Barbaresco Riserva Rabaja 2011 Giuseppe Cortese【第一回販売分】

ピエモンテ州の赤 > Barbaresco

更新履歴 2020/08/04
販売価格

9,800円(税込)

在庫数 SOLD OUT

希望小売価格 15,400円税込→ 通常特価 12,800円税込→ 終売特価 9,800円税込

バルバレスコ・リゼルヴァ・ラバヤ 2011 ジュゼッペ・コルテーゼ
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ/フルボディ》

ピエモンテ州はバルバレスコ地区に約8haのブドウ畑を所有する小さな造り手がこのジュゼッペ・コルテーゼ。1971年の創業で、現在は三世代目となるジュゼッペの子供であるピエル・カルロとティツィアナが中心となり、義理の息子であるガブリエーレも加わった家族経営の生産者となります。

所有するブドウ畑は合計8haと小さな規模。バルバレスコになるネッビオーロのほとんどはラバヤの区画にあり、シャルドネやドルチェット、バルベーラはトリフォレラの丘に畑を持ちます。姓はコルテーゼですが、コルテーゼ種は作っいません。

他のピエモンテの生産者同様にドルチェットやバルベーラも醸しますし、ネッビオーロは、ランゲ・ネッビオーロとバルバレスコ。バルバレスコは村名と、ラバヤのクリュを基本とし、良年のみラバヤ・リゼルヴァが詰められます。コルテーゼが所有するラバヤのクリュは海抜235mから315mの丘にあり、畑は約4haで平均樹齢50年とのこと。

リゼルヴァは良年のみの生産。ジュゼッペ・コルテーゼが所有するラバヤのクリュの中でも平均樹齢が70年となる古樹からのネッビオーロのみで醸造されます。これまでに生産されたのは、1996年、1999年、2001年、2004年、2006年、2008年、2011年。この2011年でも最新ビンテージになるんですね。収穫されたネッビオーロは、ステンレスタンクとセメントタンクの併用で35日の長期の醸しとアルコール発酵が施されます。熟成は17hlから25hlのスラヴォニア産の大樽(新樽、8年、9年落ちのもの)で40ヶ月の樽熟成後瓶詰め。最低36ヶ月の瓶熟成を経てリリースされます。

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

このリゼルヴァは上3/5が白地、下2/5が黒地のツートンなのが印象的。書体のセンスの良いラベルデザインですね。コルクはなかなかの質の5cm。表記のアルコール度数が14,5度となりますので、グラスはヴィノムXLのピノ型にします。暗さと黒さもありますが、ネッビオーロらしい赤色で向こうが見透せますね。香りもよく開いていて、香りからもまとまりを感じるタイミング、リゼルヴァならではですね。少し和な茶葉、ある意味、畳の香りにも似てますね。派手さは皆無の樽のおだやかな効き具合、果実香もしっかりありますし、閉塞感がないし、バシバシとした若さがあるわけでもないとても良い開き具合です。

口に含みますと、含み香にもイグサや茶葉的な風味が果実香とともにあり、赤いチェリーやベリー系の香りがしっかりしてますね。グラスからの香りよりは、飲み口はまだ若々しく元気、2011年はまだまだだぞーという感じながら、ここは一杯目の一口目、これから時間経過を思うとたのしみですね。

さすがにスタンダードかつ2016年のラバヤよりも格上と感じます。余韻も長いし、さらに力強い。もちろん同じ生産者の作品ですから共通項も多々感じます。二口目からまとまりを感じますね。もちろん、まだまだネッビオーロとしては元気ですが。もっと湧き上がるであろう旨味の片鱗、それにしても余韻は長い。

二日目もヴィノムXLのピノ型です。濃密な香りが全開ですね。やっぱりこのクラスになると、それなりのグラスも必要になります。茶葉やイグサの香りに甘味。それを上回る果実香もありますが、そのつなぎ目にミネラル。うーん、口に含みますと、重厚でまろやか。でも重すぎないんだなあ。ギュっと果実味に密度があり、スキがない。一体感は長い余韻まで続きます。ああ、やっぱりこの年代だと二日はかかるわなあ‥にしても、これは文句なしにおいしい。

うーんうまい。濃密な果実味があるんだけども、その茶葉やイグサの風味が緑の清々しさをもたらすので、ほんと飲みやすい濃さになるんですよね。濡れた酸味もキュンキュンしてないんだけれども、しっかりと濃厚な果実味を引き締めてくれる。渋味もとても質が高いですね。初日よりも断然、二日目にこのワインの良さが出てきました。

三日目もヴィノムXLのピノ型です。四日目めで引っ張る予定です。二日目にも増して香りの開き方がエグいですね。しかし、グラスに鼻を近づけても濃厚‥という香りではないんですよ。純度の高い果実香を中心とした、複雑な香りはあくまでも上品に開いています。口に含みますと‥とても質の高い渋味があり、非常にスタイリッシュなんですね。この三日目はアルコール感もまとまってきましたね。14,5度はすっかり馴染みました。バランスもいいしねーこれはうまいわ。

四日目もヴィノムXLのピノ型です。四日目まで引っ張ろうという気にさせるワインなわけで‥。いやあ四日目も開きまくってますね。華やかな開き、飲み口は輪郭からしっとりしてきました。まるで鼻セレブ的だなあ。三日目よりさらに奥へ、深みへ‥。ほろほろっと茶葉の苦味と渋味、フルーツも余韻に向けて整列している感覚。いいですね。できれば、二日目、三日目あたりはぜひ飲んで欲しいですが、すでにおいしいのは、しっかりと蔵元で熟成させてからリリースされるリゼルヴァならではではないでしょうか。終売セールとはいえ、万斬りが精一杯ですがこれは非常にコスパが高いと言わざるを得ません。

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