Langhe Nebbiolo Conteisa 1996 Gaja
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ランゲ・ネッビオーロ・コンテイザ 1996 ガヤ
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ92%、バルベーラ8%/フルボディ》
現在ガヤがリリースする「バローロ・ダグロミス」は、ガヤが所有する単一畑である「コンテイザ」を生むラ・モッラと、「スペルス」を生むセッラルンガのふたつの村、畑の個性を混醸した作品。1995年に買収したラ・モッラのグロミスが所有するバローロ村と跨るチェレクイオの畑10haのうち、4haをガヤが「コンテイザ」と命名し別クリュの扱いとなっています。1997年までは「バローロ・コンテイザ・チェレクイオ」の名前でしたが、1998年からは「バローロ」のみの表記に。2001年からは「バローロ・ダ・グロミス」となります。ダグロミスは雉が描かれたあくまでもセカンドラインですが、ガヤらしい白地に黒帯なラベルのファーストラインのバローロ(2013年ビンテージからバローロを再度名乗ることに)は二種類。このラ・モッラ地区のチェレクイオに内包される「コンテイザ」と、セッラルンガ・ダルバ地区の「スペルス」となります。
コンテイザは前述の通り、一般にはチェレクイオと呼ばれているクリュで、ガヤが所有する10haの内、4haをコンテイザと命名しています(登録商標あり)。チェレクイオはバローロ村とも跨っていますが、ガヤが所有するのはラ・モッラ側。北はブルナテ、西はラ・セッラ、南はカーゼ・ネレに囲まれたクリュとなります。チェレクイオがバローロ村を跨っていることで、その所有権を回りバローロとラ・モッラで紛争したことが由来となり「コンテイザ」とは紛争をいい身するそうです。ファーストビンテージはガヤが買収した翌年の1996年となりますが、1996年からバローロは名乗らずランゲ・ネッビオーロDOCを名乗っていましたが、2013年にようやくバローロを名乗ることになります。
では、なぜバローロを名乗らなかった時代があったかの話は諸説ありますが、そもそも、バローロはネッビオーロ100%ではなく、バルベーラなんかも混醸してたりしたでしょ‥はガヤの主張で、公式なセパージュ比率かどうかは不明ですが、このコンテイザもネッビオーロ92%、バルベーラ8%という情報がほとんどですね。混ざっちゃったとするか、混ぜてるとするか、まあ、色々あるんでしょうね。ではランゲ・ネッビオーロDOCとなりまして、ラベルにネッビオーロが明記されていますが、これは、他のDOC銘柄と同様に一定量構成比率を上回ればその品種名を名乗ってもいいとするDOC法があるからですね。ランゲのDOC法の場合は特定品種が85%以上なら品種名を表示してもいいということになります。ここらへんは矛盾してますけどね。ということ2013年からはバローロDOCGを名乗ることになりましたので、バルベーラの混醸をやめたか、やめたことにしたのか、どっちかだと思われます。アンジェロもほぼ勇退し、ガヤガヤさんの時代になりましたので、そういうのもあるんじゃないかなと勝手に想像しております。
テクニカル情報も公式な情報もありませんが、おおよそ収穫されたブドウはステンレスタンクで約三週間のマセラシオンとアルコール発酵。バリックで12ヶ月の樽熟成の後、大樽で12ヶ月の熟成後瓶詰めということでよろしくお願いいたします。
さて‥状態は、ガヤらしい白黒パンダラベル。白地部分に擦れや汚れ、黒字の部分に白ハゲもいくつかありますが、この時代の白黒ラベルはまだ紙質がコーティングっぽいのじゃない時代なので経年相応かな。酷いラベルはありませんのでご安心を。真っ黒なキャップシールはトップ部分角に少しの銀ハゲはありますが、とてもよい状態です。すべてのボトルでくるくると回りますし、液面も経年相応、まあ、これも6cmコルクのはずですし液漏れはないはずです。逆にガヤで液漏れは見た事がないかも。液色は深いですねえ。もちろんクリア。瓶底の凹み外周には澱が沈澱しておりますが、一部右往左往する澱もありますが、比較的おおまかに連鎖した澱で、細かな澱が舞うタイプでもありませんし、基本沈む澱ですので、取扱いはイージーなはずです。状態は問題ないですね。現行は2015年か、2016年になりますかね。となると、20年の追熟成。もちろんまだまだ熟成は可能ですが、飲み始めても問題のない頃合い。この1996年から大人の事情ランゲ・ネッビオーロに格下げした記念すべき(?)ビンテージ、もちろん、ビンテージ評価も優良年ですね。ちなみに、正規輸入元さんが1996年、扱ってました‥。お値段は88,000円税込とのこと。ちなみに表記のアルコール度数は13,5度となります。
■ワイン・アドヴォケイト/93-95点(R.P.)←珍しくパーカーポイントです!(1999年8月)
The opaque purple-colored 1996 Barolo Conteisa reveals a sweet, ripe nose with an element of sur-maturite given its over-ripe cassis, melted road tar, licorice, and spice-scented bouquet. It exhibits a voluptuous texture, layers of concentrated fruit, and full body. Its tannin is largely concealed by the wine's glycerin, alcohol, and extract.
■ヴィノス/94点(A.G.)←2017年に古酒としてアントニオ・ガッローニが評価
The 1996 Conteisa shows the darker, more masculine side of its personality. Sweet black cherry, tobacco, dried herbs, menthol, licorice and pine infuse this deeply expressive, layered wine. In many vintages, Conteisa leans towards the more delicate side of things, but not in 1996.
■ワインスペクテイター/93点(J.S.)←ジェームス・サックリング時代
Gorgeous, pure Nebbiolo. Wonderfully aromatic with floral, plum and licorice. Full-bodied, with polished, silky tannins and a long, long, fruity finish. Better than many Barolos.
■ジャンシス・ロビンソン/17,5/20点(J.R.)
Still mid blackish ruby. Still quite dry and tarry with masses of acidity in evidence. Sweet fruit with a hint of balsam and still intriguingly concentrated and youthful.
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