Grillo Cardilla 2023 Pellegrino
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カルディエッラ・グリッロ 2023 ペッレグリーノ
《イタリア/シチリア/白/グリッロ/辛口》
ペッレグリーノ社は1880年、地中海に浮かぶシチリア島の西海岸に位置するマルサラ地方でカルロ・ペッレグリーノによって創立されて以来、マルサラの歴史と発展とともに現在に至ります。ペッレグリーノ社が所有するブドウ畑はマルサラのみならずシチリア全域に点在しており、それぞれに恵まれた様々な土壌や気候の個性を持ちます。生産するワインの半分はマルサラで、もう半分は土着品種を中心にコストパフォーマンスの高いワインをリリースしています。
飲んでみました。
他の品種同様の撫で肩瓶。コルクはディアム社ではないがその手の圧縮コルク。ラベルにあしらわれる画はそれぞれで、このグリッロには伝統的なブドウのプレス機が描かれています。冷蔵庫キンキン温度、グラスはリーデル・ヴィノムのキャンティ型。表記のアルコール度数は13度となります。グリッロは、ジビッポとカタラットの交配種と言われているとのこと。黄緑がかった淡いレモンイエロー。先に輸入元のテイスティングコメントを読んだので先入観もあると思うが、確かにジャスミンティー的な香りがありますね。少しのスパイスと、皮の色の濃いめの柑橘の果汁(皮の風味ではない)。口に含みますと、ミネラリーですが13度のアルコールによる強過ぎないがサッパリとも言えない程よいボディ感がありますね。果実の甘味が酸味を引き立てるようにあります。余韻はさほど長いわけではありませんが、全体的にニュートラルで、品種特性も違うが北イタリアだとピノ・ビアンコを飲んでるようなニュートラルさは、使い勝手がいいはず。ヴィーノ・ビアンコ(イタリアの白ワイン)としてイメージの範疇に収まる。
ケバケバしくサッパリとしたワインではない程よいボディ感があるわけだけれども、あくまでもクリアだし、瑞々しさもしっかりとある。終盤に酸味とともに苦味もあるし清涼感はありますね。なるほど。苦味に近い渋味も感じますね。それがジャスミンの「茶葉」的な部分、タンニンなんですわ。実は、このシリーズ、ジビッポ単一もあるのですが、そちらは、うーん、ちょっと好みではない。ジビッポは、いわゆるマスカット・ディ・アレッサンドリアとなりますが、ならば、ドンナフガータのベンリエのようにデザートワインが似合う品種だとやっぱり思っちゃいんですよね。
しかしグリッロはいい。少し温度を上げると程よい厚みに旨みも感じられてこの価格ながら満足感もある。温度が上がっても構成が崩れるわけではないし、ダレないのがいい。いい感じで、その柑橘の果汁的酸味が下支えしてくれてるのもよくわかる。
二日目の冷蔵庫キンキン温度、グラスはヴィノムのキャンティ型です。白い花の香りに爽やかさ。飲み口はほどよく丸みがありますが、クリアに冷えてますね。ミネラリーさもありますが、ミネラル推しというわけではない。キレのある酸味があり、苦味が追従する。果実味は酸味に近いが、ジャスミンなどの花の香りに甘味。終盤に向けてしっかりとドライに収束します。ジャスミンも芳香剤のようなアロマチックなものではなく、茶葉系で苦味などと通じる部分ですので、飽きませんね。ちょっとタイ料理でもと思わせますが、あまりアッビナメントを気にさせることなくニュートラルで使いやすい。
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