Langhe Bianco 2021 Malvira'
| ||||||||||||
ランゲ・ビアンコ 2021 マルヴィラ
《イタリア/ピエモンテ/白/アルネイス97%、ファヴォリータ3%/辛口》
アルバの北にあるのがロエロ地区。ピエモンテにおけるネッビオーロの有名産地は、バローロやバルバレスコとなりますが、それを猛追するようにこのロエロや、ガッティナーラが、ゲンメやカレーマもあるし日本市場でもネッビオーロは層が厚くなってきましたし、そのアルネイスからなる白もイタリアの白ワインの中でも定番になりました。ロエロ地区の中でもカナーレ村にあるのがこのマルヴィラ。ロエロ地区におけるブドウ栽培は1600年代から始まっていた歴史を持ちます。ロエロの土着白品種であるアルネイスに至っては1478年には文献に登場するそうな。
1950年にジュゼッペ・ダモンテ氏が興したマルヴィラは、今やロエロ地区のトップ生産者のひとつ。ロベルト(醸造)とマッシモ(栽培)兄弟が取り仕切り、ロエロ地区らしいネッビオーロの表現、個性の具現化に努めています。アルバの醸造学校で学んだロベルトの息子であるジャコモも加わり第三世代に突入したようですね。法改正もありクリュのロエロ・ロッソや、ロエロ・アルネイスはリゼルヴァに、どうやら最近はバローロもリリースしている模様。
今回は、マルヴィラの白ワインの中でも品種名を名乗らない唯一の混醸となるランゲ・ビアンコのご紹介。ビンテージによってセパージュは変更になるようですが、基本はアルネイス、そこにソーヴィニョンブラン(2021年は混醸されず)と、ファヴォリータ(ピエモンテにおけるヴェルメンティーノ)が混醸されます。
飲んでみました。
グラス内側は少しぷちぷちのあるフレッシュさ。基本アルネイスな果実の香味で、柑橘系の果汁や、皮の苦味がとても良い。華やかなフラワリーさもあるがクドくないのもいい。13度も適切で、これが12.5度だと物足りなく、ただのサッパリワインに終始していたかもしれません。香味良く開いていて、果実の甘味はあるが、しっかりと苦味もありドライな飲み口は、まさにイタリアの城らしい。新鮮な野菜や、白身魚やホタテのカルパッチョなんかもいいかもしれない。なんならKFCのコールスローをつまみに飲むのも一考。シャキっとした果実味なんだけれども、絶妙な13度が、隠れボリュームと、旨味のヒントを演出してるんですよね。ショボくないサッパリ系ではありますが、中の上のもうひとつ上あたりというポジションがこれまた絶妙。無意識にヴィーノ・ビアンコを楽しむこともできるし、意識を向ければ、あらヤダ、実はとっても奥深いやんか‥と思えるワインに仕上がってます。ひと昔前は、このワインのようなエントリークラスは、ビニールっぽかったりしたものですが、昨今はそんあこと皆無ですうね。お値段以上です。あ、ちなみに、コルクは5cmディアムの(10)だったりします。
TOPに戻る | ![]() |
イタリアワイン通販 nishino yoshitaka +plus
大きな地図で見る |
[運営] 株式会社ニシノ酒店(会社概要詳細)
[住所] 544-0032 大阪府大阪市生野区中川西2-12-4 [電話] 06-6731-7406(実店舗専用) [電話] 090-1899-4351(ネットショップ専用) こちらに掲載の商品に関しましては、上記携帯電話までお問い合わせ下さい。 [URL] http://www.nishino-yoshitaka.com/ [MAIL]nishino@nishino-yoshitaka.com [MAIL]ypsilon@bk2.so-net.ne.jp |
365日24時間ご注文受付。平均24時間(最長48時間)以内に正式な受注確認メールを配信いたします。毎週月曜日は定休日となっております。日曜の夕方から月曜日にご注文、お問い合わせの場合は、火曜日以降のご連絡となります。 | |
お買い物全般に関することで何か疑問がございましたら、まずは[総合案内所]をご確認下さいませ。様々なご質問に対する回答を掲載しております。 | |
|会社概要|プライバシーポリシー|特定商取引法|送料|決済方法|サイトマップ|お問い合わせ| |
TOPに戻る | ![]() |