Rosso dei Notri 2020 Tua Rita

トスカーナ州の赤 > Tua Rita

更新履歴 2022/11/24
販売価格

2,280円(税込)

在庫数 SOLD OUT

ロッソ・ディ・ノートリ 2020 トゥア・リタ
《イタリア/トスカーナ/赤/カベルネソーヴィニョン30%、メルロ30%、シラー20%、サンジョヴェーゼ10%、/フルボディ》

ヴィルジリオとリータ夫妻がトスカーナ州のスヴェレートの地に畑を購入したのは1984年のこと。1988年に植樹し、1992年に初めて瓶詰めしたワインから僅か6ビンテージ目の1997年のレディガッフィがワインスペクテイター誌で100点を獲得します(後にワイン・アドヴォケイト誌で2000年のレディガッフィが100点を獲得します)。

ヴィルジリオ・ビスティ氏は世界的な評価に驕ることなく、元々は趣味で始めたブドウ栽培を世界レベルのワイン醸造に高めます。1984年、彼が42歳、ヴェルジリオの故郷からほど近いスヴェレートのその地には、少しのブドウとオリーブ、麦が栽培されていた土地でした。ティレニア海沿岸に近く、痩せた土壌は赤い色をしていました。当時は、ワインを醸造する生産者はおろか、野菜農家も手を出さなかったような土地だったようですね。しかし畑には鉄分やマグネシウム、微量必須元素が含まれていることも後々判ることとなり、特別なワインを生む土地となります。

元々はゲーム機器の販売を行っていたヴェルジリオは、その仕事の傍ら週末はスヴェレートでブドウ栽培を始めます。最初に着手したブドウ品種はやはりサンジョヴェーゼとトレッビアーノだったとか。思った以上の成果を実感したヴェルジリオはワインの勉強のためにボルドーを幾度となく訪問、1988年に1,5haの畑にカベルネソーヴィニョンとメルロを植えます。

1989年には当時28歳という若さながらメキメキと頭角を現し始めたルカ・ダッドーマをエノロゴに迎え入れます(1997年まで)。1992年にはトゥア・リタ初めてのワインとなるジュスト・ディ・ノートリ1992年をリリースします。その後、一部出来の良かったメルロを実験的にバリック二つ分のみ単一品種で詰め始めたのがレディガッフィ。1994年ビンテージが実験的に造られました。1998年からはルカ・ダッドーマからステファノ・キオッチョリにエノロゴが変更になりますが、2016年度版からヴェロネッリに掲載されているトゥア・リタの情報では、エノロゴはルカ・ダッドーマとなっています。またルカ・ダッドーマに戻った理由は大人の事情で触れてはイケナイコトのようです。

スヴェレートという新天地で国際品種をモダンな製法(語弊あり)で成功したトゥア・リタですが、実はその秘訣は機械の手を介さずに行われる畑の手入れ。植樹率はhaあたり8,000本から9,000本た高い密植率の畑を、ひとりあたり約2haを徹底的に管理しています(畑の管理は15名から18名で行っているそうです。

また、ティレニア海沿岸部に近いスヴェレートの特異稀なミクロクリマも、トゥア・リタの個性を生みます。ボルゲリよりもさらに南、緯度的にはそのまま内陸(東)に向かえばモンタルチーノあたりでしょうか。マレンマ地区の中では北部となります。

現在は妻、リータ・トゥアが(名義的には)当主となるようですが、娘婿のステファノ・フラスコッラ氏が実質的な当主でエノロゴを兼任しワインを造り続けています。

2000年が初ビンテージとなるトゥア・リタの最もスタンダードな混醸の赤がこのロッソ・ディ・ノートリ。ペルラート・デル・ボスコ・ロッソは2001年までと、2011年からはサンジョヴェーゼ100%で醸されており、途中の9年間は国際品種が混醸されていました。このロッソ・ディ・ノートリは「レディガッフィ」のメルロ「シラー」のシラー、「ジュスト・ディ・ノートリ」のカベルネソーヴニョン、「ペルラート・デル・ボスコ・ロッソ」のサンジョヴェーゼ、それぞれのセカンド・キュベをブレンドして醸される共通セカンドとなります。よって、品種構成はビンテージによって若干の変更があるようですね。

醸造は、ステンレスタンクでのアルコール発酵後、マロラクティック発酵が施され、一部樫樽で6ヶ月熟成させたものと、ステンレスタンクで熟成させたものをブレンドしています。

TOPに戻る TOPに戻る

イタリアワイン通販 nishino yoshitaka +plus


大きな地図で見る
[運営] 株式会社ニシノ酒店会社概要詳細
[住所] 544-0032 大阪府大阪市生野区中川西2-12-4
[電話] 06-6731-7406(実店舗専用)
[電話] 090-1899-4351(ネットショップ専用)
 こちらに掲載の商品に関しましては、上記携帯電話までお問い合わせ下さい。
[URL] http://www.nishino-yoshitaka.com/
[MAIL]nishino@nishino-yoshitaka.com
[MAIL]ypsilon@bk2.so-net.ne.jp
365日24時間ご注文受付。平均24時間(最長48時間)以内に正式な受注確認メールを配信いたします。毎週月曜日は定休日となっております。日曜の夕方から月曜日にご注文、お問い合わせの場合は、火曜日以降のご連絡となります。
お買い物全般に関することで何か疑問がございましたら、まずは[総合案内所]をご確認下さいませ。様々なご質問に対する回答を掲載しております。
会社概要プライバシーポリシー特定商取引法送料決済方法サイトマップお問い合わせ

TOPに戻る TOPに戻る

Members:にしの組

ログイン ログイン
ご購入時に会員登録された場合、登録したメールアドレスとパスワードにてログインが可能です。(パスワードをお忘れのお客様→パスワード再設定
はじめてのお客様は 新規会員登録をお薦めいたします。会員登録いただきますとログインが可能となり、会員限定商品の購入が可能となります。

Profile:にしのよしたか

にしのよしたか
西野 嘉高(1970年4月22日:A型)
イタリアワインに関することは、お気軽にお問い合わせ下さいませ。
ライン
campany 株式会社ニシノ酒店
(会社概要・実店舗所在地地図)
campany イベントスケジュール
定休日・臨時休業日・西野嘉高のスケジュールや、ワイン会などのイベントスケジュールの確認はこちら。
faq サイトマップ
メール お問い合わせ
モバイル 090-1899-4351(西野嘉高直通)
カフェ "極主観的イタリアワインブログ"(新ブログ)
"Buona Scelta!"(旧ブログ)

Cart:お買い物かご確認

カート お買い物かご確認

Category:商品一覧

TOPに戻る TOPに戻る

新着イタリアワイン情報

FAQ:総合案内所

faq お買い物全般に関するご利用ガイド

送料や決済方法の他、お買い物に関する情報、よくある質問に対する回答をまとめました。何か疑問に思ったら、まずはこちらをご覧下さい。
ライン
caution ワインをお求めのお客様への情報

ワインをお求めのお客様に、ワインならではの品質管理などの情報などをまとめました。ワインをご購入のお客様はご一読下さいませ。
ライン
会社概要 特定商取引法に基づく表記:返品
会社概要 プライバシーポリシー
モバイル 携帯電話からもご注文可能です。
qrコード
カメラ メディア掲載履歴

株式会社ニシノ酒店がメディアに紹介された掲載履歴をご紹介。取材依頼なメディア様もご一読下さいね。

イタリアワイン啓蒙活動

カメラ イタリアワイン会履歴

不定期ながらイタリアワインの啓蒙活動を兼ねたワイン会を開催しております。ワイン会の参加者募集はメルマガにてご案内しております。
ライン
ペン イタリアワイン教室|Vino Labo

比較試飲(人体実験)を通して、イタリアワインをより深く経験するワイン教室です。実験教室の被験者募集はメルマガにてご案内しております。
ライン
用語集 イタリアワイン用語辞典

イタリアワインを飲んで感じたことを表現・比喩するための、"使わないかもしれない" "使わなくてもいい"独断と偏見に満ち溢れた極主観的用語辞典です。
ライン
リンク イタリアワイン数珠繋ぎ

イタリアワイン情報サイトや、お客様のブログと繋がるリンク集です。

その他..

フィード RSS フィード ATOM


TOPに戻る TOPに戻る