敬遠していたのですが、2006年も、この2007年もよくまとまっている印象です。
口に含みますと、ボディは大きめ‥口の中をやわらかくも、しっかりと満たします。輪郭と、飲み込んでからの香りにカベルネの青さではなく緑の香りがふんわりしますね。酸味と渋味もしっかりと感じ‥クエルチャベッラらしい構成感を感じさせるスタイルは個人的に評価している部分。決して樽は派手ではなく、ローストも強過ぎないのも好印象。旨酸っぱいサンジョベーゼらしさもあり、なかなか複雑な香味。ボディは感じるが、全体的にはミディアム‥ながら、複雑な要素、長い余韻が、ワンランク上‥と感じさせますね。
飲み口は非常にスムース。「イタリアン・ワイン・マスターズ」でテイスティングした際も、このスムースさ‥そして余韻の長さが際立っていたのが、この2007年のクエルチャベッラでもあります。香味に、ミネラル、蝋、タバコ、錆びていない鉄分、苦味のない茎っぽさが緑‥でも、若さ=青さではないので、青っぽくはないんだな。
果実には溌剌でチャーミングな部分もあるが、しっとりと熟れた果実も感じる。とにかく舌に触る要素がスムーズでなめらか‥なのが飲みやすくていいですね。まだ2007年ですので、二日目、三日目も楽しみですが、これなら初日から大満足では?
二杯目を飲み進めると、旨味が出て来ましたね。舌の中央に味が残る‥そして綺麗な酸とともに、チュパチュパしちゃう旨味が‥。
旨いねぇ。この状態飲んじゃうとヤメられないかも‥なほど旨い。旨味が‥酸味と相まってつゆだくになってきますね。旨味主体のキャンティ・クラッシコ‥西野嘉高の理想とするスタイルのひとつ‥。昔はもっと厳しいタンニンが支配されがちなタイプだと思ってたのですが、昨年から‥好きだなぁ。ただし!!この価格だからこそ‥でもあります。
旨味があって複雑な香味と長い余韻‥うーん、満足。
二日目です。グラスはオヴァチュア。うーん、二日目は一杯目から絶好調ですなぁ。旨味が濃い‥。エキスじゃなく旨味ね。初日よりも二段ほど深くなりましたわ。相変わらす、酸味、渋味はキメ細かく溶け込んでおり、イガつかない。カベルネの融合具合も素晴らしく、さすが二日目のまとまりを感じさせます。チャーミングな赤い果実から‥紫のしっとりとした果実に移行。マラスキーノチェリー‥ちょっとリキュール的なニュアンスはあるが、アルコホリックではない。
舌と喉に‥長らく残る味わい‥香りもいいですねぇ。モダンな方向に針が振れているスタイルですが、キャンティ・クラッシコとして十二分に美味しい。やっぱ昨年以降‥よくなってますよねぇ(2005年まで扱ってなかったのが不思議なぐらい今は好きかも)。
余韻も複雑で申し分なし。
三日目です。グラスはオヴァチュア。うーん、三日目にして素晴らしい香り‥まとまりを感じますねぇ。口に含んむと‥この三日目が一番キャンティ・クラッシコらしい?かもしれませんが、初日から終始旨い!とても、なめらかに落ち着き‥滋味深い。カベルネが上手く作用してるなぁ‥そう、所詮は補助品種‥その生産者にとって何を選ぶか?もしくはサンジョベ100%も可能‥ながら、クエルチャベッラ‥上手いこと作るなぁ。
酸味もじゅんわり‥重過ぎないミディアム。
この価格は‥やっとこそ、レンテンナーノやリヴェルナートと同等(まだ高い‥)でもありますが、この価格なら‥クエルチャベッラ‥大人買いして欲しいキャンティ・クラッシコですね‥この旨味感‥ぜひ体験して下さい!
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