Luigi Coppo Brut ALta Lunga 2018 Coppo

イタリアのスパークリングワイン

更新履歴 2022/06/14
販売価格

3,980円(税込)

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ルイジ・コッポ・アルタ・ランガ・ブリュット 2018 コッポ
《イタリア/ピエモンテ/白/泡/ピノ・ネロ/辛口》

もちろんコッポ社と聞けば、ハスタエプロジェクトにも参画してるバルベーラ・ダスティの生産者としても有名ですが、アスティ県はカネッリに1892年に創業当時は、アスティ・スプマンテや、イタリアにおけるメトード・クラッシコ発祥の地らしくスプマンテや品種ならモスカートの生産の方が盛んだったようです。創業者であるピエロ・コッポから引き継いだルイジ・コッポはメトード・クラッシコウ(シャンパン製法)によるスプマンテの生産にも積極的。バルベーラであれば、ポモロッソが有名ですね。しかし、公式サイトには、そんな赤ワインよりも、スプマンテの方が積極的にアピールされているように見えるのですが、これも時代の流れでしょうか(もちろん、ベルタで醸造されたグラッパもありますよ)。

現在メトード・クラッシコ製法によるスプマンテを四種類生産しています。最上位はピノネロ80%とシャルドネ20%のリゼルヴァ、95%シャルドネと5%のピノネロからなるロゼ、ルイジ・コッポを名乗るパ・ドセと、この一番スタンダードなスプマンテはピノネロ100%となります。

実はこのスプマンテ、以前にも扱っており(最後は2014年のようです)、当時はNV(ノンビンテージ)、しかも、ブドウはブルーノ・ジャコーザ同様、オルトレポ・パヴェーゼ(ロンバルディア州)産のピノネロで醸されていました。2011年にアルタ・ランガDOGの設立とともに、ピエモンテ産のピノネロに切り替え、DOCGを名乗ることになったようです。

標高270mから450m、東から西向きの丘は、粘土質の泥灰土と白亜室の海洋性堆積を含む岩石土が主体。2018年の8月に最も健全なブドウを手詰みで収穫。ソフトプレスされたモストは温度管理されたステンレスタンクでアルコール発酵とマロラクティック発酵が施されます。瓶内二次発酵は30ヶ月、ルミアージュは手作業だそうです。

■DOCG法のおさらい

ALTA LANGA(アルタ・ランガ)は2011年に制定されたDOCG。クオーネ県、アスティ県、アレッサンドリア県で、ピノネロまたはシャルドネ90%から100%、その他の品種は10%までの規定。スプマンテの白またはロゼの辛口となり、瓶内二次発酵での醸造が規定されています。

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

コッポのトレードマークは樽の上に乗った天使ちゃんだったような気がするのですが、このスプマンテは天使ちゃんがスプマンテのコルクを抜いてるエチケッタになっています。コルクはディアムではありませんが、ディアムっぽい圧縮コルク、ミュズレもしっかりデザインされていますね。冷蔵庫キンキン温度、グラスはヴィノムのキャンティ型、表記のアルコール度数は12度となります。温度は9,2度。色はブラン・ド・ノワール的なシルバーがさすレモンイエロー。シャルドネではありませんので、そう黄色味が濃いわけではありません。ガスはしっかりしてますね。キメも細やかそうですよ。ミネラルと、柑橘の香りが主体ですが、微かに桃の風味があるかな。イースト系はそれほど強くはありませんが、キウイ、メロンのヒントがありますね。

口に含みますと、ふくよかに果実の香味が広がり口の中を満たします。思ったよりも果実味もたっぷりありますが、ゲップを誘発するほどのガス量もしっかりとありますね。ガス質もきめ細やかで十分上質。ミネラルに金属的な感じは控えめで、やはりふくよかな張りを感じますね。うん、これはとてもおいしいです。熟れ切らないが、青リンゴではない赤リンゴの新鮮さ、全体的に甘味は控えめで、シャープな酸味とともに終始ドライな辛口。いわゆるアペリティフで飲むのもいいですが、これも結構、和食に合いそう。フリットではなく天ぷらもいいし、牡蠣や、つぶ貝、ホタテなんかを生で食べたり、火を入れたりもオリーブオイルまたはバター、でも最後に柑橘ならなおよし。公式サイトを見ると、モルタデッラとかもいいよ‥とありますが、なるほど。あのハムカツにしたらおいしいあのハムね(だからモルタデッラだよ)、うん、なんかわかる。あの塩気とも合いそうです。他に小イカのフリットにアンチョビ、蒸しエビかあ。腹減ってきたよ(おい)。

30ヶ月という瓶内二次発酵期間の長さを実感できるガスのきめ細やかさと溶け込み。でも、やっぱりシャンパーニュのような酸味ではなく、果実味もしっかりと感じるので、フランチャコルタ好きには入りやすい。果実味もしっかりあるので、もっと氷などでギュンと冷やしてもいいかもしれません。

二日目も冷蔵庫キンキン温度。8度です。グラスはヴィノムのキャンティ型。シュボーンと勢いがありますね。グラスに注いだ感じのガスもOK。二日目はブラン・ド・ノワール的な少し金属的なミネラルを果実味に感じます。タンニンなどはほぼ感じませんが、シャルドネの風味はやっぱりない(当然だけど)。相変わらず果実味はしっかりしていますが、酸味とガスも豊富で心地よい喉越しもある。甘味がないわけではないが、しっかりと辛口ですね。

三日目はミネラルと柑橘、ブラン・ド・ノワール的なニュアンスもありますが、ガスや酸味が落ち着いてきて果実味しっかりの辛口になりました。やっぱりメトード・クラッシコはええね。ガスはもちろんだけれども、酸味とのバランスと持続性がとてもいい。シャルドネのブラン・ド・ブランも美味ですが、ピノネロ100%のブラン・ド・ノワール、これもいいですね。

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