Passerina San Basso 2022 Tenuta Cocci Grifoni
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パッセリーナ・サン・パッソ 2022 テヌータ・コッキ・グリフォーニ
《イタリア/マルケ/白/パッセリーナ/辛口》
1933年から4世代にわたりマルケ州は、サン・サヴィーノ・ディ・リパトランソーネ地区でワインを生産しているコッキ・グリフォーニ。現在はマリネーラとパオラ姉妹が中心となり運営されておりワイナリーの改築しましたが、スラヴォニア産のボッテを使い続けるなど古典的なスタイルは維持しているそうです。
初ビンテージは2008年。南東向きの230mから250m、粘土と砂の混じる土壌で栽培されるマルケの土着白品種、パッセリーナ100%。16度以下でのアルコール発酵。ステンレスタンクで3ヶ月の熟成後瓶詰め。
飲んでみました。
非常に華やかなラベル。コルクはディアムじゃないディアムっぽい4,5cm。グラスはヴィノムのキャンティ型。表記のアルコール度数は13度。微かな黄緑とほうじ茶っぽい黄色。ソーヴィニョンから猫のおしっこを抜いたようなハーブと柑橘の香りはとてもクリアで、確かに緑の部分はパセリのような風味があるようなないような(どっちだよ)。柑橘とその甘い香りと苦味のある柑橘の内側とハーブ、ミネラルに全振りのパターンはない。
飲み口に少し旨味があり酸味が甘味を増します。味わいもミネラルが強すぎることはなく(ミネラリーではある)、果実味はしっかりとありますし、心地よい酸味と苦味も非常に良いバランス。2020年は、少しプチプチとする部分があり、それはそれでフレツシュさでおいしかったのですが、この2022年はプチプチはありません。サッパリとしたスタイルですが、実は香味に複雑さもあるし、各要素が揃ってて、不足感、シンプルというわけではないのが優秀。2020年同様、少しカモミールティーの風味がありますね。青ではないが、蜜ではない新鮮なリンゴの風味。旨味と塩味という意味デモアンチョビを使った葉野菜の炒め物とか、ペペロンチーノ。鶏肉をシンプルに塩胡椒でソテー、最後にオリーブオイルとレモン。ホクホクのアスパラガスやトウモロコシなんかもいいかもしれません。昨年もよりも少し旨味は強めかな。13度ですが、旨味も果実味もしっかりとあるのがおいしい。そしてこのワインも苦味が決め手だな。渋味と酸味、最近はそこに苦味もあるとなおよい。
うん、二杯目は一時間ほど再度冷蔵庫キンキンに戻しての毒味ですが、2022年は旨味がありますね。とはいえ酸味や苦味のレベルに不足感はありません。基本、柑橘系主体の果実味にも変わりはなく、とてもおいしい。こういうスタイル、品種を飲むと、イタリアだなあ‥と実感しますね。バイプレイヤーとして最高です。
二日目も冷蔵庫キンキン温度、グラスはヴィノムのキャンティ型です。二日目らしい馴染み、パッセリーナらしい苦味を伴う甘味ある果実の香味は落ち着いてきました。ギンギンにアロマティックなわけではありませんが、香りの余韻は長いですね。味もしっかりと残ります。2022年もおいしいですね。パッセリーナ、ちょっと気になったらぜひお試しを。
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